SSブログ

「西尾の抹茶めぐり2019秋」 [西尾の抹茶めぐり(愛知県西尾市)]

全国の茶農家・産地が品質を競う「第73回全国茶品評会」が2019年8月27日から30日までの4日間、愛知県西尾市の西尾コンベンションホールにおいて開催されました。

19府県の茶産地から7茶種8部門に合計920点が出品され、審査が行われた結果、てん茶(抹茶の原料)部門で愛知県西尾市の有限会社ヤマフジ製茶の稲垣宏紀さんが部門第1位の農林水産大臣賞を受賞しました。

てん茶部門の産地賞(団体)は、2位から6位を占めた京都府宇治市が第1位、愛知県西尾市が第2位、そして京都府城陽市が第3位という結果となっています。

「第73回全国茶品評会」入賞者の表彰式は、11月16日(土曜日)に西尾市文化会館において開催される「第73回全国お茶まつり愛知大会」の式典の一つとして行われます。

※参照:愛知県が2019年9月3日にホームページに掲載した「第73回全国茶品評会の審査結果」。

なお、愛知県西尾市・安城市で生産された茶葉を同地域においててん茶加工・仕上げ精製し、茶臼挽きした抹茶は「西尾の抹茶」と呼称され、地域団体商標(登録番号:第5204296号)と地理的表示(登録番号:第27号)の2つに登録されています。

s_191004西尾の抹茶めぐり09.JPG
~ 「西尾の抹茶」ののぼり旗がある西尾市上町稲荷山の稲荷山茶園公園。



さて、2019年10月4日(土曜日)、地域団体商標と地理的表示(GI)の2つに登録されている「西尾の抹茶」をキーワードに、西尾市上町にある被覆栽培茶園、抹茶メーカー、お茶にゆかりのある寺院などをめぐりました。

それでは、西尾市上町干地堀をスタート地点として、株式会社葵製茶本店、稲荷山茶園公園、紅樹院、實相寺などをめぐり、ゴール地点の株式会社あいや本社までの約3.2kmの「西尾の抹茶めぐり2019秋」で撮った写真の一部をご覧ください。

s_191004西尾の抹茶めぐり01.JPG
~ 「西尾の抹茶めぐり2019秋」のスタート地点(愛知県西尾市上町干地堀)、農道の両脇に棚式被覆栽培茶園があります。2019年10月4日午前11時40分頃撮影。

s_191004西尾の抹茶めぐり02.JPG
~ 上記写真の左側の茶園は手摘み茶園(摘採は一番茶のみ)です。

「西尾の抹茶」の主要な生産地の稲荷山へ向かう途中、葵製茶本店2階にある金・土・日のの週末限定カフェ「茶房AOI」を利用しました。ブログ記事は→こちら

s_191004葵製茶01.JPG
~ 葵製茶本店(西尾市上町上屋敷7)。

s_191004西尾の抹茶めぐり08.JPG
~ 稲荷山茶園公園(西尾市上町稲荷山)にある案内板。

s_191004西尾の抹茶めぐり10.JPG
~ 稲荷山茶園公園辺りには棚式被覆栽培茶園が広がっています。

稲荷山茶園公園から向かったのは、茶祖の寺と呼ばれている「紅樹院」です。

s_191004西尾の抹茶めぐり15.JPG
~ 明治時代に茶産業を広めたので茶祖の寺と呼ばれる浄土宗「花中山 紅樹院」(西尾市上町浜屋敷83)、境内に西尾の原樹が移植されています。

s_191004西尾の抹茶めぐり18.JPG
~ 「紅樹院」本殿の前に移植された西尾の原樹があります。

次に向かったのは、実相寺です。

s_191004西尾の抹茶めぐり24.JPG
~ 開山の聖一国師が西尾に茶をもたらしたと伝わる1271年創建の臨済宗妙心寺派「瑞境山 実相寺」(西尾市上町下屋敷15)。

実相寺を後に、ゴール地点のあいや本社へと歩きました。

s_191004西尾の抹茶めぐり26、JA西三河西ノ町支店.JPG
~ 西尾茶冷蔵庫があるJA西三河西ノ町支店。

s_191004西尾の抹茶めぐり31.JPG
~ あいや本社(西尾市上町横町屋敷15)。2019年10月4日午後1時10分頃撮影。

時間にして約2時間30分の「西尾の抹茶めぐり2019秋」でした。




nice!(86)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。