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「四国山香りの森公園」へ行ってきました [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

岐阜県山県 (やまがた)市、岐阜市の北側に隣接する人口約2万9千人の市。

山県郡高富町、同郡美山 (みやま)町および同郡伊自良 (いじら)村の2町1村が合併して2003年 (平成15年)4月1日に新しく誕生した市です。

旧・高富町は、利平栗の発祥地として知られています。






さて、2011年9月28日 (水曜日)の午後、関市から岐阜市への帰路、大きく遠回りして、山県市大桑にある「四国山香りの森公園」へ行ってきました。

「四国山香りの森公園」には、利平栗発祥の地の石碑があります。

110928四国山香りの森公園④.JPG
~ 奥に見えるのは、ティーハウス 「ハーブレンド」です。

石碑の隣にある「利平ぐりの由来」 には次の説明がありました。

利平ぐりは、山県市大桑の土田健吉さんが天津甘ぐり系の品種と 「大桑大粒」を交配させて育てた品種です。昭和二十五年に土田家の家名 「利平治」をとって 「利平ぐり」と名づけました。

昭和初年健吉さんの祖父利平治さんが実生の中に大粒の見事な栗を発見した。健吉さんは祖父のすすめもあって、この栗を接木によって改良し 「大桑大粒」と名づけ、近隣にも普及したが天津甘栗の輸入により、販路をおさえられるようになった。

健吉さんは、品種改良に意欲をもやし、自家園で直播、接木とあらゆる手段で研究を重ねた結果、昭和十五年中国系の栗が見事に結実した。以後育成過程をするどい観察力でみつめ、品種を固定させて、昭和二十二年県へ報告し、農林水産大臣により二十五年農産種苗法登録第六号として認定されました。


山県市の公式ホームページを見ると、大粒で甘みの強い特徴をもつ「利平栗」の収穫は、9月下旬から始まるそうです。

そして、「山県市ふるさと栗まつり2011」が、10月1日 (土曜日)と2日 (日曜日)に「四国山香りの森公園」で開催されるそうです。

110928四国山香りの森公園⑦.JPG

「山県市ふるさと栗まつり2011」では「利平栗」の販売も行われるそうですが、朝一番で売り切れるほどの人気だそうです。

☆ 「四国山香りの森公園」(岐阜県山県市大桑726-1)
☆ 2011年9月28日 (水曜日)午後3時50分頃利用






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ナツパパ

ややっ、岐阜県にもやまがた市がありましたか。
漢字が違うのですね。
粗忽者のわたしは間違えてしまいそうです。
by ナツパパ (2011-09-29 18:50) 

wattana

ナツパパさん、記事に書きましたが、旧・山県郡の2町1村が合併して新しい 「山県市」が誕生しました。「山県市」と言われても、いまだにピンときません。高富、伊自良、美山という旧・町名、旧・村名の方がピンときます。
by wattana (2011-10-01 07:21) 

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