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チルドデザート、~クリーム類の種類~ [食に関する情報]

コンビニ、スーパーマーケットの
チルドケースで販売されている
チルドデザート。

最初に目に入るのが、
表面の表示 (任意表示)。

101212とっておきの苺&苺ロール①.JPG

私が次に見るのは、
裏面の表示 (義務表示)。

101212とっておきの苺&苺ロール③.JPG

もちろん、
中身 (見た目、味など)もだいじ。

101212とっておきの苺&苺ロール②.JPG

各社が製造販売している
チルドデザートに使われている
原材料の中で、
ちょっとわかりにくいのが; 

 ~乳等を主要原料とする食品~

では、
実際に一括表示 (義務表示)の
原材料名欄を見てみましょう。

〔例1〕
101210洋生菓子③.JPG

〔例2〕
101212とっておきの苺&苺ロール③.JPG

愛知県牛乳普及協会のパンフレット
「クリームで広がる白い世界」を参照すると、
クリーム類の種類について
次の説明が載っています。

~引用~
 市販のクリーム類には「生クリーム」「〇〇ホイップ」「〇〇フレッシュ」など、
 商品名はいろいろありますが、脂肪の種類、添加物の有無によって、
 大きく2つに分類されます。

 1)クリーム
   搾乳したままの乳を静置しておくと、脂肪球が次第に浮上し、
   濃いとろりとした層ができます。これがクリームで、
   乳脂肪独特のまろやかな風味とコクが味わえます。
   植物性脂肪や乳化剤、安定剤などの添加物は入っていません。

 2)乳又は乳製品を主要原料とする食品
   乳脂肪や植物性脂肪に乳化剤や安定剤などを加えたもので、
   次の3つの種類があります。
   ① 乳脂肪のもの
     乳脂肪に乳化剤、安定剤などを加え、分離しにくくするなど
     使いやすくしたもの。
   ② 混合脂肪のもの
     乳脂肪にパーム油、なたね油などの植物性油脂を加えたもので、
     乳脂肪だけのものに比べ、ホイップしたときに保形性がよく、
     使いやすくなっています。
   ③ 植物性脂肪のもの 
     脂肪分は植物性100%ですが、ホイップしたときの味や
     保形性を保つために、乳成分を加えてあります。

‘乳及び乳製品を主要原料とする食品’には
上記①~③の3つの種類があることがわかりました。

でも、③植物性脂肪だけのもの (乳成分は添加されている)も
‘乳及び乳製品を主要原料とする食品’と表示できるとは、
ちょっとわかりにくいと思いました。

さらに、裏面の一括表示の原材料名欄を見ても、
3つの種類 (①乳脂肪だけ、②混合脂肪、③植物性脂肪)の
どれなのかわからないので、
購入時の判断材料 (情報)としては
不十分だと思いました。

(備考)
 この記事を書くにあたり、
 社団法人日本乳業協会のホームページを参照しました。




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