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伊勢深蒸し茶で知られる松阪市飯南町の「深緑茶房」本店 [深緑茶房]

三重県は、お茶の栽培面積と荒茶生産量が、静岡県、鹿児島県に次いで全国3位です(※1)。三重県で生産されたお茶は「伊勢茶」(※2)と総称されており、四日市市、鈴鹿市、亀山市、松阪市(旧飯南町・旧飯高町)、大台町、度会町などがお茶の生産地として知られています。

(※1)【参考】農林水産省作成「茶をめぐる情勢(令和元年11月)」の「1.我が国におけるお茶生産の位置付け」を参照すると、2018年の調査で三重県は栽培面積と荒茶生産量が全国3位となっています。農林水産省ホームページの「お茶のページ」よりダウンロードできます。https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/cha/ocha.html


(※2)三重県茶業会議所ホームページの「伊勢茶とは」を参照すると、伊勢茶は次の通り定義されています。(「伊勢茶」の定義):三重県で生産されるお茶の総称であり、三重県産100%の緑茶です。2007年4月13日付けで特許庁の地域団体商標(地域ブランド)に「伊勢茶」が商標登録されました。


「伊勢茶」といっても、南北に長い三重県の北勢地域と南勢地域では気候などが違うので、生産されている緑茶も地域によって違います。四日市市、鈴鹿市などの北勢地域ではかぶせ茶が多く、松阪市飯南町・飯高町などの南勢地域では深蒸し煎茶が多く、大台町、度会町で普通煎茶が多く生産されています。

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~ 伊勢深蒸し茶の産地として知られる松阪市飯南町粥見の国道166号線沿いにある「深緑茶房」本店の看板。

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~ 三重県立飯南高等学校の東側に広がる茶畑。正面に見える山は烏岳。

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~ 今年2020年は茶の新芽の成長が早く、例年よりも早い新茶(一番茶)の摘採となりそうです。



さて、「深緑茶房」本店は、茶栽培から製茶(一次加工・仕上げ加工)、販売までを一貫協業経営で手掛けている農業生産法人の有限会社深緑茶房が直営する日本茶カフェが併設された店舗です。

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~ 「深緑茶房」本店(三重県松阪市飯南町粥見4209-2)。

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~ 「深緑茶房」本店に併設された日本茶カフェのカウンター席。

日本茶カフェのカウンター席で、伊勢深蒸し茶「深緑」と桜餅をいただきました。

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