「名古屋の喫茶店」、おまけはモーニングサービスだけではありません [「名古屋の喫茶店」について考える]
ドトールコーヒーショップ、スターバックスコーヒー、タリーズコーヒー、サンマルクカフェ、カフェ・ド・クリエなどは、オーダーした飲み物などを自分で席まで運び、飲み終えたらカップを返却口へ自分で戻す方式を採っています。
セルフサービス方式を採っているので、セルフカフェと呼ばれています。
セルフカフェに対して、席に着席したままでホールスタッフにオーダーすれば、ホールスタッフが飲み物を席まで運んで来てくれ、飲み終わった飲み物をかたずけるも必要がないのが、フルサービス型喫茶店です。
フルサービス型喫茶店といっても、いろいろなタイプがあります。
名古屋スタイル・フルサービス型の喫茶店、いわゆる「名古屋の喫茶店」を利用すると、いろいろな「おまけ」(無料サービス)がついてきます。
「おまけ」の代表格は、モーニングサービスです。
~ 「喫茶エーデルワイス」(岐阜市徹明通1丁目11番地)のモーニングサービスは、バナナがトッピングされたヨーグルトとトースト。2015年2月9日利用。
モーニングサービスとは、
さて、モーニングサービスの他にも、「名古屋の喫茶店」には「おまけ」があります。たとえば、モーニングサービスの時間帯以外に飲み物をオーダーすると、お茶菓子が無料(+0円)でついてきます。チェーン展開をしている「名古屋の喫茶店」では、豆菓子が定番です。
~ 珈琲所「コメダ珈琲店 納屋橋店」、2014年12月10日利用。
~ 「珈琲屋らんぷ 磐田店」、2014年12月22日利用。
~ 「支留比亜珈琲 岐阜領下店」、2013年6月21日利用。
個人経営の喫茶店では、ケーキが「おまけ」(+0円)でついてくることがあります。
岐阜市本荘西にある自家焙煎珈琲専門店「カフェ・カーダモン」で、ブレンドコーヒーをオーダーしたら、ケーキが無料(+0円)でついてきました。
~ 自家焙煎珈琲専門店「カフェ・カーダモン」(岐阜市本荘西3-190)、2013年3月2日利用。
今週の火曜日、2月10日に利用した愛知県愛西市にある「珈琲屋るりは」でブレンドコーヒーをオーダーしたら、ババロアが無料(+0円)でついてきました。
~ 「珈琲屋るりは」(愛知県愛西市石田町宮前5-2)。
得した気分になりました。
セルフサービス方式を採っているので、セルフカフェと呼ばれています。
セルフカフェに対して、席に着席したままでホールスタッフにオーダーすれば、ホールスタッフが飲み物を席まで運んで来てくれ、飲み終わった飲み物をかたずけるも必要がないのが、フルサービス型喫茶店です。
フルサービス型喫茶店といっても、いろいろなタイプがあります。
名古屋スタイル・フルサービス型の喫茶店、いわゆる「名古屋の喫茶店」を利用すると、いろいろな「おまけ」(無料サービス)がついてきます。
「おまけ」の代表格は、モーニングサービスです。
~ 「喫茶エーデルワイス」(岐阜市徹明通1丁目11番地)のモーニングサービスは、バナナがトッピングされたヨーグルトとトースト。2015年2月9日利用。
モーニングサービスとは、
開店時間から午前11時くらいまでの時間帯に入店して飲み物をオーダーすると、トーストとゆで玉子などが無料(+0円)でついてくるサービスのことです。
さて、モーニングサービスの他にも、「名古屋の喫茶店」には「おまけ」があります。たとえば、モーニングサービスの時間帯以外に飲み物をオーダーすると、お茶菓子が無料(+0円)でついてきます。チェーン展開をしている「名古屋の喫茶店」では、豆菓子が定番です。
~ 珈琲所「コメダ珈琲店 納屋橋店」、2014年12月10日利用。
~ 「珈琲屋らんぷ 磐田店」、2014年12月22日利用。
~ 「支留比亜珈琲 岐阜領下店」、2013年6月21日利用。
個人経営の喫茶店では、ケーキが「おまけ」(+0円)でついてくることがあります。
岐阜市本荘西にある自家焙煎珈琲専門店「カフェ・カーダモン」で、ブレンドコーヒーをオーダーしたら、ケーキが無料(+0円)でついてきました。
~ 自家焙煎珈琲専門店「カフェ・カーダモン」(岐阜市本荘西3-190)、2013年3月2日利用。
今週の火曜日、2月10日に利用した愛知県愛西市にある「珈琲屋るりは」でブレンドコーヒーをオーダーしたら、ババロアが無料(+0円)でついてきました。
~ 「珈琲屋るりは」(愛知県愛西市石田町宮前5-2)。
得した気分になりました。
「名古屋の喫茶店」について考える・・・4 〔「岐阜の喫茶店」の存在感〕 [「名古屋の喫茶店」について考える]
喫茶店数を調べるとき、
総務省統計局が発表している「経済センサス」、
喫茶店営業・飲食店営業の所管官庁である
厚生労働省が発表している「衛生行政報告例」などが参考になります。
これらの行政機関が発表する統計資料のほかに、
「iタウンページ」の「場所 x 目的検索」を利用すると、
都市ごとの喫茶店数(タウンページ登録件数)を比較することができます。
この検索を利用して、
喫茶店激戦区と言われている名古屋圏の4都市の
喫茶店数(タウンページ登録件数)を調べてみました。
・ 名古屋市 2,022件 (人口約227.8万人)
・ 岐 阜 市 478件 (人口約41.6万人)
・ 一 宮 市 385件 (人口約38.7万人)
・ 豊 橋 市 273件 (人口約37.9万人)
【注】
人口は、各都市の公式ホームページに載っている最新の数字です。
この結果から判断すると(あくまで参考資料ですが)、
一人当たりの喫茶店数で岐阜市がトップです。
~ 2013年4月7日に岐阜公園において岐阜県珈琲文化研究会が行ったイベント。
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さて、岐阜まちなか再発見フリーマガジン
「aun〔あうん〕14号」(2004年9月15日、西濃印刷発行)に載っている
特集「秋のコーヒー、もう一杯 岐阜喫茶ものがたり」を参照すると、
岐阜市には2004年当時、
「喫茶店」が800店以上あったそうです(同誌6ページ)。
現在の件数が478件ですから、
2004年当時に比べると、
4割以上減ったことになります。
総務省統計局による家計調査によると
岐阜市の喫茶代の年間支出額は、
2005年が17,351円でしたが、
2013年は11,925円と約3割減っています。
「喫茶店」数の減少、そして年間喫茶代支出額の減少から、
「岐阜の喫茶店」は縮小していると言えます。
とはいっても、
岐阜市の年間喫茶代支出額は名古屋市に次いで2位で、
他の県庁所在市・政令指定都市を圧倒しています。
「岐阜の喫茶店」、
まだまだ存在感があると思います。
以下の写真は2014年2月13日に撮影したものです。
~ コーヒー専門店「ル・モンド」(岐阜市殿町1-4)、1975(昭和50)年オープン。
~ 珈琲茶館「左岸」(岐阜市松屋町1)。
~ 珈琲舍「壱番地」(岐阜市伊奈波通3-1)。
~ 1976(昭和51)年創業のカフェレスト「ブルドンネ」(岐阜市上材木町374−1)。
~ 1927(昭和2)年創業の「たつみ茶寮」(岐阜市日ノ出町2-16)。
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総務省統計局が発表している「経済センサス」、
喫茶店営業・飲食店営業の所管官庁である
厚生労働省が発表している「衛生行政報告例」などが参考になります。
これらの行政機関が発表する統計資料のほかに、
「iタウンページ」の「場所 x 目的検索」を利用すると、
都市ごとの喫茶店数(タウンページ登録件数)を比較することができます。
この検索を利用して、
喫茶店激戦区と言われている名古屋圏の4都市の
喫茶店数(タウンページ登録件数)を調べてみました。
・ 名古屋市 2,022件 (人口約227.8万人)
・ 岐 阜 市 478件 (人口約41.6万人)
・ 一 宮 市 385件 (人口約38.7万人)
・ 豊 橋 市 273件 (人口約37.9万人)
【注】
人口は、各都市の公式ホームページに載っている最新の数字です。
この結果から判断すると(あくまで参考資料ですが)、
一人当たりの喫茶店数で岐阜市がトップです。
~ 2013年4月7日に岐阜公園において岐阜県珈琲文化研究会が行ったイベント。
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さて、岐阜まちなか再発見フリーマガジン
「aun〔あうん〕14号」(2004年9月15日、西濃印刷発行)に載っている
特集「秋のコーヒー、もう一杯 岐阜喫茶ものがたり」を参照すると、
岐阜市には2004年当時、
「喫茶店」が800店以上あったそうです(同誌6ページ)。
現在の件数が478件ですから、
2004年当時に比べると、
4割以上減ったことになります。
総務省統計局による家計調査によると
岐阜市の喫茶代の年間支出額は、
2005年が17,351円でしたが、
2013年は11,925円と約3割減っています。
「喫茶店」数の減少、そして年間喫茶代支出額の減少から、
「岐阜の喫茶店」は縮小していると言えます。
とはいっても、
岐阜市の年間喫茶代支出額は名古屋市に次いで2位で、
他の県庁所在市・政令指定都市を圧倒しています。
「岐阜の喫茶店」、
まだまだ存在感があると思います。
以下の写真は2014年2月13日に撮影したものです。
~ コーヒー専門店「ル・モンド」(岐阜市殿町1-4)、1975(昭和50)年オープン。
~ 珈琲茶館「左岸」(岐阜市松屋町1)。
~ 珈琲舍「壱番地」(岐阜市伊奈波通3-1)。
~ 1976(昭和51)年創業のカフェレスト「ブルドンネ」(岐阜市上材木町374−1)。
~ 1927(昭和2)年創業の「たつみ茶寮」(岐阜市日ノ出町2-16)。
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「名古屋の喫茶店」について考える・・・3 〔「年間喫茶代支出」が飛びぬけて多い名古屋市と岐阜市、その理由は?〕 [「名古屋の喫茶店」について考える]
総務省統計局は2014年3月14日、
「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(平成23年(2011年)~25年(2013年)平均)」
を公表しました。
(※)2007年4月1日現在で政令指定都市であった都道府県庁所在市以外の都市(川崎市、浜松市、堺市及び北九州市)。
しゅうまい、喫茶代、カステラなど32の品目については、支出金額が多い上位5都市がグラフ表示されているほか、肉類、調理食品、外食といったジャンル別の詳細(エクセルファイル)をダウンロードすることができます。
総務省統計局が毎年公表するこのランキングは、餃子の消費量日本一宣言をしたい都市、喫茶支出額日本一を謳いたい都市などにとっては、とても気になるランキングです。
ちなみに喫茶代の年間支出額が多い上位5都市は次の通りです。
① 名古屋市 12,168円
② 岐阜市 11,031円
③ 神戸市 8,720円
④ 東京都区部 8,548円
⑤ 川崎市 8,048円
全国平均 5,255円
名古屋市と岐阜市の喫茶代の年間支出額が飛びぬけて多いことがわかります。
名古屋市の喫茶代支出が多いこと、珈琲所「コメダ珈琲店」チェーンが全国制覇を目指し積極的な店舗展開を行っていることなどから、「名古屋の喫茶店」の注目度が高くなっていると思います。
~ 「名古屋の喫茶店」の代表格の珈琲所「コメダ珈琲店」チェーンの総本山である株式会社コメダ(名古屋市東区葵3-12-23)の本社ビル、2014年4月1日撮影。1階に珈琲所「コメダ珈琲店 葵店」(直営)、敷地内に姉妹店の甘味喫茶「おかげ庵 葵店」(直営)があります。
さて、「名古屋の喫茶店」についての記載がある本が出版されており、名古屋人の喫茶店好きについて解説をしている本もあります。
たとえば、経済ジャーナリスト・経営コンサルタントの高井尚之さんは、著書「カフェと日本人」(講談社現代新書、2014年10月20日発行)の「第三章 なぜ名古屋人は喫茶好きか」で、「名古屋の喫茶文化」について次の様に解説しています。
フリーライターの大竹敏之さんは、著書「続・名古屋の喫茶店」(リベラル社、2014年2月22日発行)の喫茶コラム④「名古屋人の喫茶愛の礎は茶の湯文化にあり」で次の3つのポイントを挙げ、尾張徳川藩政期から脈々と育まれてきたそんな精神性が、現在の喫茶店を愛して止まない気質にもつながっていると解説しています。
1.とび抜けて多い名古屋文化圏の喫茶代
2.ゆたかな環境と殿様の志向で茶の湯が庶民にまで浸透
3.一服を楽しむ心のゆとりが喫茶文化を育んだ
高井尚之さんと大竹敏之さんが、名古屋人の喫茶店好きの原点は尾張徳川藩第七代藩主・徳川宗春が奨励した茶の湯にありと解説しているのに対して、昭和7年(1932年)4月15日に発行された「百萬・名古屋」(編集:島洋之助、名古屋文化協會発行)にカフエーと喫茶店に関するとても興味深い記載があります。
「百萬・名古屋」を読むと、この本が出版された昭和初期は、カフエーと喫茶店が分化されていたことがわかります。
カフエーなどの女給がサービスをする風俗営業店と区別するために純喫茶という呼称が始まるのが昭和初期です。
「百萬・名古屋」は、愛知県図書館、名古屋市鶴舞中央図書館などで原本または2012年に出版された復刻本の閲覧ができます。
「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(平成23年(2011年)~25年(2013年)平均)」
を公表しました。
(※)2007年4月1日現在で政令指定都市であった都道府県庁所在市以外の都市(川崎市、浜松市、堺市及び北九州市)。
しゅうまい、喫茶代、カステラなど32の品目については、支出金額が多い上位5都市がグラフ表示されているほか、肉類、調理食品、外食といったジャンル別の詳細(エクセルファイル)をダウンロードすることができます。
総務省統計局が毎年公表するこのランキングは、餃子の消費量日本一宣言をしたい都市、喫茶支出額日本一を謳いたい都市などにとっては、とても気になるランキングです。
ちなみに喫茶代の年間支出額が多い上位5都市は次の通りです。
① 名古屋市 12,168円
② 岐阜市 11,031円
③ 神戸市 8,720円
④ 東京都区部 8,548円
⑤ 川崎市 8,048円
全国平均 5,255円
名古屋市と岐阜市の喫茶代の年間支出額が飛びぬけて多いことがわかります。
名古屋市の喫茶代支出が多いこと、珈琲所「コメダ珈琲店」チェーンが全国制覇を目指し積極的な店舗展開を行っていることなどから、「名古屋の喫茶店」の注目度が高くなっていると思います。
~ 「名古屋の喫茶店」の代表格の珈琲所「コメダ珈琲店」チェーンの総本山である株式会社コメダ(名古屋市東区葵3-12-23)の本社ビル、2014年4月1日撮影。1階に珈琲所「コメダ珈琲店 葵店」(直営)、敷地内に姉妹店の甘味喫茶「おかげ庵 葵店」(直営)があります。
さて、「名古屋の喫茶店」についての記載がある本が出版されており、名古屋人の喫茶店好きについて解説をしている本もあります。
たとえば、経済ジャーナリスト・経営コンサルタントの高井尚之さんは、著書「カフェと日本人」(講談社現代新書、2014年10月20日発行)の「第三章 なぜ名古屋人は喫茶好きか」で、「名古屋の喫茶文化」について次の様に解説しています。
名古屋の喫茶文化を歴史的に整理すると、宗春時代の茶を喫するという地域住民の遺伝子(DNA)が大正期のカフェー・パウリスタに受け継がれ、昭和30年代以降の個人店の林立やサービス競争で一気に拡大したのだ。・・・・(高井尚之・著「カフェと日本人」108ページより引用)
フリーライターの大竹敏之さんは、著書「続・名古屋の喫茶店」(リベラル社、2014年2月22日発行)の喫茶コラム④「名古屋人の喫茶愛の礎は茶の湯文化にあり」で次の3つのポイントを挙げ、尾張徳川藩政期から脈々と育まれてきたそんな精神性が、現在の喫茶店を愛して止まない気質にもつながっていると解説しています。
1.とび抜けて多い名古屋文化圏の喫茶代
2.ゆたかな環境と殿様の志向で茶の湯が庶民にまで浸透
3.一服を楽しむ心のゆとりが喫茶文化を育んだ
高井尚之さんと大竹敏之さんが、名古屋人の喫茶店好きの原点は尾張徳川藩第七代藩主・徳川宗春が奨励した茶の湯にありと解説しているのに対して、昭和7年(1932年)4月15日に発行された「百萬・名古屋」(編集:島洋之助、名古屋文化協會発行)にカフエーと喫茶店に関するとても興味深い記載があります。
喫茶店 名古屋人は、とてもよく茶を飮む。抹茶の風流を説き大通を以て「拙オホン」を極め込む名古屋人だ。夫れだから名古屋には喫茶店が多い――と云ふのは少し早計だ、喫茶店で珈琲や紅茶を飲む者は決して土着の名古屋人ではない。少なくとも喫茶店のボックスに腰をおろして珈琲を飮もふと思ふ人間は、新時代の空氣を吸つてゐなけなばならない。抹茶から紅茶へと一足飛びには行けない。抹茶は抹茶、紅茶は紅茶である。 (略) 喫茶店は昔の掛茶屋、水茶屋が近代的とカムフラジーたものに過ぎない。近代人は先づ何より速力的(スピーディー)であり感覺的である。そこでさつぱりとした感じのいい室で茶を呑む氣分を愛する。名古屋市内の喫茶店は次第に此の要求に應じて來た。今市内に於ける有名喫茶店を紹介しやう。 (略)・・・「百萬・名古屋」(編集:島洋之助、名古屋文化協會発行)139ページより引用しました。
「百萬・名古屋」を読むと、この本が出版された昭和初期は、カフエーと喫茶店が分化されていたことがわかります。
喫茶店はカフエーより安價で大衆をひきつける 名古屋市内の喫茶店は此点でいよいよ発展して行くものと思はねばならない。抹茶から紅茶へ名古屋人の近代生活は喫茶店の発展に比例するものと云つていい。・・・・同書141ページから引用しました。
カフエーなどの女給がサービスをする風俗営業店と区別するために純喫茶という呼称が始まるのが昭和初期です。
「百萬・名古屋」は、愛知県図書館、名古屋市鶴舞中央図書館などで原本または2012年に出版された復刻本の閲覧ができます。
「名古屋の喫茶店」について考える・・・2 〔「モーニングサービス」とモーニングセットの違い〕 [「名古屋の喫茶店」について考える]
「名古屋の喫茶店」(名古屋スタイル・フルサービス型喫茶店)の特徴の一つが「モーニングサービス」です(モーニングと略すことがあります)。
「モーニングサービス」とは、「開店から午前11時まで」などに設定されているモーニングサービス時間帯に入店し、ブレンドコーヒーなどの飲み物をオーダーすると、トーストとゆで玉子などが無料(+0円)で付いてくるサービスのことです。
つまり、モーニングサービスとは、無料のサービス、言い換えると「おまけ」のことです。
たとえば、株式会社コメダ(本社:名古屋市東区)がフランチャイズ展開している珈琲所「コメダ珈琲店」チェーンの場合、午前11時までに入店しドリンクをオーダーすると、
「トースト」と温かい「ゆで玉子」
が無料で付いてきます。
~ 珈琲所「コメダ珈琲店 イオンモール各務原店」の案内板、2014年2月4日撮影。
~ 珈琲所「コメダ珈琲店イオンモール各務原店」の「モーニングサービス」。
さて、2015年1月23日(金曜日)の午前8時30分頃、イオンモール各務原1階にある「パン工場 Bread Factory 各務原店」へ行ってきました。
「パン工場 各務原店」は、イオングループのイオンベーカリー株式会社(本社:千葉市美浜区)が運営するイートインコーナー併設のインストアベーカリーです。
「パン工場 各務原店」には、モーニングセット280円(税込)というメニューがあります。
モーニングセットは、無料サービスの「モーニングサービス」とは違い、セット割引があるメニューです。
メニューの内容は;
① ドリップコーヒー
② 焼きたてパン(3種類※から選択)
③ 味付け玉子
※この日の焼きたてパンは、クロワッサン、くるみパン、そしてあらびきポークフランクの3種類でした。
~ 焼きたてパンは、くるみパンを選択しました。
無料サービス(+0円)の「モーニングサービス」とモーニングセットの違いは、次のレシートを見ると、よくわかると思います。
~ 焼きたてパン(レシートにはモーニングと表記)がセット割引の対象です。
☆ 「パン工場 Bread Factory 各務原店」
(岐阜県各務原市那加萱場町3-8 イオンモール各務原1階)
☆ 2015年1月23日(金曜日)午前8時35分頃利用
「モーニングサービス」とは、「開店から午前11時まで」などに設定されているモーニングサービス時間帯に入店し、ブレンドコーヒーなどの飲み物をオーダーすると、トーストとゆで玉子などが無料(+0円)で付いてくるサービスのことです。
つまり、モーニングサービスとは、無料のサービス、言い換えると「おまけ」のことです。
たとえば、株式会社コメダ(本社:名古屋市東区)がフランチャイズ展開している珈琲所「コメダ珈琲店」チェーンの場合、午前11時までに入店しドリンクをオーダーすると、
「トースト」と温かい「ゆで玉子」
が無料で付いてきます。
~ 珈琲所「コメダ珈琲店 イオンモール各務原店」の案内板、2014年2月4日撮影。
~ 珈琲所「コメダ珈琲店イオンモール各務原店」の「モーニングサービス」。
さて、2015年1月23日(金曜日)の午前8時30分頃、イオンモール各務原1階にある「パン工場 Bread Factory 各務原店」へ行ってきました。
「パン工場 各務原店」は、イオングループのイオンベーカリー株式会社(本社:千葉市美浜区)が運営するイートインコーナー併設のインストアベーカリーです。
「パン工場 各務原店」には、モーニングセット280円(税込)というメニューがあります。
モーニングセットは、無料サービスの「モーニングサービス」とは違い、セット割引があるメニューです。
メニューの内容は;
① ドリップコーヒー
② 焼きたてパン(3種類※から選択)
③ 味付け玉子
※この日の焼きたてパンは、クロワッサン、くるみパン、そしてあらびきポークフランクの3種類でした。
~ 焼きたてパンは、くるみパンを選択しました。
無料サービス(+0円)の「モーニングサービス」とモーニングセットの違いは、次のレシートを見ると、よくわかると思います。
~ 焼きたてパン(レシートにはモーニングと表記)がセット割引の対象です。
☆ 「パン工場 Bread Factory 各務原店」
(岐阜県各務原市那加萱場町3-8 イオンモール各務原1階)
☆ 2015年1月23日(金曜日)午前8時35分頃利用
「名古屋の喫茶店」について考える・・・1 〔「喫茶店」の定義〕 [「名古屋の喫茶店」について考える]
飲食店、食品の製造・販売などの営業をする場合、
営業許可を取る必要があります。
食品衛生法で定められている営業許可が必要な業種は、
飲食店営業、あん類製造業、食肉処理業、魚介類販売業など34業種です。
食品衛生法の他に、
営業許可が必要な業種を各都道府県が条例で
独自に定めている場合があります。
飲食業としては営業許可が必要なのは、
飲食店営業と喫茶店営業です。
〔飲食店営業〕
一般食堂、料理店、すし屋、そば屋、旅館、仕出し屋、弁当屋、レストラン、カフェー、バー、キャバレーその他食品を調理し、又は設備を設けて客に飲食させる営業。
〔喫茶店営業〕
喫茶店、サロンその他設備を設けて酒類以外の飲物又は茶菓を客に飲食させる営業。
喫茶店の営業許可で提供できる食べ物はトーストまで、
サンドイッチを提供する場合は飲食店営業が必要
などといった解釈もあるようなので、
喫茶店を開業する場合には、
保健所に相談した方がよいと思います。
※ ここまで、東京都の食品安全情報サイトの「食品関係営業許可と届出」、
岐阜県公式サイトの「食品営業許可」を参照しました。
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一方、
日本標準産業分類(平成26年4月1日施行)は、
「喫茶店」を次のように定義しています。
それでは、
名古屋圏の「喫茶店」の写真をご覧ください(順不同)。
~ 珈琲所「コメダ珈琲店 本店」、2014年11月4日撮影。
~ 珈琲屋「明楽時運(あらじん)かどや(岐阜店)」、2012年10月15日撮影。
~ 炭火焙煎珈琲「藍」、2014年12月24日撮影。
~ 「さかい珈琲 浜松小沢渡店」、2014年11月26日撮影。
~ 「支留比亜珈琲(しるびあこーひー) 港七番町店」、2013年10月17日撮影。
~ 「珈琲屋らんぷ 茜部店」、2014年12月8日撮影。
「喫茶店」は本来、
「喫茶」する(お茶を飲む)お店という意味ですが、
お茶ではなくコーヒーを中心とした飲み物を飲むお店です。
お茶(緑茶)を提供するお店は、
緑茶カフェ、茶カフェなどと呼称しています。
~ 茶カフェ「新緑茶房」、2014年6月24日撮影。
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営業許可を取る必要があります。
食品衛生法で定められている営業許可が必要な業種は、
飲食店営業、あん類製造業、食肉処理業、魚介類販売業など34業種です。
食品衛生法の他に、
営業許可が必要な業種を各都道府県が条例で
独自に定めている場合があります。
飲食業としては営業許可が必要なのは、
飲食店営業と喫茶店営業です。
〔飲食店営業〕
一般食堂、料理店、すし屋、そば屋、旅館、仕出し屋、弁当屋、レストラン、カフェー、バー、キャバレーその他食品を調理し、又は設備を設けて客に飲食させる営業。
〔喫茶店営業〕
喫茶店、サロンその他設備を設けて酒類以外の飲物又は茶菓を客に飲食させる営業。
喫茶店の営業許可で提供できる食べ物はトーストまで、
サンドイッチを提供する場合は飲食店営業が必要
などといった解釈もあるようなので、
喫茶店を開業する場合には、
保健所に相談した方がよいと思います。
※ ここまで、東京都の食品安全情報サイトの「食品関係営業許可と届出」、
岐阜県公式サイトの「食品営業許可」を参照しました。
愛される「一人店」のつくり方: 自分一人でできる小さな飲食店
- 作者: 小倉 朋子
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2014/01/21
- メディア: 単行本
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一方、
日本標準産業分類(平成26年4月1日施行)は、
「喫茶店」を次のように定義しています。
主としてコーヒー,紅茶,清涼飲料などの飲料や簡易な食事などをそ の場所で飲食させる事業所をいう。 例: 喫茶店、フルーツパーラー、音楽喫茶、珈琲店、カフェ。
それでは、
名古屋圏の「喫茶店」の写真をご覧ください(順不同)。
~ 珈琲所「コメダ珈琲店 本店」、2014年11月4日撮影。
~ 珈琲屋「明楽時運(あらじん)かどや(岐阜店)」、2012年10月15日撮影。
~ 炭火焙煎珈琲「藍」、2014年12月24日撮影。
~ 「さかい珈琲 浜松小沢渡店」、2014年11月26日撮影。
~ 「支留比亜珈琲(しるびあこーひー) 港七番町店」、2013年10月17日撮影。
~ 「珈琲屋らんぷ 茜部店」、2014年12月8日撮影。
「喫茶店」は本来、
「喫茶」する(お茶を飲む)お店という意味ですが、
お茶ではなくコーヒーを中心とした飲み物を飲むお店です。
お茶(緑茶)を提供するお店は、
緑茶カフェ、茶カフェなどと呼称しています。
~ 茶カフェ「新緑茶房」、2014年6月24日撮影。
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