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揚輝荘北園の茶室「三賞亭」で煎茶道薫風流による「弘法茶会」 [揚輝荘]

名古屋・覚王山にある揚輝荘北園の茶室「三賞亭」(煎茶の茶室)は、松坂屋創業家・伊藤次郎左衛門家の茶屋町本家から1918年(大正7年)に移築された楊輝荘で最初の建造物です。

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~ 揚輝荘北園の正門の左側の門柱。

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~ 揚輝荘北園の中の島にかかる擬木橋より池畔に建つ茶室「三賞亭」(煎茶の茶室)を見る。

この煎茶室において「揚輝荘春のお茶会(2019年)」が、4月と5月の日曜日を中心に10回開かれます。


小さな暖簾の奥で 御粽司・川端道喜とわたし

小さな暖簾の奥で 御粽司・川端道喜とわたし

  • 作者: 知嘉子, 川端
  • 出版社/メーカー: 淡交社
  • 発売日: 2019/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


さて、2019年4月21日(日曜日)の午前10時頃、「揚輝荘春のお茶会(2019年)」の中で唯一の煎茶会「弘法茶会」(煎茶道薫風流加藤景友社中)に参席しました。

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~ 茶室「三賞亭」の窓から白雲橋が見えます。

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~ 薫風流の佐藤さんによるお点前。

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~ 鹿児島県の屋久島新茶の一煎だし。

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~ お菓子は、梅屋光孝「藤浪」。

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☆ 「揚輝荘春のお茶会(2019年)」(煎茶道薫風流による「弘法茶会」)
  (揚輝荘北園茶室「三賞亭」、名古屋市千種区法王町2-5-21)

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「揚輝荘」に残る松坂屋の商標「いとう丸」 [揚輝荘]

名古屋・覚王山(かくおうざん)にある「揚輝荘(ようきそう)」は大正から昭和初期にかけて、株式会社松坂屋初代社長の15代伊藤次郎左衛門佑民(すけたみ)さんによって構築された別邸です。

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~ 北園の入口に移築された「揚輝荘」の旧正門、表記が「揚煇荘」となっています。

「揚輝荘」は現在、南園(約2,700㎡)と北園(約6,500㎡)に分かれていますが、最盛時には約33,000㎡の敷地に移築・新築された建造物が30数棟があったそうです。

現在残っている建造物は、南園の「聴松閣(ちょうしょうかく)」、「揚輝荘座敷」、北園の「伴華楼(ばんがろう)」、「三賞亭」などです。

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~ 「揚輝荘」南園にある一般公開されている「聴松閣」は迎賓館だった建物です。観覧料一般/高・大学生300円など。

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~ 「揚輝荘」北園にある茶室付和室「伴華楼」、毎週水・土曜日に行われている事前予約制ガイド付き建物見学で内部の見学ができます。

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~ 茶室「三賞亭」は1918年(大正7年)に茶屋町(現在の丸の内二丁目)の伊藤次郎左衛門家本宅から移築された「揚輝荘」で最初の建物で、現在は毎年春と秋に「揚輝荘茶会」が開かれています。

老舗百貨店の接客法―松坂屋の史料が語る店員の“心得”

老舗百貨店の接客法―松坂屋の史料が語る店員の“心得”

  • 作者: 智樹, 末田
  • 出版社/メーカー: 風媒社
  • 発売日: 2019/04/01
  • メディア: 単行本


さて、2019年1月5日(土曜日)の午後0時55分頃に「揚輝荘」へ行ってきました。目的は、「揚輝荘」にある松坂屋の商標「いとう丸」を確認することです。

最初に確認したのは、南園から北園への連絡通路横に保存されている「いとう丸」です。

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~ 1930年(昭和5年)に旧いとう呉服店の一角(現在の本町通・京町通交差点の北西角)に竣工した伊藤銀行の正面に飾られていたものだそうです。

松坂屋ホームページに載っている「商標について」を参照すると、商標「いとう丸」は;
松坂屋の前身である いとう呉服店の「いとう」を形にしたもので、井桁が伊、中央のくずし字が藤を表しています。

そうです。

次に「いとう丸」を確認できたのは、「聴松閣」1階の喫茶室(旧食堂)の入口前に展示されていた茶釜です。

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~ 明治時代に来店者への呈茶のために使われていた茶釜だそうです。

北園にある「伴華楼」1階に、「いとう丸」の暖簾が展示されていました。

s_190105揚輝荘15、暖簾(いとう丸).JPG
~ 松坂屋京都店で使われていた暖簾。

前出の「商標について」を参照すると、商標「いとう丸」は1611年(慶長16年)の開業直後から暖簾や看板に使用していたものと思われるそうです。

☆ 「揚輝荘」
 (南園:名古屋市千種区法王町2-5-17 )
 (北園:名古屋市千種区法王町2-5-21)

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揚輝荘北園の茶室「三賞亭」で「紅葉を楽しむ茶会」(裏千家 荒木宗鈴社中) [揚輝荘]

名古屋・覚王山にある「揚輝荘」北園に、松坂屋創業家・伊藤次郎左衛門家の茶屋町本家から1918年(大正7年)に移築された茶室「三賞亭」があります。

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~ 「揚輝荘」北園の池畔に建つ茶室「三賞亭」。

この茶室において「揚輝荘秋のお茶会(2018年)」が、10月と11月の日曜日を中心に10回開かれました。

茶湯一会集 (現代語でさらりと読む茶の古典)

茶湯一会集 (現代語でさらりと読む茶の古典)

  • 作者: 紘一, 筒井
  • 出版社/メーカー: 淡交社
  • 発売日: 2017/07/12
  • メディア: 単行本


さて、2018年11月25日(日曜日)の午前9時50分頃、「揚輝荘秋のお茶会(2018年)」の最後を飾る「紅葉を楽しむ茶会」(裏千家 荒木宗鈴社中)に参加しました。

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~ 軸は、旧・株式会社松坂屋の初代社長・伊藤次郎佐衛門佑民(すけたみ)さんの書。

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お菓子は、梅屋光孝の菓銘「唐錦」でした。

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☆ 「揚輝荘秋のお茶会(2018年)」(裏千家 荒木宗鈴社中)
  (「揚輝荘」北園茶室「三賞亭」、名古屋市千種区法王町2-5-21)
☆ 2018年11月25日(日曜日)午前9時50分頃利用

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「揚輝荘春のお茶会(2018年)」@揚輝荘北園茶室「三賞亭」 [揚輝荘]

名古屋・覚王山にある「揚輝荘」北園に、松坂屋創業家・伊藤次郎左衛門家の茶屋町本家から1918年(大正7年)に移築された茶室「三賞亭」(煎茶の茶室)があります。

s_180422茶室「三賞亭」、揚輝荘正門.JPG
~ 「揚輝荘」北園の正門の左側の門柱。

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~ 「揚輝荘」北園の中の島にかかる擬木橋より池畔に建つ茶室「三賞亭」(煎茶の茶室)を見る。

この煎茶室において「揚輝荘春のお茶会(2018年)」が、4月と5月の日曜日を中心に10回開かれます。


小さな暖簾の奥で 御粽司・川端道喜とわたし

小さな暖簾の奥で 御粽司・川端道喜とわたし

  • 作者: 知嘉子, 川端
  • 出版社/メーカー: 淡交社
  • 発売日: 2019/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


さて、2018年4月22日(日曜日)の午前10時頃、「揚輝荘春のお茶会(2018年)」の中で唯一の煎茶会(煎茶道薫風流加藤靖風社中)に参席しました。

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~ 茶掛は「薫風」、雪見障子・円窓越しに白雲橋が見えます。

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~ お点前の場。

s_180422茶室「三賞亭」⑨、煎茶道薫風流手前座.JPG
~ 薫風流の大森さんによるお点前。

急須で淹れる淹茶ではなく、蓋つきの茶碗に玉露茶葉を直接入れる碗茶(すすり茶)です。

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~ 升半「梅衣」(宇治玉露)、一煎目の茶葉の状態。飲むときは、蓋を少しずらしてすすり飲みします。

s_180422茶室「三賞亭」⑮、梅屋光孝「青嵐」.JPG
~ 和菓子は梅屋光孝「青嵐」。

♪ 「揚輝荘春のお茶会(2018年)」は、「名古屋 お茶会スタンプラリー2018春」の対象となるお茶会です。「名古屋 お茶会スタンプラリー2018春」に関する記事 → こちら


☆ 「揚輝荘春のお茶会(2018年)」(煎茶道薫風流による煎茶会)
  (「揚輝荘」北園茶室「三賞亭」、名古屋市千種区法王町2-5-21)
☆ 2018年4月22日(日曜日)午前10時頃利用

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「聴松閣」の定期セミナーに参加しました 〔講師:安田文吉さん〕 [揚輝荘]

名古屋・覚王山(かくおうざん)にある「揚輝荘」は大正から昭和初期にかけて、株式会社松坂屋初代社長の15代伊藤次郎左衛門佑民さんによって構築された別邸です。

「揚輝荘」南園にある「聴松閣(ちょうしょうかく)」は、迎賓館だった建物です。

161225揚輝荘南園②、聴松閣 (コピー).JPG
~ 「聴松閣」への入館は観覧料300円(一般/高校・大学生)が必要です。

「聴松閣」では2017年3月31日(金曜日)まで、第15回企画展「聴松閣 再発見」が開かれています。

161225揚輝荘南園⑩、企画展「揚輝荘 再発見」 (コピー).JPG
~ 「聴松閣探検マップ」。

161225揚輝荘南園④、喫茶べんがら (コピー).JPG
~ 1階の喫茶べんがら。

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~ 2階。

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~ 地階。

ひだ・みの 地芝居の魅力

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  • 出版社/メーカー: 岐阜新聞社
  • 発売日: 2021/12/08
  • メディア: 単行本



さて、12月25日(日曜日)の午後0時40分頃に「聴松閣」へ行ってきました。

161225揚輝荘南園③、聴松閣玄関 (コピー).JPG
~ 「聴松閣」の玄関。

午後1時30分から「聴松閣」地階の多目的室において、2016年12月度の定期セミナーに参加するためです。

161225揚輝荘南園⑦、定期セミナーの案内 (コピー).JPG
~ 「聴松閣」の玄関前にあった案内板。

・ 演題 : 名古屋飲食夜話(おんじきやわ)パートⅡ
     ~残したい 伝えたい 尾張名古屋の人と暮らし」続~
・ 講師 : 安田文吉さん(東海学園大学人文学部教授・南山大学名誉教授)

161225揚輝荘南園⑧、多目的ホール (コピー).JPG
~ 開演前のセミナー会場の多目的室。

名古屋生まれ名古屋育ちの安田文吉さんから、愛知県、名古屋市などが今、PRしている「なごやめし」ではなく

 ・クドには荒神ボキ(箒)
 ・冬の活力七草粥
 ・踊初めはお汁粉 むず痒い
 ・初ゑびすには鮒
 ・今年しゃ酉年
 ・海鼠 海鼠腸
 ・助六寿司は名古屋発

などについての話がありました。

☆ 「聴松閣(ちょうしょうかく)」地階多目的室
  (名古屋市千種区法王町2-5-17 「揚輝荘(ようきそう)」)
☆ 2016年12月25日(日曜日)午後0時40分~2時40分頃利用

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