有職菓子御調進所「老松 北野店」へ行ってきました [和菓子の京都]
「きんとん」と呼ばれる
和菓子があります。
~ 岐阜市湊町の和菓子司「玉井屋本舗」の「きんとん」です。
「きんとん」は、
餡玉のまわりに
裏漉ししたそぼろ状の餡を
つけた和菓子です。
中山圭子さんが書いた
「和菓子ものがたり」(朝日文庫)を参照すると、
室町時代の文献に記載がある「きんとん」は
江戸時代に;
① 砂糖入りの餅や栗団子
② 味噌仕立ての葛団子
③ 黄な粉または胡麻つき砂糖入り団子
④ 漉粉まぶしの餡入りしん粉餅(大徳寺きんとん)
と変遷して最終的に、
そぼろ餡きんとんに落ち着いたようです。
(同書108ページ参照)
~ 「きんとん」は、金飩、橘団、金団などと表記されることがあります。
さて、
日曜日の午後1時前に
京都・北野上七軒にある
有職 (ゆうそく) 菓子御調進所「老松 北野店」へ行ってきました。
~ 「老松 北野店」は、「老松」の本店です。
「老松 北野店」では
主菓子をお抹茶と一緒に
いただくことができます。
~ 選んだ主菓子のご銘は「丹波路」です。
~ 栗餡の芯に、つくね芋のそぼろ状の餡がつけてあります。
~ とてもなめらかな栗餡でした。
☆ 有職菓子御調製所「老松 北野店」
(京都市下京区北野上七軒)
☆ 2012年10月7日(日曜日)午後0時50分頃利用
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和菓子があります。
~ 岐阜市湊町の和菓子司「玉井屋本舗」の「きんとん」です。
「きんとん」は、
餡玉のまわりに
裏漉ししたそぼろ状の餡を
つけた和菓子です。
中山圭子さんが書いた
「和菓子ものがたり」(朝日文庫)を参照すると、
室町時代の文献に記載がある「きんとん」は
江戸時代に;
① 砂糖入りの餅や栗団子
② 味噌仕立ての葛団子
③ 黄な粉または胡麻つき砂糖入り団子
④ 漉粉まぶしの餡入りしん粉餅(大徳寺きんとん)
と変遷して最終的に、
そぼろ餡きんとんに落ち着いたようです。
(同書108ページ参照)
~ 「きんとん」は、金飩、橘団、金団などと表記されることがあります。
さて、
日曜日の午後1時前に
京都・北野上七軒にある
有職 (ゆうそく) 菓子御調進所「老松 北野店」へ行ってきました。
~ 「老松 北野店」は、「老松」の本店です。
「老松 北野店」では
主菓子をお抹茶と一緒に
いただくことができます。
~ 選んだ主菓子のご銘は「丹波路」です。
~ 栗餡の芯に、つくね芋のそぼろ状の餡がつけてあります。
~ とてもなめらかな栗餡でした。
☆ 有職菓子御調製所「老松 北野店」
(京都市下京区北野上七軒)
☆ 2012年10月7日(日曜日)午後0時50分頃利用
【参考】 「和菓子ものがたり」によると、お節料理のきんとんは、明治時代に作られるようになったそうです。(同書109ページ参照)
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美しい!ゆっくり味わいたいですね^^
by 水無月 (2012-10-08 11:35)
季節を写す和菓子は芸術作品ですね。
by 青竹 (2012-10-08 11:45)
老松といえば夏柑糖でした・・。
お使い物にもよく使いましたし、よく食べていました。
北野方面と聞いて老松がすぐに浮かびましたよ(^〇^)
by リキマルコ (2012-10-08 15:52)
まさに 季節の京のお菓子!素敵ですね!
お抹茶といただけると 長居してしまいそう!^^☆
by ゆうのすけ (2012-10-08 22:35)
水無月さん、見た目の美しさは重要ですね。
by wattana (2012-10-09 06:54)
青竹さん、秋らしい主菓子はぜんぶで4種類ありました。
by wattana (2012-10-09 06:56)
リキマルコさん、夏柑糖は未だ食べたことがないんです。今年はすでに販売が終了したので、来年4月1日まで待たなければなりません。
by wattana (2012-10-09 07:01)
ゆうのすけさん、季節感は京菓子の重要な要素ですね。
by wattana (2012-10-09 07:01)