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各務原市立中央図書館と各務原市埋蔵文化財調査センター(食物形土製品) [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

2018年12月5日(水曜日)午前11時55分頃、各務原(かかみがはら)市民公園内にある各務原市立中央図書館へ行ってきました。

s_181205各務原市中央図書館01、外観.JPG
~ 各務原市立中央図書館は、名古屋鉄道(名鉄)各務原線「市民公園前」駅から歩いて3分ほどです。

4階建ての各務原市立中央図書館、1階と2階が図書館、3階に歴史民俗資料館、埋蔵文化財センター、歴史ギャラリーなど、4階に教育センター「すてっぷ」、多目的ホールなどがあります。

s_181205各務原市中央図書館02、エントランス.JPG
~ 各務原市中央図書館のエントランス。



さて、各務原市中央図書館で、日本で最初のお菓子の文献「古今名物御前菓子秘伝抄」、猿猴庵の本「東街便覧図略 巻1」などを借りた後、3階に上がりました。

3階の展示室Aで2018年12月16日(日曜日)まで開催されている各務原市教育委員会主催平成30年度企画展「幕末の各務原」を観覧(観覧無料)した後、各務原の歴史文化を紹介する歴史ギャラリーにおいて展示されている発掘調査で出土した埴輪などの考古資料を観覧しました。

公開されている考古資料の中で最も興味を持ったのは、坊の塚古墳第3次発掘調査出土遺物の「食物形土製品」です。

s_181205各務原市中央図書館06、坊の塚古墳出土食物形土製品.JPG
~ 坊の塚古墳第3次発掘調査で出土した魚形土製品2点とモチ形土製品1点。

s_181205各務原市中央図書館08、坊の塚古墳出土食物形土製品.JPG
~ 上の魚形土製品は、細い竹菅を押し当てて目が表現されており、口は開いた状態です。もう1点の魚形土製品は、口は一文字状に表現されていますが、目は確認できないそうです。

各務原市埋蔵文化財調査センター年報「轍 第26号」を参照すると、「死者を埋葬した後に行われる埋葬儀礼に用いた供献土器と思われる魚形土製品の出土はとても珍しい」そうです。

☆ 「各務原市立中央図書館」
 (岐阜県各務原市那加門前町3丁目1-3)

(追記)各務原市民公園には、お茶会もできる休憩所「各務野」があります。

s_181205各務原市中央図書館13、休憩所「各務野」.JPG




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