SSブログ

「ジャスコ柳津店」へ行ってきました・・・2 [スーパー・食料品店・ドラッグストア]

イオン株式会社は8月3日、
【イオンの「生活応援宣言」毎日の生活に欠かせない100アイテムの“価格を凍結”】
という文書を発出しました。

イオン公式ページの
〔HOME〕>〔ニュースリリース一覧〕からダウンロードできる
同文書(pdfファイル)を読むと、
イオンの「価格凍結宣言」の概要は次の通りです。
 ●実施期間    : 8月7日(火)~12月31日(月)
 ●実施店舗    : イオン㈱直営のジャスコなど約380店舗
 ●価格凍結商品 : 生活必需品やその季節に購買頻度が上昇する商品約100品目
               (ティッシュペーパー、ラップ、コーヒーなど
                ※季節によって一部商品が変更となります。)

この文書の中で、ちょっと気になるところがありました。

それは、
「毎日価値ある商品をお買い得価格で提供するEDLPを実現してまいります。」
という箇所で、
「お買い得価格」という用語の使い方が気になります。

「買い得」とは、三省堂「大辞林 第二版」によると、
>>値段のわりに物が良かったり、量が多かったりして、買って得になること。
という意味です。

販売者であるイオンが「お買い得価格」と言っていることは、
イオンが「買ったら得だ」と決めつけていることになります。

「お買い得」かどうかを判断されるのは、
商品をお求めになられたお客様で、
販売者であるイオンではないはずです。

もう少し謙虚な気持ちで、違う用語を使えないのでしょうか?

さて、9月6日(木曜日)午後1時5分頃に
「ジャスコ柳津店」へ行ってきました。
(岐阜県岐阜市柳津町本郷4-1-1)

買い求めた加工食品の代金1,354円をレジで支払った後、
店舗の出入り口にあった「価格凍結宣言」のチラシを1枚もらってきました。

チラシには、大手メーカーのいろいろな食品が
価格凍結対象品として掲載されていましたが、
ふと、イオンは仕入価格を凍結することをメーカーに事前に伝え、
承諾を得ているのだろうか?と思いました。

それとも、お客様/消費者に対して販売価格の凍結を宣言すると同時に、
仕入先であるメーカー/中間流通業者に対しても、
「仕入価格は凍結するぞ」と宣言したのでしょうか?

原材料費、物流経費、人件費などの食品コストがアップしているのは、
どのメーカーも同じだと思います。

もし仕入価格凍結が事前交渉もなく一方的に宣言されたとしたら、
ちょっと理不尽ですね。

「お買い得価格」の他、
「トップバリュ」という最上級用語が付くプライベートブランド、
「マックスバリュ」という最上級用語が付く店舗ブランド、
「BEST PRICE」という最上級用語が付くPOPなどを見るにつけ
イオンが‘力’を示していると感じてしまうのは私だけでしょうか?

いや、ひょっとしたら、
イオンは仕入価格が上がったとしても、
イオン自身の利益を圧縮して
販売価格を凍結するのかもしれませんね。

なぜ安くしても売れないのか―一人二極化消費の真実

なぜ安くしても売れないのか―一人二極化消費の真実

  • 作者: マイケル・J・シルバースタイン, ジョン・ブットマン
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2007/01/13
  • メディア: 単行本


nice!(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0