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テーマ展「井伊家の茶の湯-伝来茶道具をめぐる10の物語-」、彦根城博物館で2019年11月24日(日)まで開催中 [彦根城博物館]

国宝・彦根城が建つ彦根山(金亀山)の麓にある彦根城博物館は1987年(昭和62年)2月11日、彦根市市政50周年を記念して開館したミュージアムで、その建物は彦根藩の政所であった表御殿を復元したものです。

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~ 彦根城の内堀にかかる表門橋を渡った付近より撮影、正面に見えるのが彦根城博物館の玄関。

彦根城博物館において2019年11月24日(日曜日)まで、

 テーマ展
井伊家の茶の湯 -伝来茶道具をめぐる10の物語-

が開催されています。

 ・会 期 :2019年10月25日(金曜日)~11月24日(日曜日)
 ・休館日 :会期中無休
 ・開館時間:午前8時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 ・観覧料 :一般500円(彦根城とのセットチケットもあります)
 ・アクセス:JR東海道本線・近江鉄道「彦根駅」より徒歩15分ほど

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~ テーマ展「井伊家の茶の湯-伝来茶道具をめぐる10の物語-」が行われている展示室1。





さて、2019年10月28日(月曜日)の午前11時55分頃、彦根城博物館へ行ってきました。

展示室1で行われているテーマ展「井伊家の茶の湯-伝来茶道具をめぐる10の物語-」においては、同館が所蔵する井伊家伝来の茶道具900点以上の中から井伊家二代直孝が徳川家康から拝領した大名物茶入、十三代直弼自作の楽焼などの名品が展示されています。

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〜 テーマ展「井伊家の茶の湯-伝来茶道具をめぐる10の物語-」が開かれている展示室1。

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〜 大名物 宮王肩衝茶入(中国・宋時代)。

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〜 井伊直弼作 楽焼橘紋向付(江戸時代後期)。

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〜 古銅弦月釣花生(江戸時代中〜後期)。

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〜 (右から左へ)湖東焼芦雁図水指・湖東焼翡翠図建水・湖東焼梅に小禽図杓立(関東大震災罹災品、鳴鳳絵付、江戸時代後期)。

テーマ展「井伊家の茶の湯」の会期中、展示室3において特集展示「井伊直弼の茶の湯」が同時開催されており、江戸時代後期の大名茶人として知られる十三代直弼が生涯を通じて追及した茶の湯の思想が自筆の茶書やゆかりの茶道具を通じて紹介されています。

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〜 井伊直弼筆 茶湯一会集(安政4年)。

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〜 井伊直弼筆 茶湯一会集(草稿)(江戸時代後期)。

なお、今回のテーマ展関連企画として、講座「10の物語でひもとく井伊家の茶の湯」(講師:同館学芸員 奥田晶子さん)が11月9日(土曜日)に開かれます。開催時間等の詳細につきましては、彦根城博物館ホームページをご覧ください。

☆ 「彦根城博物館」(滋賀県彦根市金亀町1番1号)

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