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彦根城博物館友の会主催現地研修「玄宮園」 [彦根めぐり(滋賀県彦根市)]

名勝「玄宮楽々園」は、江戸時代に「槻御殿(けやきごてん)」と呼ばれていた旧彦根藩の下屋敷で、庭園部分が玄宮園、建物部分が楽々園と呼ばれています。

玄宮園は、魚躍沼(ぎょやくしょう)と呼ばれる大きな池を中心とした大規模な池泉回遊式庭園です。

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~ 魚躍沼畔から見える金亀山に建つ国宝彦根城天守。

※ここまで、彦根市教育委員会文化財課が作成した指定文化財解説シートなどを参照しました。





さて、2017年12月10日(日曜日)午前9時45分頃、午前10時から始まる彦根城博物館友の会主催の現地研修「玄宮園」に参加するために名勝「玄宮楽々園」へ行ってきました。

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~ 集合場所の玄宮園東口。

彦根市教育委員会文化財課の三尾さんの案内で玄宮園を回りました。

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三尾さんが準備した配布資料によると、玄宮園には「春鶯軒、鳳翔䑓、臨池閣、涵虚亭」の4つの茶室があったそうです。

鳳翔䑓(鳳翔台)と臨池閣は現存していますが、涵虚亭(かんきょてい)と(現在の桜場駐車場にあった)春鶯軒(しゅんおうけん)は現存していません。

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~ 魚躍沼の対岸に見える鳳翔台と臨池閣。

涵虚亭は、飛梁渓(ひりょうけい)の先にあったそうです。

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~ 飛梁渓。

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~ 涵虚亭跡で三尾さんの説明を聞く参加者。

涵虚亭跡から伊吹山、佐和山が見えました。

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~ 涵虚亭跡から見える佐和山。

三尾さんが作成した資料を参照すると、嘉永4年(1851年)から安政4年(1857年)から5月までに彦根で行われた茶会の記録である「彦根水屋帳」により、井伊直弼によって開かれた16回の茶会のうち、玄宮園では4回の茶会が開かれたことがわかるそうです。

☆ 名勝「玄宮楽々園」(滋賀県彦根市金亀町3-40)

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