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杉本健吉のこころ「杉本美術館」へ行ってきました〔呈茶があるミュージアム〕 [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

名古屋生まれの洋画家の杉本健吉(1905~2004年)の作品を収蔵する「杉本美術館」(愛知県知多郡美浜町美浜緑苑1丁目12番1号)において2020年4月21日(火曜日)まで、展示「杉本健吉と巡るヨーロッパ」が開催されています。

200103杉本美術館01.JPG
~ 「杉本美術館」の本館。

 ・展示会名:杉本健吉と巡るヨーロッパ
 ・会期  :2019年9月19日(木)~2020年4月21日(火)
 ・休館日 :毎週水曜日、毎月第2火曜日(2月11日は開館)、
       2月13日(木)
 ・入館料 :おとな900円、高校生400円、小中学生300円
 ・アクセス:名鉄知多新線「美浜緑苑」駅より徒歩9分ほど





さて、2020年1月3日(金曜日/祝日)午前11時10分頃、「杉本美術館」へ行ってきました。

200103杉本美術館03.JPG
~ 「杉本美術館」本館のエントランス。

展示「杉本健吉と巡るヨーロッパ」においては、ヨーロッパの街の風景を描いた作品が展示されていました(展示作品の撮影不可)。

展示作品の中で、ポンタベン(1984年)、モンマルトル(1977年)、ブルージュ(1995年)などは訪れたことがある街なので、訪れた当時のことを懐かしく思い出しました。

展示作品を観覧した後、伊勢湾を望むレクチャールームでお抹茶とお菓子をいただきました(呈茶代300円)。

200103杉本美術館10、伊勢湾を望むレクチャールーム.JPG
~ 伊勢湾を望むレクチャールーム。

200103杉本美術館08、伊勢湾を望むレクチャールーム.JPG

200103杉本美術館09、抹茶と知多のなぎさ餅.JPG
~ お菓子は紅月軒の「知多のなぎさ餅」でした。

レクチャールームの隣には、茶室としても利用できる和室「杉庵(さんあん)」があります。

200103杉本美術館06。和室「杉庵(さんあん)」.JPG
~ 和室「杉庵(さんあん)」。

☆ 「杉本美術館」(愛知県知多郡美浜町美浜緑苑一丁目12番1号)

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「八丁味噌の郷」で史料館と味噌蔵を見学しました〔愛知県岡崎市八帖町〕 [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

全国味噌工業協同組合連合会のウェブサイトに載っている「みその種類別出荷数量<全味工連集計>」の2018年の種類別出荷量のシェアをみると、米麹を使う米みそ※が81.2%を占め、麦麹を使う麦みそ※の4.2%、大豆と塩を主原料とする豆みそ※の4.9%および調合味噌※9.7%を圧倒しています。

※味噌業公正取引協議会が定めた「みその表示に関する公正競争規約 」は第2条(定義)において、みその種類は
を次の通り定義しています。

米みそ みそのうち、大 豆(脱脂加工大豆を除く。以下同じ。)を蒸煮したもの に、米を蒸煮してこうじ菌を培養したもの(以下「米 こうじ」という。)を加えたものに食塩を混合したもの をいう。
 
麦みそ みそのうち大豆 を蒸煮したものに、大麦又ははだか麦を蒸煮してこう じ菌を培養したもの(以下「麦こうじ」という。)を加 えたものに食塩を混合したものをいう。
 
豆みそ みそのうち大豆 を蒸煮してこうじ菌を培養したもの(以下「豆こうじ」 という。)に食塩を混合したものをいう。

調合みそ みそのうち、 米みそ、麦みそ又は豆みそを混合したもの、米こうじ に麦こうじ又は豆こうじを混合したものを使用したも の等、米みそ、麦みそ及び豆みそ以外のものをいう
 

江戸時代初期より豆みそに分類される「八丁味噌」を伝統製法で作り続けている「カクキュー」(合資会社八丁味噌)のホームページを参照すると、「八丁味噌」について次の説明が載っています。

八丁味噌は、岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にある岡崎市八帖町(旧・八丁村)で、江戸時代初期より、旧東海道を挟んで向かい合った2軒の老舗が伝統製法で造り続けている豆みその銘柄です。大豆と塩のみを原料に、大きな杉桶に仕込み、天然の川石を山のように積み上げて重石とし、天然醸造で二夏二冬(ふたなつふたふゆ)以上の間熟成させます。 味は大豆の旨味を凝縮した濃厚なコクと少々の酸味、渋味、苦味のある独特の風味が特徴です。


191222八丁味噌の郷17、旧東海道.JPG
~ 旧東海道より岡崎城方面を撮る。左側が合資会社八丁味噌(愛知県岡崎市八帖町字往還通69番地)、右側が株式会社まるや八丁味噌(愛知県岡崎市八帖町往還通52番地)。

191222八丁味噌の郷04、史料館.JPG
~ 「八丁味噌の郷」の史料館にある国鉄岡崎駅にあった昔の看板(表記「創業以降六百余年」は間違いだそうです)。





さて、2019年12月22日(日曜日)午後2時20分頃、愛知県岡崎市八帖町にある「八丁味噌の郷」(株式会社カクキュー八丁味噌)へ行ってきました。

191222八丁味噌の郷01、本社事務所.JPG
~ 「カクキュー」の本社事務所、国登録有形文化財(建造物)。

売店内にある受付で午後2時30分スタートのガイドツアー(史料館と味噌蔵の見学)を予約しました(団体は要予約)。見学料無料、試飲試食あり、所要時間は約30分です。

最初は、明治時代半ばの味噌造りの様子(大豆を蒸す作業・仕込み作業)の再現、桶・樽の展示、史的資料などが展示されている史料館の見学です。

191222八丁味噌の郷05.JPG
~ 大豆を蒸す作業。蒸された大豆を拳大に握った味噌玉を2階へ運んでいます。

191222八丁味噌の郷08.JPG
~ 天保10年(1839年)作の「カクキュー」に残る最古の木桶「六尺桶」。

続いて味噌蔵の見学です。

191222八丁味噌の郷14.JPG
~ 6トンの仕込みに対し積石は3トン。

191222八丁味噌の郷13.JPG
~ 重石は、近くを流れる矢作川(やはぎがわ)の河原の転石で、熟練の職人が地震が起きても崩れないほどしっかり手積みしているそうです。

味噌蔵の見学が終わると、試飲と試食です。

「カクキュー」の隣には、延元2年(西暦1337年)創業の「まるや八丁味噌」があります。

191222八丁味噌の郷16、八丁味噌まるや.JPG
~ 「まるや八丁味噌」の工場も見学ができます。

なお、農林水産省が所管する「地理的表示保護制度(GI)」において、愛知県味噌溜醤油工業協同組合が申請した(伝統製法ではない)「八丁味噌」が2017年12月15日に登録(登録番号:第49号)されたことにより、江戸時代初期より伝統製法で「八丁味噌」を作り続けている八丁味噌協同組合に属す2社(まるやとカクキュー)の方が「八丁味噌」を使えなくなる可能性が生じた問題は、行政不服審査会が今年9月26日、「(農林水産省の登録は)妥当でない」との判断を示したことで新しい局面に入っています。本件「八丁味噌GI問題」の詳細につきましては、八丁味噌協同組合オフィシャルサイトをご覧ください。

☆ 「カクキュー八丁味噌」(八丁味噌の郷)
 (愛知県岡崎市八帖町字往還通69番地)

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「第1回萬古博覧会(萬博)」、2020年1月26日(日)まで「ばんこの里会館」で開催中 [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

三重県四日市市陶栄町にある「ばんこの里会館」1階の展示室において2020年1月26日(日曜日)まで、「第1回萬古博覧会(萬博)」が開催されています。

・企画展:第1回萬古博覧会(萬博)
・会期 :2019年11月2日(土)~2020年1月26日(日)
・時間 :午前10時~午後5時(入場は午後4時半まで)
・休館日:月曜日(ただし祝日は開館)
・入場料:無料

191123ばんこの里会館05.JPG
~ 「萬古博覧会へようこそお越しくださいました。各社自慢の逸品をごゆっくりご覧くださいませ。」

「ばんこの里会館」のホームページを参照すると、「第1回萬古博覧会(萬博)」へはメーカー・商社約60社が出展しているそうです。





さて、2019年11月23日(土曜日/勤労感謝の日)午前11時15分頃、萬古陶磁器振興協同組合連合会が運営する「ばんこの里会館」へ行ってきました。

191123ばんこの里会館03、外観.JPG
~ 「ばんこの里会館」は、近鉄名古屋線の川原町駅から歩いて5分ほどです。

191123ばんこの里会館04、萬古博覧会(萬博).JPG
~ 「萬古博覧会(萬博)」が開かれている1階の展示室。

それでは、企画展「萬古博覧会(萬博)」で撮った写真の一部をご覧ください(写真撮影OK、SNS投稿歓迎)。

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~ 藤総製陶所。

191123ばんこの里会館11、伊藤実山陶苑.JPG
~ 伊藤実山陶苑。

191123ばんこの里会館10、陶山製陶所.JPG
~ 陶山製陶所。

191123ばんこの里会館15、柴田商店.JPG
~ 柴田商店。

191123ばんこの里会館20、松尾製陶所.JPG
~ 松尾製陶所「蚊やり豚」。

☆「ばんこの里会館」(三重県四日市市陶栄町4-8)。
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愛知県指定文化財「南山寿荘」公開〔於:昭和美術館(名古屋市昭和区)〕 [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

2019年11月3日(日曜日/文化の日)、昭和美術館にある愛知県指定文化財「南山寿荘」が公開されました。

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~ 「昭和美術館」(名古屋市昭和区汐見町4-1)。

「南山寿荘」は、尾張藩家老で裏千家十一代家元玄々斎の実兄の渡辺規綱(又日庵)が天保3年(1832年)に堀川沿いに建てた別邸の一部(「捻駕籠の席」と書院)を、昭和10年(1935年)に昭和美術館創設者の後藤幸三さんが当時の所有者から譲り受け、現在地に移築・増築した建造物です。

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~ 池の向こう側の斜面に建つ「南山寿荘」。

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さて、2019年11月3日午後0時55分頃、「昭和美術館」へ行ってきました。12月8日(日曜日)まで開催されている令和元年下期展「茶道具の黒かたちと質感」を観覧した後、庭園を散策しました。

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〜 庭園にある腰掛待合。

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〜 橋の先に南山寿荘が見えます。

庭園の散策後、南山寿荘を見学しました。通常は非公開の2階の書院ですが、年に1回だけの公開日に入室することができます。書院の扇面欄間と障子は必見です。

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~ 裏千家十一代家元玄々斎デザインの扇面の欄間(神代杉製)。

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~ 玄々斎好みと言われる桟が細かい障子。

書院において抹茶とお菓子で一服しました。

s_191103昭和美術館08、抹茶と長寿園「黒琥珀」.JPG
~ お菓子は長寿園の「黒琥珀」。

☆ 愛知県指定文化財「南山寿荘」
 (名古屋市昭和区汐見町4-1「昭和美術館」内)


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合同企画展「山田元三の仕事」展、「とこなめ陶の森」において2019年12月27日(金)まで開催中 [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

愛知県常滑市(とこなめし)の「とこなめ陶の森」において2019年12月27日(金曜日)まで、

とこなめ陶の森 資料館・陶芸研究所 合同企画展
「山田元三の仕事」展

が開催されています。

この合同企画展「山田元三の仕事」展において、1979年(昭和54年)に伝統工芸士(加飾部門)、1994年(平成6年)に常滑市指定無形文化財保持者に認定された山田元三(1919~2017)さんの手描きによる染付技法の作品などが展覧されています。

s_191020とこなめ陶の森03、企画展「山田元三の仕事」展ポスター.JPG
~ とこなめ陶の森 資料館・陶芸研究所 合同企画展「山田元三の仕事」展のポスター。

・展覧会名:とこなめ陶の森 合同企画展「山田元三の仕事」展
・会期  :2019年12月27日(金曜日)まで
・開館時間:午前9時~午後5時
・休館日 :月曜日(祝日の場合は翌日)
・観覧料 :無料

さて、2019年10月20日(日曜日)午前11時30分頃、「とこなめ陶の森」へ行ってきました。

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~ 「とこなめ陶の森」資料館。

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~ 「とこなめ陶の森」陶芸研究所。

今回の企画会は、資料館と陶芸研究所の2ヶ所において展示が行われています。

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~ 「とこなめ陶の森」資料館の特別展示室。

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~ 「とこなめ陶の森」陶芸研究所の展示室。

なお、合同企画展「山田元三のしごと」展に関連した「山田元三の絵付茶碗を使った呈茶会」が、10月・11月の日曜日(午前10時~午後3時)、陶芸研究所1階の応接室/茶室で開かれます。

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~ 呈茶代300円(お抹茶・お菓子)。

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〜 「元三さんの茶碗でお抹茶がいただけます。」

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〜 茶室、茶掛は山田元三・作「ネコの陶板」。

☆ 「とこなめ陶の森」
 ・陶芸研究所(愛知県常滑市奥条7丁目22番地)
 ・資料館(愛知県常滑市瀬木町4丁目203番地)

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