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「日牟禮茶屋」へ行ってきました [たねやグループ]

12月18日(金曜日)午後0時55分頃に
「日牟禮茶屋」へ行ってきました。
(滋賀県近江八幡市宮内町日牟禮ヴィレッジ内)

「日牟禮茶屋」は、
和菓子・洋菓子の製造販売で知られる
株式会社たねや(本社:滋賀県愛荘町)の
直営店舗です。

さて、「日牟禮ヴィレッジたねや(たねや本店)」に
隣接されている「日牟禮茶屋」では、
‘バームクーヘン豚の生姜焼御膳’
という限定料理を注文しました。

‘バームクーヘン豚’とは、
バームクーヘンを給餌された豚のことです。

たねやグループのホームページを参照すると、
「クラブハリエ」ブランドのバームクーヘンを
製造する時に出るロス(両端の切れ端など)を
乾燥させたものを飼料として
2001年から豚に与えているそうです。

食品残さ飼料(エコフィード)と呼ばれるものです。

東海地域食品残さ飼料化推進協議会が
平成20年3月に発行したパンフレット

~食品残さ飼料・エコフィードの普及に向けて~

を参照すると、

「食品残さ」とは、

  ~食品の製造・加工・調理する過程で発生するもので
   食用として利用しなかったもの、食品の流通段階で
   発生する売れ残り商品、消費段階で発生する
   未利用食品や食べ残しなどの総称 ~

のことだそうです。

そして、「エコフィード」とは、

 ~食品残さを原料にして、家畜への与えやすさや
   保存性向上を目的として飼料用に加工されたもの~

だそうです。

食品の製造ロス(規格外品)については、
たねやグループの取り組みのように
家畜の飼料として再利用する方法の他、
規格外品として工場アウトレットで
直売する方法があります。

バームクーヘンの切れ端が
好きな人は多いと思われるので、
アウトレットには毎日行列ができるはずです。

でも、「クラブハリエ」のバームクーヘンはブランド品なので、
規格外品がアウトレットで販売されていることが知れ渡ると
ブランドイメージのダウンになりかねません。

一方、「エコフィード」として利用することは、
循環型社会の構築を推進している企業として
社会的な信頼性が高まるので、
ブランド価値のアップにつながります。

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びわ

あっ、行かれたんですね!

私、バームクーヘンは
端の方が好きです。
味が詰まっている気がするんです。

ネットなどでバームクーヘンの耳を
売っているお店も多いのですが、
もともとは余剰分なのに、なんだか叩き売りっぽくて、
最近はまず買いません。
なんだか売り方が間違っているような…。
ブランドイメージも↓ますよね。

たねやさんはずっと前から
ブランドイメージを
しっかり考えて
はしっこを養豚にしているというのは、
すごいですよね。
でも、一度、はしっこ食べてみたいですけど。


by びわ (2009-12-19 21:58) 

wattana

びわさん、私も端っこが好きです。
豚がバームクーヘンの端っこを
好きかどうかはわかりませんが。
by wattana (2009-12-20 05:33) 

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