SSブログ

東海農政局消費者の部屋特別展示「知って使って!米粉の魅力~米粉の普及推進、利用推進~」 [食に関する情報]

農林水産省は2017年8月9日、「平成28年度食料自給率等」と題したプレスリリースを公表しました。このプレスリリースを読むと、日本の2016年度(平成28年度)のカロリーベース食料自給率は前年度より1ポイント下がって38%でした。カロリーベース食料自給率が前年度を下回るのは6年ぶりのことで、天候不良により米が記録的な不作となった2005年度の37%に次ぐ、過去2番目の低さでした。

農林水産省は、2016年度のカロリーベース食料自給率が38%に減少した要因として、台風の影響などにより北海道で小麦と砂糖の原料となる甜菜(てんさい)の生産量がいずれも減少したことや、米の1人当たりの年間消費量の減少が続いていることを挙げています。



さて、1965年度(昭和40年度)のカロリーベース食料自給率は73%でした。2016年度は38%なので、約50年で半分近くになったことになります。食料自給率の減少は、自給率の高い米の消費が年々減少していることが大きな要因です。

農林水産省が今年9月に公表した「米粉をめぐる状況について」に載っている「コメの消費に関する動向」を参照すると、米の1人当たりの年間消費量は、1962年度(昭和37年度)をピークに毎年減少しています。具体的には、1962年度に118.3kgの米を消費していたのが、2016年度は、その半分以下の54.4kgになっています。

政府は米の消費量を増やすために、消費増が見込めない米の粒食ではなく、米粉の利用促進を図っています。

名古屋市中区三の丸にある東海農政局の消費者の部屋において10月26日(木曜日)までの期間、

特別展示「知って使って!米粉の魅力~米粉の普及推進、利用推進~」

が開かれています。ご興味のある方はぜひ東海農政局の消費者の部屋をお訪ねください。

♪ 東海農政局消費者の部屋
・住所:〒460-8516 名古屋市中区三の丸1-2-2
・担当:消費・安全部消費生活課消費者対応班
・電話:代表(052)201-7271(内線2806)
    ダイヤルイン:(052)223-4651

〔ご参考〕次の写真は東海農政局の消費者の部屋で10月13日に撮った写真です。

s_171013東海農政局消費者の部屋③、米粉とは.JPG

s_171013東海農政局消費者の部屋④.JPG

s_171013東海農政局消費者の部屋⑦.JPG

s_171013東海農政局消費者の部屋⑧.JPG



nice!(91)  コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 91

コメント 2

arles

粉だらけ
by arles (2017-10-18 18:41) 

wattana

arlesさん、こんにちは。
米粉(こめこ)の利用促進、
なかなか進まないようです。
by wattana (2017-10-20 13:13) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。