老舗 京菓子の女将による「和のワンランクアップセミナー」（２０１５年度第１１回）を受講しました。

２０１６年２月１０日（水曜日）午後２時頃から名鉄百貨店本店本館９階にあるバンケットルームにおいて、

老舗 京菓子の女将による
「和のワンランクアップセミナー」（全１２回）

の２０１５年度第１１回（午後２時の部）が開催されました。

創業享保元年（１７１６年）の京菓匠「笹屋伊織」がプロデュースする和カフェ「京都イオリカフェ」が主催するこのセミナー、毎月１回開催されています（午前・午後・夜の３部制）。

講師は、京菓匠「笹屋伊織」の十代目女将・田丸みゆきさん。





２０１６年最初の「和のワンランクアップセミナー」で田丸先生が取り上げた京菓子は、雛菓子の一つ「ひちぎり（引千切）」です。

お菓子屋さんによって多少の違いがあるそうですが、笹屋さんの「ひちぎり（引千切）」は、阿古屋貝を模したこなし製の台にきんとんをのせたものです。



宮中のおめでたい行事に用いられた戴餅に由来すると言われる「ひちぎり」が雛菓子として食べられるようになったのは江戸時代後期だそうです。




さて、セミナーの後半は「金封のワンポイントレッスン」で、祝儀、不祝儀、表書きの基本などについてのレクチャーがありました。







☆ 老舗 京菓子の女将による「和のワンランクアップセミナー」（２０１５年度第１１回）
　（名古屋市中村区名駅１－２－１名鉄百貨店本店本館９階バンケットルーム）
☆ ２０１６年２月１０日（水曜日）午後２時５分～午後３時頃

老舗京菓匠女将にならう 愛される所作

• 作者: 田丸 みゆき
• 出版社/メーカー: 主婦と生活社
• 発売日: 2016/10/28
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

コメント 6

こんにちは。
私は初めて知りました。京都のほうでは「ひちぎり」という雛祭り
の和菓子があるのですね。
ほかの和菓子屋さんの作品も見比べてみたいものです。

西三河～東三河にかけては、「いがまんじゅう」というお雛様の
おまんじゅうがあります。最近まで全国区だと思っていたのに
ローカル菓子と知ったときは仰天でした。
by マッタナ (2016-02-12 15:39) 

マッタナさん、おはようございます。
虎屋さんは、
ひちぎりとは呼ばずに「あこや」と呼んでいます。
名古屋圏の和菓子屋さんでも
ひちぎりを販売するところがあります。

by wattana (2016-02-13 07:36) 

おはようございます。
それではこの時期、デパートの和菓子司あたりへ行ったら、
「ひちぎり」や「あこや」は、いね～か～。。と、ナマハゲよろしく
探してみます（笑）。
「この時期、ここに行けば会える。」と楽しみに思える。
季節の花に会うのと、季節の和菓子に会うのと、同じですね。

by マッタナ (2016-02-14 07:46) 

こんばんは！
デパートに勤めていたとき（大昔）
のし紙の付け方を教わりましたが
もうすっかり忘れてしまいました・・・
言葉同様　使わないとどんどん忘れてしまいますね・・・^^;
このような作法を教えていただけるのは
ありがたいと思います✿
by ちゅんちゅんちゅん (2016-02-17 21:07) 

マッタナさん、おはようございます。
名古屋市内のデパートで、
「ひちぎり」が並んでいる和菓子屋さんがあります。

by wattana (2016-02-19 04:09) 

ちゅんちゅんちゅんさん、おはようございます。
田丸みゆき先生のセミナー、
4月から新年度がスタートします。
by wattana (2016-02-19 04:13)