「ドライブイン大滝苑」へ行ってきました [大人の社会見学（文化施設・セミナー・工場見学等）]
今から３０年ほど前、
岐阜県郡上郡高鷲村（現在の郡上市高鷲町）、
すなわち奥美濃にあるスキー場へ行く時に利用したのが、
国道１５６号線です。
岐阜県岐阜市と富山県高岡市を結ぶ国道１５６号線を
岐阜市から車で北上すると、
途中の美濃市から清流、長良川と並行して走るようになり、
郡上市美並町、八幡町、大和町、白鳥町を経て
高鷲町に到着します。
さて、１月１０日（木曜日）午前１１時頃に、
「ドライブイン大滝苑（レストラン大滝苑）」へ行ってきました。
（岐阜県郡上市八幡町吉野２００）
東海北陸自動車道がなかった時代、
言い換えると奥美濃へ行くには国道１５６号線が頼りだった時代、
この「ドライブイン大滝苑」はとても混んでいました。
「ドライブイン大滝苑で休憩」が決まりごとだったからです。
しかし、時代は変わりました。
東海北陸自動車道を利用すれば、
名古屋から高鷲インターまでの所要時間は１時間半ほどで、
「ドライブイン大滝苑」で休憩する必要はなくなりました。
もちろん、「ドライブイン大滝苑」も変わりました。
「ドライブイン大滝苑」を運営する千虎観光株式会社のウェブサイトを見ると、
同社は、「ホテル郡上八幡」、「郡上温泉宝泉」、「レストラン大滝苑」、
奥美濃古地鶏の肉を使ったウィナー作り体験ができる「奥美濃こけっ工房」などを
運営しているようです。
高速道路により、目的地までの所要時間を短縮することができるようになりましたが、
目的地までの道程における‘道草’という楽しみはなくなってしまいました。
たまには、国道１５６号線で、
ゆっくりと急がずに奥美濃へ行く、
新しい発見があるかもしれませんね。
