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「あさくま 鹿谷ガーデン店」へ行ってきました・・・4 [ステーキ&ハンバーグ店]

「現代の外食産業」(茂木信太郎・著、日経文庫)を参照すると、
外食提供事業が産業として歩みを始めたのは、
1970年のことだそうです(同書15ページ参照)。

現代の外食産業 (日経文庫)

現代の外食産業 (日経文庫)

  • 作者: 茂木 信太郎
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: 新書


「外食産業を創った人びと」(商業界発行)のまえがきを参照すると、
日本の飲食業が外食産業へと歩みはじめたのは
1970(昭和45)年のことだと書いてあります。

時代に先駆けた19人 外食産業を創った人びと

時代に先駆けた19人 外食産業を創った人びと

  • 作者: 「外食産業を創った人びと」編集委員会
  • 出版社/メーカー: 商業界
  • 発売日: 2005/05/14
  • メディア: 単行本


1970(昭和45)年といえば、
大阪万博(日本万国博覧会)が開催された年です。

「現代の外食産業」に載っている
「日本に上陸した主な外資系チェーン」(同書18~19ページ)を参照すると、
1970年に日本での1号店がオープンした外資系外食チェーンは、
ケンタッキーフライドチキンと東食ウィンピーです。

1971年には、
マクドナルド、ダンキンドーナツ、ミスタードナツの1号店が
オープンしています。

さて、
11月7日(水曜日)午前11時半過ぎに
浜松市中区鹿谷町にある
「あさくま 鹿谷ガーデン店」へ行ってきました。

121107あさくま鹿谷ガーデン展①、外観.JPG
~ 1977(昭和52)年にオープンした席数200席をはるかに超す巨大なレストランです。

「あさくま」は、
名古屋市に本社がある株式会社あさくまがチェーン展開している
ステーキ&ハンバーグレストランです。

「あさくま」の1号店がオープンしたのは、
1962(昭和37)年のことです。

1965(昭和40)年に2号店、
1968(昭和43)年に3号店とセントラルキッチンがオープンし、
外食産業元年と言われる1970(昭和45)年の店舗数は
10店舗に達していたそうなので、
「あさくま」は外食産業の先駆者だと言えそうです。

巨大レストラン「あさくま 鹿谷ガーデン店」では、
デミグラスハンバーグ(サラダバー付き)をオーダーしました。

料理をオーダーしたら、
サラダバーです。

サラダバーカウンターに並んでいた野菜の中から
選んだ一皿目は、こんな感じです。

121107あさくま鹿谷ガーデン店⑧、サラダバー.JPG
~ わたしの好きなガルバンゾー(ひよこ豆)がありました。

サラダバーカウンターには、
コーンスープ、カレー、ライスもありました。

121107あさくま鹿谷ガーデン店⑨、コーンスープ.JPG
~ 「コーンスープ」は、「あさくま」のロングセラー商品です。



サラダを食べていると、
デミグラスハンバーグが運ばれてきました。

121107あさくま鹿谷ガーデン店⑩、デミハンバーグ.JPG
~ ハンバーグ自体にしっかり味がついているので、デミグラスソースは別の容器に入れてもらいました(結局、デミグラスソースは使いませんでした)。

それでは、
ハンバーグのカット面をご覧ください。

121107あさくま鹿谷ガーデン店⑫、デミハンバーグ.JPG
~ ハンバーグの断面にポケットのようなものが見えます。これが「ジューシー」を演出するための秘密のポケットです。

食事が終わり支払を済ませた後、
建物の横、裏を探検してみました。

121107あさくま鹿谷ガーデン店⑥、裏側.JPG
~ 中庭が見えます。

121107あさくま鹿谷ガーデン店④、裏側.JPG

「あさくま」ではなく、
「モンシェリ」というお店の入口がありました。

121107あさくま鹿谷ガーデン店⑤、モンシェリの入口.JPG
~ 「モンシェリ」はモダン創作和食のお店のようですが、休業日でした。

「あさくま 鹿谷ガーデン店」の一角にある
この「モンシェリ」というレストラン、
2010年2月26日(金曜日)に利用したことがあります。

その時は、
モダン創作和食のお店ではなく、
スパゲティとパスタのお店でした。

業績低迷に長い間苦しんでいた
ステーキ&ハンバーグの「あさくま」チェーン、
業績が回復したようです。

10月26日付の中日新聞記事を参照すると、
三重県四日市市に新たしいタイプの店舗
「あさくまキッチン」を10月26日(金曜日)にオープンしたのに続き、
11月下旬には愛知県稲沢市に新店舗をオープンするそうです。

☆ 「あさくま 鹿谷ガーデン店」
  (静岡県浜松市中区鹿谷町11-1)
★ 2012年11月7日(水曜日)午前11時40分頃利用

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コメント 8

arles

おはようございます☆
by arles (2012-11-08 04:36) 

tooshiba

それ以前からずっと外食産業は存在していたと思いますが、当時の通産省か経済企画庁あたりが、“新しい産業”として認めたのがその時なのでしょうね。
一時は隆盛を極めたファミリーレストランが衰退して、お店(業態)ごとに個性が求められる時代になりました。今後のトレンドは、どの方向に向かうのでしょうか。
(日本中の、かつては中流を自負していた層が全体的に貧乏になって、「外食なんてもったいない」という流れ→外食産業全体の衰退、というのもありえなくないとは思います。。。)
by tooshiba (2012-11-08 11:50) 

水無月

雰囲気のいいお店ですね。
サラダバーってウキウキします(笑)
by 水無月 (2012-11-08 20:52) 

wattana

arles さん、おはようございます。
by wattana (2012-11-09 04:24) 

wattana

tooshiba さん、コメントをありがとうございました。
産業ではなく、個人経営の飲食店は1970年以前に間違いなくありました。1969年に日本が第二次資本の自由化政策(飲食業を含む)を採ったことから、その翌年の1970年から外資系の飲食店チェーンが日本へ進出しました。外資系だけでなく、ロイヤルホスト、すかいらーくなどは外資に頼らず独自で飲食店チェーンの構築を始めました。これらの事実から、大阪万博開催年の1970年を外食産業が始まった年(外食産業元年)と言うことは妥当だと思います。
外食することが「特別のこと(非日常)」だった1970年代ですが、外食は今、特別なことではなく日常的なことになりました。この食生活スタイルの変化に伴い、中食と外食の中間に位置する中食が生まれました。また、イートインスペースを設けるスーパーがありますが、これは内食サポート産業の外食事業部門です。テイクアウト、デリバリーをする外食産業がありますが、これは外食産業の中食事業部です。このように内食、中食そして外食の垣根がなくなってきています。
「モッタイナイ」は大事な考え方ですが、だからといって外食が減り内食が増えるとは言い切れないと思います。超高齢社会の日本、高齢者にとって、食材をスーパーへ買いに行き、家で食事を作り、家で食べるという行動は大変なことだと思います。高齢者が、宅配弁当を頼んだり、近くにある牛丼屋に昼食を食べに行ったりする食生活スタイルは減らないと思います。
by wattana (2012-11-09 05:55) 

wattana

水無月さん、ステーキ&ハンバーグレストランチェーン店には、サラダバーがあるところが多いですね。
by wattana (2012-11-09 05:56) 

リキマルコ

あさくまって京都にもありますか??
昔行ったことがあるような・・・
by リキマルコ (2012-11-09 07:50) 

wattana

リキマルコさん、「あさくま」は現在、東海圏と関東圏に30店舗ほどになっていますが、最盛時には100店舗以上あったと記憶しています。京都にもあったかもしれませんね。
by wattana (2012-11-10 05:40) 

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