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本居宣長「菅笠日記」10日目行程にある茶山などを訪ねました。 [伊勢茶]

三重県津市美杉町川上にある茶園(廃棄茶園、山茶園跡なども含む)を訪ねた後、伊勢本街道の奥津宿(津市美杉町奥津)、北畠神社(津市美杉町上多気)などを経由して、三重県道29号線(松阪青山線)の清水峠を越えて、松阪市嬉野小原町へと入りました。

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〜 伊勢本街道「奥津宿」にある、自家焙煎スペシャルコーヒーと自家製パンのカフェ「葉流乃音(はるのん)」(三重県津市美杉町奥津1753)。

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〜 茶畑を見ながらカフェ「葉流乃音」でひと休み。

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〜 清水峠の津市美杉町側にある茶藪(自生している茶が藪状態になっている)。


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それでは、松阪市で訪ねた茶園(廃棄茶園、山茶園跡なども含む)の一部の写真をご覧ください。

1.伊勢山上飯福田寺(松阪市飯福田町273)

200522茶山調査「菅笠日記10日目行程」01、飯福田寺.JPG
〜 「飯福田寺(いぶたじ)」の山門。「飯福田寺」は大宝元年(701年)、役小角(えんのおづぬ)により開創された霊場だそうです。

200522茶山調査「菅笠日記10日目行程」02、飯福田寺.JPG

200522茶山調査「菅笠日記10日目行程」03、飯福田寺茶園.JPG
〜 飯福田川の反対岸に境内茶園が見えます。

2.道標「貝坂峠-国学者 本居宣長旅の道」(「菅笠日記」道)

200522茶山調査「菅笠日記10日目行程」04、貝坂峠道標.JPG
〜 茶園ではありませんが、本居宣長(1730~1801)が43歳の明和9年(1772年)3月5日から14日までの10日間、吉野・飛鳥を旅した時の帰路に通った道です。

200522茶山調査「菅笠日記10日目行程」05、貝坂峠道標.JPG

3.堀坂峠付近に残る石積み山茶園跡(松阪市与原町)。

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〜 かつての山茶園に植林した後、自生した茶株が見えます。

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(茶山調査20200522、江戸時代の銘柄茶だった「川俣茶」を探せ!)

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「川上茶」の産地、三重県津市美杉町川上を訪ねました。 [伊勢茶]

「川上茶」の産地、三重県津市美杉町川上にある茶園(廃棄茶園、山茶園跡なども含む)を訪ねました。

津市が公表している住民基本台帳人口(2020年4月30日現在)を参照すると、美杉町の人口は4,089人、美杉町川上地区は197人です。ちなみに津市の総人口は277,066人です。

津市美杉町の津市と合併するまでの歴史は次の通りです。

・1989年(明治22年)
 町村制の施行により奥津村と川上村の区域をもって八幡村が発足。
・1955年(昭和30年)
 竹原村、八知村、太郎生村、伊勢地村、多気村、下之川村と合併して美杉村が発足。
・2006年(平成18年)
 津市と合併し、津市美杉町となる。


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それでは、雲出川の上流域にある津市美杉町川上地区で訪ねた茶園の一部の写真をご覧ください。

1)川上山若宮八幡神社の境内茶園(三重県津市美杉町川上3498)

200522茶山調査「美杉町」08、川上山鳥居.JPG
〜 修験霊場として知られる川上山若宮八幡神社。

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〜 斜面にある茶園(茶山園)。

200522茶山調査「美杉町」12、茶園の石積み.JPG
〜 茶山園の石積み。

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〜 平坦地にある在来種の茶園(畝仕立て)。

2)津市美杉町川上(下黒田地区)

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〜 茶山園。

200522茶山調査「美杉町」15、川上小黒田地区(栽培放棄).JPG
〜 栽培放棄茶園。

3)津市美杉町川上(中野地区)

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〜 中野地区の遠景。手前の橋の下を流れる雲出川。

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〜 津市美杉町川上(中野地区)の茶園。

(茶山調査20200522、江戸時代の銘柄茶だった「川俣茶」を探せ!)

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「喫茶フォルム」へ行ってきました〔愛知県豊橋市の喫茶店〕 [喫茶店・カフェ・甘味処・酒蔵]

2020年5月21日(木曜日)の午前8時10分頃、愛知県豊橋市にある「喫茶フォルム」へ行ってきました。

200521喫茶フォルム01、外観.JPG

「喫茶フォルム」は、豊橋駅東口から歩いて5分ほどのところにある喫茶店です。

約5年ぶりに利用した「喫茶フォルム」でオーダーしたのは、ホットです。

200521喫茶フォルム02、ホット.JPG
~ モーニングサービス時間帯でホット(ホットコーヒー)をオーダーしたので、ゆで玉子とトーストが無料でつきます。

200521喫茶フォルム03、店内.JPG

マスターに聞くと、52年前のオープン当時のままだそうです。

☆ 「喫茶フォルム」(愛知県豊橋市松葉町2-20)

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本居宣長は、吉野、飛鳥への旅に「川上茶」を持参した [伊勢茶]

三重県松阪市生まれの日本古典研究家・本居宣長(1730~1801)が1794年(寛政6年)10月に御前講釈のために和歌山へ旅立ち、和歌山城の藩士たちへの挨拶回りの際に「川俣茶」(現在の松阪市飯南町・飯高町の櫛田川流域のお茶)をお土産として渡したことは、本居宣長が自ら記録した資料2点からわかっています。

♪ 参照:拙ブログ記事 ~江戸時代の銘柄茶「川俣茶」(三重県松阪市飯高町・飯南町の櫛田川流域のお茶)~


本居宣長は、この和歌山への旅のほか、43歳の時、明和9年(1772年)3月5日から14日までの10日間で吉野、飛鳥を旅した時にも「川上茶」(現在の雲出川上流の津市美杉町川上のお茶)を持参しています。

このことは、この吉野、飛鳥へ旅した時の日記「菅笠日記」(すががさのにっき)に書いてあります。


菅笠日記(上下巻・テキスト版)

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さて、本居宣長記念館ウェブサイトの「ようこそ宣長ワールドへ」を参照すると、「菅笠日記」の行程が載っています。

この吉野、飛鳥への旅の最終日(10日目)の3月14日、本居宣長一行は次の行程で石名原から松坂へ戻っています。

■明和9年(1772年)3月14日の行程
石な原→(宣長は駕篭)→飼坂→峠の茶店・休憩→多気→真善院・北畠の八幡社・庭園→里の事行う者の家・資料閲覧・食事→真善院の前→下多気→小川→柚原→伊福田寺→与原→堀坂峠→伊勢寺→松坂


200514茶山調査10(菅笠日記10日目逆行程)21、石名原.jpg
~ 津市美杉町石野原の伊勢本街道に残る常夜灯(弘化元年=1844年)。

津市美杉町石野原の隣が美杉町川上です。

200508茶山調査(美杉町川上・丹生俣)04、川上①.jpg
~ 津市美杉町川上の茶園。

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~ 下多気と小川(津市美杉町下多気と松阪市嬉野上小川町)の境にある白口峠の下多気側に建つ案内板「明和9年本居宣長がここを通る」。

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花フェスタ記念公園茶室「織部庵」へ行ってきました [茶室めぐり]

2020年5月18日(月曜日)の午前11時20分頃、岐阜県可児市(かにし)にある「花フェスタ記念公園」へ行ってきました。

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~ 「花フェスタ記念公園」西ゲート。

「花フェスタ記念公園」は、1995年(平成7年)に開催された花の博覧会「花フェスタ’95ぎふ」の会場を再整備し、1996年(平成8年)4月にオープンした広さ80.7haの岐阜県営都市公園で、世界最大級のバラ園、バラの歴史にふれる「花のミュージアム」、高さ45mの「花のタワー」、屋外イベントホール「プリンセスホール雅」などがある「バラと花のテーマパーク」です(参照:「花フェスタ記念公園」ウェブサイト)。

花フェスタ記念公園は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために今年2020年3月28日より閉園されていましたが、5月16日(土曜日)より開園されました(ただし、例年5月中旬から6月中旬まで開催される「春のバラまつり」関連のイベントは中止)。なお、同公園を訪れる場合、同公園ウェブサイトに載っている「新型コロナウイルス感染防止のための対応」を事前にご覧になることをお勧めします。


さて、「花フェスタ記念公園」の芦洞の池の畔に、茶室、数寄屋建築研究の第一人者として知られる中村昌生さん(1927~2018年)が設計した茶室「織部庵」があります。

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~ 茶室「織部庵」(広間棟・小間・立礼席棟)へのアプローチ。

200518花フェスタ記念公園茶室「織部庵」03、表門.JPG
~ 茶室「織部庵」の表門。

茶室「織部庵」の立礼席においては、お抹茶と和菓子を楽しむことができます。(営業期間と営業時間はウェブサイトで要チェック)。

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~ 正面に見えるのが立礼席棟。

200518花フェスタ記念公園茶室「織部庵」05、立礼席.JPG
~ 立礼席。

200518花フェスタ記念公園茶室「織部庵」08、駿河屋本店「薔薇」.JPG
~ 和菓子は菓銘「薔薇」でした。

立礼席の中央にあるケースには、瀬戸黒の技術で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定さえ加藤孝造さんの瀬戸黒茶盌、加工幸兵衛さんの「粉引茶垸」、加藤賢司さんの「トルコ青茶盌」などが展示されています。

200518花フェスタ記念公園茶室「織部庵」07.JPG

☆ 花フェスタ記念公園茶室「織部庵」
 (岐阜県可児市瀬田1584-1「花フェスタ記念公園」内)

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