ドラッグストアにおける冷凍食品販売、新手の表示(宣伝)をするチェーンがでてきました。 [冷凍食品の割引販売]
消費者庁表示対策課は今年4月25日、
「小売業者における冷凍食品の販売価格に係る表示の適正化について」
と題した文書を冷凍食品製造業者及び卸売業者が加盟する業界団体(*注①)へ発出しました。
この文書を読むと、消費者庁表示対策課は;
そうです。
さて、次の写真をご覧ください。
朝刊に最近折り込まれたドラッグストアのチラシです。
~ ドラッグストアのチラシはすぐにわかりますね。ポイント加算が3倍、5倍。この写真には載っていませんが、7倍もあります。
ドラッグストアでは、医薬品、化粧品の他に、日用品、雑貨、食品なども販売されています。
食品スーパーマーケットよりも、カップ麺、飲料、冷凍食品、食パン・菓子パンなどが安く販売されていることがあります。
そこで、2013年10月2日(水曜日)、岐阜市内にあるドラッグストア3店舗における冷凍食品の販売状況を調べてみました。
バローグループの中部薬品株式会社が運営する「Vドラッグ 茜部南店」(岐阜市茜部寺屋敷2-61)では、実売価格表示で販売されていました。
~ 売り出し期間:2013年10月2日(水)~8日(火)のチラシ。
★「Vドラッグ 茜部南店」の味の素冷凍食品「ギョーザ12個入り」の実売価格199円(税込)。
2店舗目、石川県白山市に本社があるハピコムグループの株式会社クスリのアオキが運営する「クスリのアオキ 岐阜県庁前店」(岐阜市薮田南5-7-6)の駐車場には、こんなのぼり旗が立っていました。
~ 冷凍食品 卸売業者参考価格より 半額
割引販売において比較対象価格に「卸売業者参考価格」を用いるケース、初めて知りました。
★「クスリのアオキ 岐阜県庁南店」の味の素冷凍食品の「ギョーザ12個入り」の実売価格は199円(税込)。
今年2013年から岐阜県で積極的な店舗展開を始めた「クスリのアオキ」、岐阜県下の店舗数は現在3店舗ですが、岐阜県庁の北側、羽島郡笠松町などで新店舗の建設が進んでいるそうです。
3店舗目、福井県坂井市に本社があるゲンキー株式会社が運営している「ゲンキー 加納城南店」(岐阜市西明見町27)。
~ 広告期間:9月30日(月)→10月4日(金)のチラシに載っていました。
冷凍食品 商談時使用売価の全品 5割引以上
比較対照価格として「商談時使用売価」を引き合いに出しています。
わかりにくい。
☆「ゲンキー 加納城南店」の味の素冷凍食品の「ギョーザ12個入り」の実売価格は168円(税込)。
今回調べたドラッグストア3店舗の中で最も安い価格でした。
それにしても、割引率を強調する販売を止めて実売価格表示をするドラッグストアが多かったのですが、新手の表示に変えるドラッグストアがでてきました。
割引率を強調表示した販売方法に変えたのは、競合店の割引販売後の価格よりも実売価格をいくら安く設定しても、消費者になかなか理解してもらえないからなのでしょうか?
割引率の高さ ≠ 実売価格の安さ
なのですが、割引率を強調した表示(宣伝)の方が効果的なのでしょうか?
「ゲンキー 岐阜城南店」は以前、折り込みチラシにこんな説明文を載せていました。
~ 広告期間:6月1日(土)→7日(金)のチラシ。
「ゲンキー」岐阜県下に2013年10月2日現在、35店舗です。
「小売業者における冷凍食品の販売価格に係る表示の適正化について」
と題した文書を冷凍食品製造業者及び卸売業者が加盟する業界団体(*注①)へ発出しました。
(*注①) 文書の発出先は次の6団体です。日本チェーンストア協会、日本スーパーマーケット協会、一般社団法人新日本スーパーマーケット協会、日本チェーンドラッグストア協会、オール日本スーパーマーケット協会、一般社団法人日本冷凍食品協会
この文書を読むと、消費者庁表示対策課は;
①冷凍食品の販売価格に係る表示において複数の小売業者が、景品表示法が定める「有利誤認」規定に違反するおそれがある表示を行っていた事実が認められたため、これらの小売業者(12社)に対し行政指導を行った。
②小売業者が加盟する業界団体及び冷凍食品製造業者等が加盟する業界団体に対し、冷凍食品の価格表示の適正化について要請した。
そうです。
さて、次の写真をご覧ください。
朝刊に最近折り込まれたドラッグストアのチラシです。
~ ドラッグストアのチラシはすぐにわかりますね。ポイント加算が3倍、5倍。この写真には載っていませんが、7倍もあります。
ドラッグストアでは、医薬品、化粧品の他に、日用品、雑貨、食品なども販売されています。
食品スーパーマーケットよりも、カップ麺、飲料、冷凍食品、食パン・菓子パンなどが安く販売されていることがあります。
そこで、2013年10月2日(水曜日)、岐阜市内にあるドラッグストア3店舗における冷凍食品の販売状況を調べてみました。
バローグループの中部薬品株式会社が運営する「Vドラッグ 茜部南店」(岐阜市茜部寺屋敷2-61)では、実売価格表示で販売されていました。
~ 売り出し期間:2013年10月2日(水)~8日(火)のチラシ。
★「Vドラッグ 茜部南店」の味の素冷凍食品「ギョーザ12個入り」の実売価格199円(税込)。
2店舗目、石川県白山市に本社があるハピコムグループの株式会社クスリのアオキが運営する「クスリのアオキ 岐阜県庁前店」(岐阜市薮田南5-7-6)の駐車場には、こんなのぼり旗が立っていました。
~ 冷凍食品 卸売業者参考価格より 半額
割引販売において比較対象価格に「卸売業者参考価格」を用いるケース、初めて知りました。
★「クスリのアオキ 岐阜県庁南店」の味の素冷凍食品の「ギョーザ12個入り」の実売価格は199円(税込)。
今年2013年から岐阜県で積極的な店舗展開を始めた「クスリのアオキ」、岐阜県下の店舗数は現在3店舗ですが、岐阜県庁の北側、羽島郡笠松町などで新店舗の建設が進んでいるそうです。
3店舗目、福井県坂井市に本社があるゲンキー株式会社が運営している「ゲンキー 加納城南店」(岐阜市西明見町27)。
~ 広告期間:9月30日(月)→10月4日(金)のチラシに載っていました。
冷凍食品 商談時使用売価の全品 5割引以上
「商談時使用売価」とは、オープン価格の商品ですが、当社が取引先との商談の際に使用している基準価格で、当社の買付値は、この基準価格に約定した掛け率を乗じて決定しています。
比較対照価格として「商談時使用売価」を引き合いに出しています。
わかりにくい。
☆「ゲンキー 加納城南店」の味の素冷凍食品の「ギョーザ12個入り」の実売価格は168円(税込)。
今回調べたドラッグストア3店舗の中で最も安い価格でした。
それにしても、割引率を強調する販売を止めて実売価格表示をするドラッグストアが多かったのですが、新手の表示に変えるドラッグストアがでてきました。
割引率を強調表示した販売方法に変えたのは、競合店の割引販売後の価格よりも実売価格をいくら安く設定しても、消費者になかなか理解してもらえないからなのでしょうか?
割引率の高さ ≠ 実売価格の安さ
なのですが、割引率を強調した表示(宣伝)の方が効果的なのでしょうか?
「ゲンキー 岐阜城南店」は以前、折り込みチラシにこんな説明文を載せていました。
~ 広告期間:6月1日(土)→7日(金)のチラシ。
「ゲンキー」岐阜県下に2013年10月2日現在、35店舗です。
卸売業者参考価格って何でしょうねぇ
○割引っていくらでも作れてしまう
安いのか安くないのか解りませんね
by さる1号 (2013-10-03 12:32)
こんばんは!
ますます 解かりづらくなってきましたね・・・
ゲンキーさんの表示、
自分にはコレが一番わかりやすいです^^;
by ちゅんちゅんちゅん (2013-10-04 03:08)
さる1号さん、
卸売業者が商談時に示す小売価格のことでしょうか。
いずれにしても、割引前の価格(比較対象価格)の設定次第で、極端な話、9割引も可能になってしまいますね。
by wattana (2013-10-04 07:13)
ちゅんちゅんちゅんさん、おはようございます。
割引率を強調したいのでしょうが、
わかりにくいですね。
by wattana (2013-10-04 07:16)