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「聴松閣」定期セミナー(2015年第3回)が開かれました・・・9 〔「揚輝荘」南園〕 [揚輝荘]

2015年3月22日(日曜日)の午後1時前に、名古屋・覚王山(かくおうざん)にある「揚輝荘」へ行ってきました。

「揚輝荘」(北園と南園があります)は、大正から昭和初期にかけて株式会社松坂屋初代社長の15代伊藤次郎左衛門佑民さんによって構築された別邸です。

「揚輝荘」の南園にある「聴松閣(ちょうしょうかく)」は、昭和12年(1937年)に建てられた迎賓館だった建物です。

150321聴松閣② (コピー).JPG
~ 「聴松閣」は観覧料300円(一般/高校・大学生)が必要です。

「聴松閣」地階の多目的室(旧舞踏場)では、毎月第4日曜日に定期セミナーが開催されます。

150321聴松閣⑦、多目的室 (コピー).JPG
~ 地階ホールから見た多目的室(旧舞踏場)。

多目的室の反対側には、謎の地下トンネルの入口があります。

150321聴松閣⑥、謎のトンネル入口 (コピー).JPG

さて、午後1時30分から「聴松閣」地階の多目的室において、2015年最初の定期セミナー(無料)が開かれました。

150321聴松閣⑤、案内板 (コピー).JPG
~ 聴松閣の玄関前にあった案内板。

・ 演目 : 大正期の百貨店催事-名古屋・東京・大阪における松坂屋の催事-
・ 講師 : 末田智樹さん (中部大学人文学部准教授)

150321聴松閣⑧、多目的室 (コピー).JPG
~ 講演が始まる前のセミナー会場。

150321聴松閣⑪、セミナー (コピー).JPG
~ 熱弁する末田先生。

配布資料の松坂屋の営業報告書を見ると、松坂屋名古屋店(本店)では大正7年11月20日に「八丈島物産陳列会」が開催されています(7日間)。

末田先生によると、この催事が、北海道物産展といった百貨店の催事を代表する物産展の先がけだそうです。

☆ 「聴松閣(ちょうしょうかく)」地階多目的室
  (名古屋市千種区法王町2-5-17 「揚輝荘(ようきそう)」)
☆ 2015年3月22日(日曜日)午後1時頃利用

揚輝荘と祐民―よみがえる松坂屋創業者の理想郷 (東海 風の道文庫)

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  • 作者: 揚輝荘の会
  • 出版社/メーカー: 風媒社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本






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コメント 2

ちゅんちゅんちゅん

おはようございます!
改めて「松坂屋さん」の歴史を感じますね(^^)
スタートは呉服やさんだったんですよね☆
by ちゅんちゅんちゅん (2015-03-23 04:42) 

wattana

ちゅんちゅんちゅんさん、こんにちは。
松坂屋名古屋店(旧本店)南館7階にある
松坂屋史料室で5月26日(火曜日)までの期間、
第20回企画展「松坂屋名古屋店の歴史(呉服店時代)」が
開催されています。

お時間があったら、
ぜひご観覧ください。
by wattana (2015-03-23 18:11) 

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