チルドデザート、~クリーム類の種類~ [食に関する情報]
コンビニ、スーパーマーケットの
チルドケースで販売されている
チルドデザート。
最初に目に入るのが、
表面の表示 (任意表示)。
私が次に見るのは、
裏面の表示 (義務表示)。
もちろん、
中身 (見た目、味など)もだいじ。
各社が製造販売している
チルドデザートに使われている
原材料の中で、
ちょっとわかりにくいのが;
~乳等を主要原料とする食品~
では、
実際に一括表示 (義務表示)の
原材料名欄を見てみましょう。
〔例1〕
〔例2〕
愛知県牛乳普及協会のパンフレット
「クリームで広がる白い世界」を参照すると、
クリーム類の種類について
次の説明が載っています。
~引用~
市販のクリーム類には「生クリーム」「〇〇ホイップ」「〇〇フレッシュ」など、
商品名はいろいろありますが、脂肪の種類、添加物の有無によって、
大きく2つに分類されます。
1)クリーム
搾乳したままの乳を静置しておくと、脂肪球が次第に浮上し、
濃いとろりとした層ができます。これがクリームで、
乳脂肪独特のまろやかな風味とコクが味わえます。
植物性脂肪や乳化剤、安定剤などの添加物は入っていません。
2)乳又は乳製品を主要原料とする食品
乳脂肪や植物性脂肪に乳化剤や安定剤などを加えたもので、
次の3つの種類があります。
① 乳脂肪のもの
乳脂肪に乳化剤、安定剤などを加え、分離しにくくするなど
使いやすくしたもの。
② 混合脂肪のもの
乳脂肪にパーム油、なたね油などの植物性油脂を加えたもので、
乳脂肪だけのものに比べ、ホイップしたときに保形性がよく、
使いやすくなっています。
③ 植物性脂肪のもの
脂肪分は植物性100%ですが、ホイップしたときの味や
保形性を保つために、乳成分を加えてあります。
‘乳及び乳製品を主要原料とする食品’には
上記①~③の3つの種類があることがわかりました。
でも、③植物性脂肪だけのもの (乳成分は添加されている)も
‘乳及び乳製品を主要原料とする食品’と表示できるとは、
ちょっとわかりにくいと思いました。
さらに、裏面の一括表示の原材料名欄を見ても、
3つの種類 (①乳脂肪だけ、②混合脂肪、③植物性脂肪)の
どれなのかわからないので、
購入時の判断材料 (情報)としては
不十分だと思いました。
(備考)
この記事を書くにあたり、
社団法人日本乳業協会のホームページを参照しました。
チルドケースで販売されている
チルドデザート。
最初に目に入るのが、
表面の表示 (任意表示)。
私が次に見るのは、
裏面の表示 (義務表示)。
もちろん、
中身 (見た目、味など)もだいじ。
各社が製造販売している
チルドデザートに使われている
原材料の中で、
ちょっとわかりにくいのが;
~乳等を主要原料とする食品~
では、
実際に一括表示 (義務表示)の
原材料名欄を見てみましょう。
〔例1〕
〔例2〕
愛知県牛乳普及協会のパンフレット
「クリームで広がる白い世界」を参照すると、
クリーム類の種類について
次の説明が載っています。
~引用~
市販のクリーム類には「生クリーム」「〇〇ホイップ」「〇〇フレッシュ」など、
商品名はいろいろありますが、脂肪の種類、添加物の有無によって、
大きく2つに分類されます。
1)クリーム
搾乳したままの乳を静置しておくと、脂肪球が次第に浮上し、
濃いとろりとした層ができます。これがクリームで、
乳脂肪独特のまろやかな風味とコクが味わえます。
植物性脂肪や乳化剤、安定剤などの添加物は入っていません。
2)乳又は乳製品を主要原料とする食品
乳脂肪や植物性脂肪に乳化剤や安定剤などを加えたもので、
次の3つの種類があります。
① 乳脂肪のもの
乳脂肪に乳化剤、安定剤などを加え、分離しにくくするなど
使いやすくしたもの。
② 混合脂肪のもの
乳脂肪にパーム油、なたね油などの植物性油脂を加えたもので、
乳脂肪だけのものに比べ、ホイップしたときに保形性がよく、
使いやすくなっています。
③ 植物性脂肪のもの
脂肪分は植物性100%ですが、ホイップしたときの味や
保形性を保つために、乳成分を加えてあります。
‘乳及び乳製品を主要原料とする食品’には
上記①~③の3つの種類があることがわかりました。
でも、③植物性脂肪だけのもの (乳成分は添加されている)も
‘乳及び乳製品を主要原料とする食品’と表示できるとは、
ちょっとわかりにくいと思いました。
さらに、裏面の一括表示の原材料名欄を見ても、
3つの種類 (①乳脂肪だけ、②混合脂肪、③植物性脂肪)の
どれなのかわからないので、
購入時の判断材料 (情報)としては
不十分だと思いました。
(備考)
この記事を書くにあたり、
社団法人日本乳業協会のホームページを参照しました。
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