「あさくま 一宮店」へ行ってきました・・・４

「あさくま」、テンポスバスターズグループ （*注①）の株式会社あさくま（本部：名古屋市天白区）が多店舗展開するステーキレストラン。

（*注①）株式会社テンポスバスターズの持分法適用子会社です。

「外食産業を創った人びと」（商業界発行）を参照すると、「あさくま」の沿革 （創業初期）は次の通りです。

　１９６０年　喫茶店あさくま開業 （オーナーは近藤誠司さん）
　１９６２年　ドライバーコーナー・キッチンあさくま開業
　　　　　　　（その後、「ステーキのあさくま」に店名変更）
　１９６６年　「ステーキのあさくま」２号店を名古屋・栄に開店
　１９６８年　３号店を名古屋・港区に開店、爆発的な大ヒット。

「ステーキのあさくま」３号店・港店に続き、中京圏での店舗展開を進め、１９８０年代には関東、関西圏に進出し、ピーク時には店舗数が１４０店舗に達する日本最大級のステーキレストランチェーンだったそうです。

日本が牛肉の輸入を自由化したのは１９９１年４月のことです。

それ以前は、牛肉の輸入が制限されていて （輸入枠時代）、簡単には牛肉が輸入できない時代でした。

そういう （輸入牛肉の仕入が難しかった）時代に一世を風靡したステーキレストラン、それが 「あさくま」。




さて、２０１１年７月２日（土曜日）の午前１１時頃、愛知県一宮市にある「あさくま 一宮店」へ行ってきました。



オーダーしたのは、「デミグラスソースハンバーグ SBセット」（税込１,１５５円）。

料理の内容は、

　・ デミグラスソースハンバーグ （配合・グラム数不明）
　・ SB （サラダバー ／コーンスープ含む）
　・ ビーフカレー
　・ ライス （お替り自由）

料理をオーダーしたら、サラダバーテーブルへ。ビーフカレーとライスもサラダバーテーブルに用意されていました。



サラダを食べていると、デミグラスハンバーグが運ばれてきました。


～　熱せられた鉄板にのったハンバーグステーキ。‘やっつけ仕事’的な盛り付け。

断面は；

～　肉の味がしない、ツミレ風のハンバーグでした。

「あさくま」、昔のイメージが全くなくなってしまいました。

‘ロードサイドのハイエナ’と呼ばれる井戸実さんが率いるステーキハンバーグ＆サラダバー 「けん」の
後追いになってしまったようです。

「あさくま」、‘V字回復’で黒字経営になったそうですが、料理・サービスには魅力がなくなってしまいました。

★ 「あさくま 一宮店」
　　（愛知県一宮市長島町４－５－１）
★ ２０１１年７月２日 （土曜日）午前１１時頃利用

コメント 8

値段は良しとして鉄板の上がちょっとさびしいですね。
肉の味ではなくてソースの味が濃ければ美味しいと感じる
人も多くなってきているのでしょうね。
by punchiti (2011-07-03 11:55) 

子供の頃、今ほど外食に行かなかった時代、
年一回子供会で『あさくま』に連れて行ってもらった思い出があります。
コーンスープがとてもおいしかった。
今はそのお店は無くなってしまいましたが…
by mari (2011-07-03 16:25) 

punchiti さん、ハンバーガー、ハンバーグとも強いソースが好まれる傾向にあるようですね。ソースは食材をひきたてるためにとてもたいせつなものですが、あくまで脇役だと思います。また、ソースで原材料の悪さを隠そうとする意図があるのなら、悲しいことだと思います。
by wattana (2011-07-03 17:38) 

mari さん、私は今、毎日が外食ですが、「あさくま」で食事をすることは、非日常なこと、特別なことだった時代があります。その時のイメージが強く残っているので、経営者が変わった現在の 「あさくま」には違和感があります。
by wattana (2011-07-03 17:43) 

素敵なお店なのに。。
ハンバーグが残念でしたね～
by 水無月 (2011-07-03 18:27) 

水無月さん、サラダバーを何度も利用してお腹いっぱいにするのが目的ではなかったので、残念でした。
by wattana (2011-07-04 06:22) 

あさくまというと、普通のファミレスより
ちょっとお値段も高級という感じのイメージ
だったのですが、今はこんなふうになってしまった
のですね。
この盛り付けは、ほんとに寂しい感じがします。
by じゅりあん (2011-07-04 23:02) 

じゅりあんさん、そうなんです。
ちょっと上のクラスの 「あさくま」は昔のこと、
経営者が変わった今、ふつうのレストランです。
by wattana (2011-07-05 06:31)