「ビッグ富士入野店」へ行ってきました [スーパー・食料品店・ドラッグストア]
平成15年9月に厚生労働省と農林水産省が合同で作成した
「加工食品の表示に関する共通Q&A」(第2集:期限表示について)を見ると、
「賞味期限」の定義は次のようになっています。
・・・定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての
品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。
ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持
されていることがあるものとする。・・・
そこで、私の家にある加工食品の一括表示欄にある
「賞味期限」と「保存方法」を調べてみました。
①爽健美茶(清涼飲料水)
●賞味期限:キャップに記載
●保存方法:高温・直射日光をさけてください
②ルックオーケストラ(チョコレート菓子)
●賞味期限:この箱の下面に記載してあります。
●保存方法:直射日光をさけ、28℃以下で保存してください。
③角切りんごヨーグルト(はっ酵乳)
●賞味期限:上ぶたに記載
●保存方法:要冷蔵10℃以下
さて、9月28日(金曜日)午後5時頃に
「ビッグ富士入野店」へ行ってきました。
(静岡県浜松市入野町303-1)
「ビッグ富士」を運営する株式会社ビッグ富士(静岡県磐田市)のホームページを参照すると、
「ビッグ富士」は、週末4日間だけ営業する生鮮3品と一般食品を中心に扱う食品専門スーパーで、
静岡県下に7店舗あるそうです。
「ビッグ富士」は、ジャンボ市とかビッグ市と呼ばれ、
低価格が売り物のお店です。
「ビッグ富士入野店」の迷路のような売場を歩きながら商品を見ていくと、
「ちょっと乱暴な売り方だなぁ~」と思いました。
●ハムソーセージ売場では、オープン冷蔵ケースに商品が大量に山積みされています。
これだけ山積みされていると、冷気がケース内を循環しないので、
冷蔵ケースに入れている意味がないと思います。
●ハムソーセージ売場、ヨーグルト売場では、冷蔵ケースではなく、
平テーブルの上に山積みされている商品がありました。
指定された保存方法が「要冷蔵10℃以下」の商品を室温で陳列販売することは、
商品の劣化につながると思います。
低価格の実現のためには、多少の商品劣化はしょうがないのでしょうか?
いいえ、人の命に直接影響を与える食品においては、
価格よりも、安全性が優先されることは言うまでもないことだと私は考えます。
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