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「名演小劇場」へ行ってきました [大人の社会見学(文化施設・セミナー・工場見学等)]

10月28日(水曜日)午前10時30分頃に
「名演小劇場」へ行ってきました。
(愛知県名古屋市東区東桜2-23-7)

「名演小劇場」へ行った目的は、
10月24日(土)から11月13日(金)まで上映されている
「ファイティング・シェフ ~美食オリンピック~ 」という
映画を見るためです。

「ファイティング・シェフ ~美食オリンピック~ 」は、
2007年1月23日と24日にフランスのリヨン市で開催された
フランス料理のオリンピックと言われる
「第10回ボキューズ・ドール国際料理コンクール」に参加したスペイン代表を、
スペイン大会で優勝し本選出場が決まってから
リヨンでの本選までを追ったドキュメンタリー映画です。

各国代表がフランス料理のオリンピックで
金メダルを獲得するために競う姿を見て、
フランス料理人には体力が必要であることを再認識しました。

さて、「ファイティング・シェフ ~美食オリンピック~ 」では
「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」に参加した
各国代表の‘闘うシェフ’の姿が映し出されていましたが、
一般のフランス料理店のシェフの闘いとは異なると思いました。

もちろん、一般のフランス料理店には、多かれ少なかれ、
競合するレストランとの闘いがあると思います。

しかし、一般のフランス料理店のシェフが闘っている相手は、
お客さまであると私は思います。

フランス料理店にご来店してくださるお客さまは、
美味しい料理を食べたい、
自分では作れない料理が食べたい、
素晴らしいサービスを受けたいなどの
希(のぞみ)をお持ちだと思います。

その希が叶ったとき、
「また食べたい」、「また来たい」といった言葉を
お客さまからいただけると思います。

でも、お客さまの希はそれで終わりではありません。

もっと美味しい料理、もっと素晴らしいサービスをという
希を持って(期待して)再びご来店されます。

前と同じ料理、前と同じサービスでは、
お客さまから「また食べたい」、「また来たい」という言葉は
聞かれないと思います。

「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」に参加するシェフは、
金メダルを獲得すれば、目標達成(闘いに勝つ)ですが、
一般のフランス料理店のシェフのお客さまとの闘いには
終わりがないと思います。

挑戦はいつまでも続くと思います。


フランス美食の世界

フランス美食の世界

  • 作者: 鈴木 謙一
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 単行本


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