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三重県松阪市で茶園と荒茶工場見学〔伊勢深蒸し茶〕 [深緑茶房]

三重県は、お茶の栽培面積・生産量が、静岡県、鹿児島県に次いで全国3位です。三重県で生産されたお茶は「伊勢茶」と総称されており、四日市市水沢、鈴鹿市、亀山市、松阪市飯南町・飯高町などがお茶の生産地として知られています。

松阪市飯南町・飯高町においては、櫛田川沿いに茶園が広がっています。

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さて、2018年6月29日(金曜日)の午前11時過ぎに、松阪市飯南町の茶園を訪ねました。

二番茶の摘採が行われている茶園を見学する予定でしたが、飯南町では朝方に雨が降ったために摘採が中止となりました。代わりに、幼木育成中の茶園を見学しました。

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~ アントシアニンを多く含むといわれる品種「サンルージュ」の幼木。

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~ 赤いお茶「サンルージュ」。

茶園見学の後、松阪市飯高町作滝にある茶工場(荒茶工場)を訪ねました。

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~ 摘採したばかりの生葉(なまは)の受入れ。

茶工場(荒茶工場)における工程の中で重要な工程の一つが蒸熱(蒸し)工程です。蒸熱(蒸す)ことにより茶葉中の酵素を失活させます。

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~ 蒸熱(蒸し)後の茶葉の状態。茶葉中の酵素の働きを止めない紅茶と烏龍茶には蒸熱(蒸し)工程はありません。

揉捻工程、中揉工程を経て精揉(転繰揉み)工程。

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~ 精揉ライン、精揉機(転繰揉み)が並んでいます。

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~ 精揉後の茶葉。

精揉後の茶葉の水分含有率を熱風乾燥でさらに下げれば、荒茶(一次加工茶)が出来上がります。

 



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