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古書の博物館「西尾市岩瀬文庫」へ行ってきました・・・9 〔企画展「江戸の美味しさ召し上がれ」開催中 [西尾市岩瀬文庫(愛知県西尾市)]

2015年10月4日(日曜日)の午前10時過ぎ、「西尾の抹茶」で知られる愛知県西尾市にある古書の博物館「西尾市岩瀬文庫」へ行ってきました。

151004西尾市岩瀬文庫01、本館 (コピー).JPG

愛知県西尾市出身の実業家・岩瀬弥助が1908年(明治41年)に創設した私立図書館から始まった古書の博物館「西尾市岩瀬文庫」は西尾市立図書館の隣にあります。

151004西尾市岩瀬文庫03、本館と旧書庫 (コピー).JPG
~ 右側の建物は本館、正面の茶色の建物は旧書庫。

蔵書数8万冊余り、入館料無料。



さて、「西尾市岩瀬文庫」において2015年12月6日(日曜日)までの期間、

企画展「江戸の美味しさ召し上がれ」
~素晴らしき料理本の世界~

が本館2階の企画展示室において開催されています。

151004西尾市岩瀬文庫06、企画展 (コピー).JPG
~ (館蔵品のみの展示のため)写真撮影可。

企画展「江戸の美味しさ召し上がれ」は、料理本が次の4つのテーマに分類されて展示されていました。

1.江戸時代の料理本リターンズ-まだまだあるぞ!料理本-
2.菓子本の世界―美しさと豊かさを味わう
3.名家の献立をのぞいてみよう-上流階級の暮らしぶりから-
4.再現!江戸時代の料理-今、江戸を味わう-

151004西尾市岩瀬文庫08、企画展②菓子本の世界 (コピー).JPG

私がもっとも興味がある「2.菓子本の世界」コーナーには、蒸し羊羹、練羊羹などの菓子の製法が載っている1841年(天保12年)刊「菓子話船橋」などが展示されていました。

151004西尾市岩瀬文庫10、企画展②菓子本の世界(菓子話船橋) (コピー).JPG
~ (右側の本)「菓子話船橋」。

151004西尾市岩瀬文庫12、企画展②菓子本の世界(干蒸菓子の形) (コピー).JPG

151004西尾市岩瀬文庫13、企画展②菓子本の世界 (コピー).JPG

企画展を見た後、閲覧室へ移動して所蔵資料を閲覧しました。

資料閲覧後、1階にある休憩室でひと休み。

151004西尾市岩瀬文庫20、抹茶と干菓子 (コピー).JPG

西尾の抹茶と干菓子、200円(税込)。

☆ 古書の博物館「西尾市岩瀬文庫」(愛知県西尾市亀沢町480番地)
☆ 2015年10月4日(日曜日)午前10時15分頃利用

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コメント 4

kanageohis1964

こんにちは。

これは面白そうな企画展ですね。江戸時代の「菓子本」にどんなものがあったかを知るだけでも随分と参考になりそうです。あいにくと関東からではおいそれとは行けませんが…。
by kanageohis1964 (2015-10-04 17:56) 

マッタナ

こんばんは。
この企画のおもしろさ。砂糖が貴重品だったころの和菓子。
興味シンシンです。
昔むかしは、甘みというのは果物くらいしかなかったから、菓子の菓は、果物の果、から由来されてるんだと習いました。

今、ふんだんにスイーツが得られるけど、メタボや糖尿やうつなど、別の難しい問題に発展しやすく。
ここにつまずかないように、うまいこと菓子とのつき合いをしたい。
なんて、こんなぜいたく言ってるのを、江戸時代の人はどう思うだろうか?

私も会期中にぜひ行きたいです。
by マッタナ (2015-10-04 20:00) 

wattana

kanageohis1964 さん、こんばんは。
西尾市岩瀬文庫のホームページから、
今回の企画展の展示図録(一部)を
ダウンロードすることができます。

http://www.city.nishio.aichi.jp/nishio/kaforuda/40iwase/kikaku/61edonooisisa/edonooisisa.html
by wattana (2015-10-04 21:14) 

wattana

マッタナさん、こんばんは。
江戸時代末期になると砂糖が入手しやすくなり、
今ある和菓子の原型ができあがります。
「菓子の形」という菓子見本帳を見ると、
今ある和菓子が江戸時代からあることがわかります。
by wattana (2015-10-04 21:27) 

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