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収蔵品展「色とりどりの秋」、荒川豊蔵資料館で2019年12月24日(火)まで開催中〔岐阜県可児市〕 [東美濃のミュージアム]

岐阜県可児市(かにし)の荒川豊蔵資料館において2019年12月24日(日曜日)まで、

 収蔵品展
とりどりの

が開かれています。

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~ 収蔵品展「色とりどりの秋」と秋の特別イベント「季節を味わう秋の深山」(11月23日~)のチラシ。

・会 期 :2019年10月4日(金)~12月24日(日)
・開館時間:午前9時30分~午後4時(最終入館午後3時30分)
・休館日 :月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日
・入館料 :一般210円、高校生以下・障害者と付添者は無料。

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~ 牟田洞古窯趾(石碑)、1968年(昭和43年)建立。石碑の後ろの建物は陶房です。

陶房横の急な階段を上ると、荒川豊蔵資料館です。真っ直ぐ進むと、志野と瀬戸黒で国の重要無形文化財技術保持者(人間国宝)に認定された荒川豊蔵さん(1894~1985年)の居宅、陶房などの見学ができます(無料)。

191115荒川豊蔵資料館04.JPG
~ 右上に見える建物が豊蔵さんの居宅です。

8日本の陶磁器 (茶道教養講座)

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  • 作者: 張替清司
  • 出版社/メーカー: 淡交社
  • 発売日: 2017/11/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


さて、2019年11月15日(金曜日)午後1時頃、荒川豊蔵資料館がある美濃桃山陶の聖地「荒川豊蔵作陶の地」へ行ってきました。

191115荒川豊蔵資料館01.JPG

収蔵品展「色とりどりの秋」を観覧する前に、荒川豊蔵さんの居宅などを見学しました。

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~ 「日本の陶磁史を覆す大発見」といわれる志野筍絵の陶片を豊蔵さんが1930年(昭和5年)4月11日に発見した場所に石碑「随縁」が建っています。

191115荒川豊蔵資料館08.JPG
~ 豊蔵さんの居宅。

191115荒川豊蔵資料館10.JPG

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~ 豊蔵さんの居宅付近より荒川豊蔵資料館、窯跡を見る。

居宅などを見学した後、荒川豊蔵資料館へ向かいました。

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~ 荒川豊蔵資料館は、荒川豊蔵さんの自作・自筆作品および古陶磁器、工芸、古書画、出土陶片などの豊蔵コレクションを所蔵しています。

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~ 収蔵品展「色とりどりの秋」が行われている展示室。正面のケースに出土品を接合した「織部呼継茶碗」(桃山時代)が展示されています。

それでは、今回の企画展において展示されている、荒川豊蔵さんが収集した鎌倉から室町期のやきものと荒川豊蔵さんの自作品の一部をご覧ください。

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~ 紅葉図鉢(昭和、多治見・水月窯、荒川豊蔵作)。

191115荒川豊蔵資料館20、呉須松葉絵茶碗.JPG
~ 呉須松葉絵茶碗(明~清時代、中国)。

191115荒川豊蔵資料館18、黄瀬戸茶碗.JPG
~ 黄瀬戸茶碗(昭和、荒川豊蔵作)。

☆ 荒川豊蔵資料館(岐阜県可児市久々利柿下入会352番地)

8日本の陶磁器 (茶道教養講座)

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  • 作者: 張替清司
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「華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化」展、2019年11月4日(月/祝日)まで岐阜県現代陶芸美術館で開催中 [東美濃のミュージアム]

岐阜県多治見市にあるセラミックパークMINO内にある岐阜県現代陶芸美術館において2019年11月4日(月曜日/休日)まで、

「華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化」

が開催されています。

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~ 「華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化」展のパネル。

・展覧会名:「華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化」展
・会期  :2019年8月10日(土曜日)~11月4日(月曜日/休日)
・開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
・休館日 :月曜日(ただし8月12日、9月16日・23日、10月14日、
      11月4日は開館)、8 月13日、9 月17日・24日、
      10月15日
・観覧料 :一般900円、大学生800円、高校生以下無料

さて、2019年8月10日(土曜日)午前10時40分頃、「華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化」展が開かれている岐阜県現代陶芸美術館へ行ってきました。

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~ 岐阜県現代陶芸美術館のエントランス。

岐阜県現代陶芸美術館のギャラリーⅠで開催されている「華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化」展において、大正8年(1919年)に大倉孫兵衛、和親父子によって創設された大倉陶園の作品が次の5章に分類されて展示されています。

 第1章 大倉陶園のお誂え食器
 第2章 日本人による日本人のための洋食器
 第3章 洋風文化の立役者
 第4章 西洋へのまなざし 陶彫と沼田一雅
 第4章 日本の洋食器を追い求めて 戦後~現在

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~ ギャラリーⅠのエントランス。

皇室への献上品、老舗ホテルやレストランに納入された製品など普段見ることがない作品が展示されていますが、展示品の撮影はすべて禁止されていますので写真はありません。

わたしにとって大倉陶園といえば、神戸・三宮の茜屋珈琲店を原点とする神戸の萩原珈琲の炭火焙煎豆を使う珈琲専門店において大倉陶園のカップ&ソーサーで飲む珈琲です。

【参考】 萩原(はぎはら)珈琲の炭火焙煎豆を使う珈琲専門店と言えば、1966年(昭和41年)1月に阪急・神戸三宮駅西口の近くに故・船越敬四郎さんがオープンした「茜屋珈琲店」が原点である。「茜屋珈琲店」は、1970年(昭和45年)に軽井沢に店舗をオープンしたことで知名度が高くなったが、「茜屋珈琲店」以降オープンした萩原珈琲の炭火焙煎豆を使う珈琲専門店がお手本とした大倉陶園製のカップ&ソーサー、無垢一枚板の分厚いカウンター、棟方志功風の字体による看板などは、神戸の「茜屋珈琲店」1号店が原点である。 ~日下公人著「食卓からの経済学」などを参照しました。


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~ 愛知県豊橋市の「鈴木珈琲店」で2019年7月28日に撮影。

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~ 岐阜県大垣市の「はるにれ」で2019年7月26日に撮影。

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~ 愛知県豊田市の「花筐」で2019年8月3日に撮影。

☆ 「岐阜県現代陶芸美術館」
 (岐阜県多治見市東町4-2-5セラミックパークMINO内)
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企画展「人間国宝 加藤孝造 寄贈作品展2」、2019年9月16日(月曜日/祝日)まで可児郷土歴史館で開催中 [東美濃のミュージアム]

「可児市の地質時代から現代まで」をテーマに自然から歴史・民族といった幅広い展示を行っている可児郷土歴史館において2019年9月16日(月曜日/祝日)まで、

 企画展
人間国宝 加藤孝造 寄贈作品展2

が開かれています。

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~ 瀬戸黒の技法で国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に2010年(平成22年)7月に認定された加藤孝造さん(1935~)がご自身の作品71点を可児市に寄贈されたのを記念して開かれている作品展です。加藤孝造さんは可児市久々利平柴で桃山時代と同じ構造の窯で現在も、作陶を続けています。

・会期  :2019年7月19日(金曜日)~9月16日(月曜日/祝日)
・開館時間:午前9時~午後4時30分(最終入館午後4時)
・休館日 :毎週月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌平日
・入館料 :一般200円、高校生以下無料


ニッポンの名茶碗100原寸大図鑑

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  • 作者: 小学館
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2020/06/25
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さて、2019年8月9日(金曜日)午後1時20分頃、岐阜県可児市久々利(かにし・くくり)の可児郷土歴史館へ行ってきました。

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~ 館名石の刻まれた「可児郷土歴史館」は、人間国宝・荒川豊蔵さん(1894~1985)による書の写しです。

今回の寄贈作品展2で展示されているの15点ほどです。

s_190809可児郷土歴史館21.JPG

それでは、展示されている加藤孝造さんの作品の一部をご覧ください。

s_190809可児郷土歴史館17、黄瀬戸花入.JPG
~ 黄瀬戸花入。

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~ 瀬戸黒茶盌。

s_190809可児郷土歴史館10、志野茶盌.JPG
~ 志野茶盌。

☆ 「可児郷土歴史館」(岐阜県可児市久々利1644-1)


タグ:加藤孝造
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企画展「あすてん 美濃陶芸の明日展2019」、多治見市美濃焼ミュージアムにおいて9月29日(日)まで開催中 [東美濃のミュージアム]

岐阜県多治見市にある多治見市美濃焼ミュージアムにおいて2019年9月29日(日曜日)まで、

企画展
 美濃陶芸の明日展2019

が開催されています。

s_190706多治見市美濃焼ミュージアム05、エントランス付近.JPG
~ 多治見市美濃焼ミュージアムのエントランス横の案内。

企画展「美濃陶芸の明日展2019」においては、次世代を担う12名の若手作家の作品が展示されています(展示作品の撮影は禁止)。

 ・開催期間:2019年5月31日(金曜日)~9月29日(日曜日)
 ・開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 ・休館日 :月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
 ・入館料 :大人310円、大学生210円

さて、2019年7月6日(土曜日)の午後1時35分頃に、多治見市美濃焼ミュージアムへ行ってきました。

s_190706多治見市美濃焼ミュージアム03、表門.JPG

s_190706多治見市美濃焼ミュージアム01、外観.JPG

多治見市美濃焼ミュージアムにおいては、企画展「美濃陶芸の明日展2019」のほかに、黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部などの美濃桃山陶を始めとする美濃焼の流れがわかる常設展示「美濃焼の1300年の流れ」 、移動展「染付細密画 加藤五輔展」、人間国宝・加藤孝造コレクションによる「荒川豊蔵展示室」などの展示も行われています。

また、立礼茶室において、9つの「今月の茶碗」の中から好きなお茶碗を選んでお抹茶とお菓子をいただくことができます(呈茶代500円)。

今回、滅び去った幻の名陶ラスター彩を復元したことで知られる人間国宝の加藤卓男さん(1917~2005)のラスター彩茶碗でお抹茶をいただきました。

s_190706多治見市美濃焼ミュージアム06、立礼茶席.JPG

s_190706多治見市美濃焼ミュージアム07、加藤卓男「ラスター彩茶碗」.JPG

s_190706多治見市美濃焼ミュージアム08.JPG

なお、多治見市美濃焼ミュージアムにおいては、受付で申し込めば、瀬戸黒、黄瀬戸、志野、織部などの桃山茶陶の陶片を実際に手に取って鑑賞することができます。

s_190706多治見市美濃焼ミュージアム10.JPG

s_190706多治見市美濃焼ミュージアム11、陶片.JPG

s_190706多治見市美濃焼ミュージアム12.JPG

☆ 多治見市美濃焼ミュージアム(岐阜県多治見市東町1-9-27)

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「岐阜県現代陶芸美術館」へ行ってきました〔加藤孝造作品展示、2019年7月21日(日)まで開催中〕 [東美濃のミュージアム]

岐阜県多治見市にあるセラミックパークMINO内にある「岐阜県現代陶芸美術館」において2019年7月21日(日曜日)まで、

コレクション展 明治150年記念2
近現代の美濃陶芸 古典復興からの展開

が開催されています。

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~ コレクション展「近現代の美濃陶芸 古典復興からの展開」のパネル。

・展覧会名:コレクション展「近現代の美濃陶芸 古典復興からの展開」
・会期  :2019年3月9日(土曜日)~7月21日(日曜日)
・開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
・休館日 :月曜日(ただし7月15日は開館)、7月16日(火)
・観覧料 :一般330円、大学生220円、高校生以下無料


ニッポンの名茶碗100原寸大図鑑

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  • 作者: 小学館
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  • 発売日: 2020/06/25
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さて、2019年6月29日(土曜日)午前10時40分頃、コレクション展「近現代の美濃陶芸 古典復興からの展開」が開かれている「岐阜県現代陶芸美術館」へ行ってきました。

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~ 岐阜県現代陶芸美術館のエントランス。

コレクション展「近現代の美濃陶芸 古典復興からの展開」における展示作品の撮影は、11室の作品を除いて撮影が禁止されています。

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~ この部屋(11室)の加藤孝造作品は「写真撮影OK」。

11室において開催されているのは、

受贈記念コレクション展
加藤孝造 作品展示

で、平成28年度に人間国宝・加藤孝造さんより寄贈された作品群が展示されています。

s_190629岐阜県現代陶芸美術館03、加藤孝造作品展示.JPG

s_190629岐阜県現代陶芸美術館08.JPG

s_190629岐阜県現代陶芸美術館09.JPG
~ 加藤孝造「赤絵輪連文壺」(1958年頃)。

☆ 「岐阜県現代陶芸美術館」
 (岐阜県多治見市東町4-2-5セラミックパークMINO内)


ニッポンの名茶碗100原寸大図鑑

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