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南山寿荘内茶室「捻駕籠の席」へ行ってきました 〔「昭和美術館」敷地内〕 [茶室めぐり]

名古屋市昭和区汐見町にある「昭和美術館」は、
同館が所蔵する茶道具を中心とした展示を行っている
1978(昭和53)年に設立された美術館です。

140402昭和美術館① (コピー).JPG

「昭和美術館」では7月6日(日曜日)までの期間、
上期企画展「茶人のデザイン」が開催されています。

 ※休館日:火曜日(祝日を除く)、5月7日・8日

同館では茶道具を中心とした展示のほかに、
敷地内にある庭園、茶室が公開されています。



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さて、
4月2日(木曜日)の午後1時半頃に、
「昭和美術館」へ行ってきました。

140402昭和美術館② (コピー).JPG
~ 名古屋市営バスの上山町バス停から歩きました。5分ほどです。

書面による事前予約をして、
南山寿荘(愛知県指定文化財)内の茶室「捻駕籠(ねじかご)の席」を見学しました。

140402昭和美術館③、南山寿荘(南側) (コピー).JPG
~ 傾斜地に建つ南山寿荘(なんざんじゅそう)を南側から撮った写真です。

140402昭和美術館④、南山寿荘(捻駕籠の席) (コピー).JPG
~ (傾斜地に建っているのでわかりにくと思いますが)1階の左端が「捻駕籠の席」です。

予約時間は午後2時、
南山寿荘(北側)の玄関前で待ちました。

140402昭和美術館⑤、南山寿荘(玄関) (コピー).JPG
~ 尾張藩家老だった渡辺規綱が1832(天保3)年に、堀川沿いに建てた尾頭坂別邸内に造った茶室と広間を「昭和博物館」の設立者が1936(昭和11)年頃に現在地に移築したそうです。

同館の職員の方の案内で
「捻駕籠の席」(席内は撮影禁止)を見学、
捻じれている、浮いているように見えることなどがよくわかりました。

見学後、
南山寿荘内の別の部屋でお抹茶とお菓子をいただきました。

お菓子は、
美濃忠の「花菜」(羽二重製、白あん)。

140402昭和美術館⑦、美濃忠製「花菜」 (コピー).JPG
~ 1854(安政元)年創業の美濃忠、尾張藩御用菓子屋だった「桔梗屋」(明治時代に廃業)の流れをくむ和菓子屋です。

☆ 「昭和美術館」(南山寿荘内茶室「捻駕籠(ねじかご)の席」
  (名古屋市昭和区汐見町4-4)
☆ 2014年4月2日(木曜日)午後1時30分頃利用



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コメント 4

junko-a

捻じれている、浮いているように見える ?
「捻駕籠の席」
どうなっているのかよくわかりませんが
不思議な雰囲気ですか
by junko-a (2014-04-04 18:55) 

ちゅんちゅんちゅん

こんにちは!
美濃忠のお菓子・・・
もう10年以上いただいておりません~☆
懐かしいです。
by ちゅんちゅんちゅん (2014-04-05 16:58) 

wattana

junko-a さん、
平面図を見るとすぐにわかりますが、
茶室が母屋に対して角度をとって(捻って)配置されています。
また茶室は束柱で地面から持ち上げられて(浮いている)います。
一人だけで見学したこともあるのか、違う世界の様な雰囲気でした。
by wattana (2014-04-05 17:03) 

wattana

ちゅんちゅんちゅんさん、おはようございます。
「昭和美術館」の近くに、
「美濃忠檀渓通店」があります。
by wattana (2014-04-06 06:26) 

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