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「東美濃のミュージアムめぐり-人間国宝・加藤孝造つながり-」 [東美濃のミュージアム]

2018年11月11日(日曜日)、瀬戸黒の技法で国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された加藤孝造さん(1935~)の作品でつながる東美濃にあるミュージアム3館をめぐりました。

「東美濃のミュージアムめぐり-人間国宝・加藤孝造つながり-」

最初に訪ねたのは、加藤孝造さんの生まれ故郷・瑞浪市にある瑞浪市陶磁資料館(岐阜県瑞浪市明世町山野内1-6)です。

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~ 瑞浪市陶磁資料館、この写真だけ2018年6月1日に撮ったものです。

瑞浪市陶磁資料館においては2018年11月25日(日曜日)まで、特別展「人間国宝 加藤孝造-村田允コレクション展」が開催されています。

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~ 特別展「人間国宝 加藤孝造-村田允コレクション展」のポスター。

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~ 第2展示会場の企画展示コーナーにおける展示。

今回の特別展においては、加藤孝造作品のコレクターであった故・村田允さん(1928~2017)のご遺族から瑞浪市に寄贈された26点の作品が展示されていました。

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~ 練込志野茶盌(1994年頃制作)。

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~ 志野茶盌(1998年頃制作)。

次に向かったのは、多治見市東町にある美濃焼ミュージアム(岐阜県多治見市東町1-9-27)です。

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美濃焼ミュージアムには立礼(りゅうれい)茶室があり、人間国宝など美濃を代表する陶芸作家の茶碗でお抹茶をいただくことができます。

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11月の「今月の茶碗」(9碗)の中に、加藤孝造さんが新たに寄贈された3碗(瀬戸黒茶盌・黄瀬戸茶盌・志野茶盌)が入っていました。

わたしが今回選んだのは、瀬戸黒茶盌です。

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最後に訪れたのは、作品寄贈記念「人間国宝『加藤孝造』作品展」が2018年12月2日(日曜日)まで開催されている可児郷土歴史館(岐阜県可児市久々利1644-1)です。

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午後1時30分より始まったギャラリートーク(講師:加藤孝造さん)に参加しました。

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展示作品の解説だけでなく、岐阜県陶磁器試験場勤務時代に場長だった五代 加藤幸兵衛さんより受けた指導、荒川豊蔵さんの助言で桃山時代と同じ穴窯を築窯したこと、今年10月の窯焚きでは従来は行っていた薪の投げ入れは行わず監督に回ったなどとても興味深い話を作者の加藤孝造さんより直接聞くことができたギャラリートークでした。

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~ 可児郷土歴史館に展示されていた瀬戸黒茶盌。

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