「食肉情報出張講座」へ行ってきました [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]
2010年12月16日 (木曜日)に
愛知県水産会館で開催された
「食肉情報出張講座」を受講しました。
講座の内容は次の通りです。
1) 主催者のあいさつ
(主催者は東海農政局と財団法人日本食肉消費総合センター)
2)基調講演 (帝京科学大学生命環境学部教授・村上洋介さん)
~ 口蹄疫発生と国産食肉の安全安心を考える ~
3)現地報告①
~ 三重県における生産段階での安全確保の取り組み ~
4)現地報告②
~ 「安全・安心の極みへ」 飛騨食肉センターの取り組み ~
口蹄疫 (こうていえき、Foot-and-Mouth Disease, FMD )は、
家畜伝染病予防法で定められている 「家畜伝染病」。
人に感染はしませんが、
感染力が強く感染が広がると
畜産業が大きなダメージを受けるそうです。
農林水産省のホームページに載っている
~口蹄疫について知りたい方へ (Q&A)~
を参照すると;
① 口蹄疫とはどんな病気ですか?
② 牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりして
口蹄疫にかかることはありますか?
③ 口蹄疫にかかった牛や豚の肉を食べても人に感染しないのであれば、
殺さずに食肉として流通させればよいのではないでしょうか?
※農林水産省の
「口蹄疫の情報について」 を参照しました。
愛知県水産会館で開催された
「食肉情報出張講座」を受講しました。
講座の内容は次の通りです。
1) 主催者のあいさつ
(主催者は東海農政局と財団法人日本食肉消費総合センター)
2)基調講演 (帝京科学大学生命環境学部教授・村上洋介さん)
~ 口蹄疫発生と国産食肉の安全安心を考える ~
3)現地報告①
~ 三重県における生産段階での安全確保の取り組み ~
4)現地報告②
~ 「安全・安心の極みへ」 飛騨食肉センターの取り組み ~
口蹄疫 (こうていえき、Foot-and-Mouth Disease, FMD )は、
家畜伝染病予防法で定められている 「家畜伝染病」。
人に感染はしませんが、
感染力が強く感染が広がると
畜産業が大きなダメージを受けるそうです。
農林水産省のホームページに載っている
~口蹄疫について知りたい方へ (Q&A)~
を参照すると;
① 口蹄疫とはどんな病気ですか?
口蹄疫ウイルスが原因で、偶蹄類の家畜(牛、豚、山羊、緬羊、水牛など)や野生動物(ラクダやシカなど)がかかる病気です。
口蹄疫に感染すると、発熱したり、口の中や蹄の付け根などに水ぶくれができたりするなどの症状がみられます。
口蹄疫にかかると、子牛や子豚では死亡することもありますが、成長した家畜では死亡率が数%程度といわれています。しかし、偶蹄類動物に対するウイルスの伝播力が非常に強いので、他の偶蹄類動物へうつさないようにするための措置が必要です。
② 牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりして
口蹄疫にかかることはありますか?
牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても口蹄疫にかかることはありません。他の偶蹄類動物にうつさないようにするため、口蹄疫が発生した農場の家畜は殺処分して埋却する(埋める)とともに、発生した農場周辺の牛や豚の移動を制限しています。このため口蹄疫にかかった家畜の肉や乳が市場に出回ることはありません。
③ 口蹄疫にかかった牛や豚の肉を食べても人に感染しないのであれば、
殺さずに食肉として流通させればよいのではないでしょうか?
口蹄疫にかかった牛や豚の肉を食べて人が病気になることはありませんが、ウイルスに汚染された可能性のある肉が流通すれば、他の地域に口蹄疫を拡げてしまう恐れがあります。なお、健康な動物に由来する肉のみ食肉として流通し、口蹄疫にかかった家畜の肉が食肉として流通することはありません。
※農林水産省の
「口蹄疫の情報について」 を参照しました。
2010-12-20 04:08
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コメント(4)
ここ数日は鳥インフルエンザの報道が多いです。心配です。
by rtfk (2010-12-20 08:09)
もったいない精神が先行してしまう僕は…
食品業界に勤めていたら悩む日々が続いてたでしょう・・・。
by かずい (2010-12-20 23:48)
rtfkさん、毎年この時期になると鳥インフルエンザが心配されますね。
by wattana (2010-12-21 06:42)
かずいさん、スーパーマーケットなどが賞味期限が設定期限の3分の1になったら廃棄するという‘3分の1ルール’というのがあるそうです。賞味期限とは、これを過ぎたら食べることができなくなるという期限ではなく、おいしく食べることができる目安期限なので、これこそ‘もったいない’ですね。
by wattana (2010-12-21 08:51)