「ダイヤモンドシティ・キリオ」へ行ってきました

イオングループの株式会社ダイヤモンドシティは、
ショッピングセンターの開発・運営を行う会社です。

同社は、同社の公式サイトによると、
１９６９年にジャスコ（現：イオン株式会社）と
三菱商事株式会社の折半出資で設立された会社です。
しかし、２００６年４月～５月に行われたイオンによる株式の公開買付に応じ、
三菱商事が株式を売却したことによりイオン株式会社が大株主となりました。

さらに、ダイヤモンドシティは、イオングループのデベロッパーである
イオンモール株式会社と今年８月２１日に合併すると発表しています。
存続会社はイオンモールで、ダイヤモンドシティは解散するそうです。

ダイヤモンドシティの‘ダイヤモンド’は言うまでもなく、
三菱グループのマーク「スリーダイヤ」から取ったものです。

ダイヤモンドシティという会社名にしたのは、１９６９年当時は、
商社のパワーの方が流通業（小売業）よりも
勝っていたためなのでしょうか？

さて、５月２０日（日曜日）午前１１時１５分頃に、
「ダイヤモンドシティ・キリオ」へ行ってきました。
（愛知県一宮市木曽川町黒田字南八ツケ池25-1）

●ダイヤモンドシティがイオンモールに吸収合併されると、
　　「ダイヤモンドシティ・キリオ」は「イオンショッピングセンター・キリオ」、
　　または「イオンショッピングセンター木曽川」に名称変更されるのでしょうか？
　　‘ダイヤモンド’は三菱グループを連想させるので、イオンショッピングセンターに
　　名称変更した方が‘イオン’のショッピングセンターであることが明確になると思います。
●イオングループのもう一つのデベロッパーであるロック開発株式会社は、
　　大和ハウス工業とイオンとの共同出資会社ですが、
　　ダイヤモンドシティ同様、イオンモールに吸収合併されるのでしょうか？
　　開発しているショッピングセンターのタイプが異なるので、
　　合併させないかもしれませんね。

それにしても、イオンの歴史は‘合併’の歴史ですね。

イオンの旧社名「ジャスコ」は、
岡田屋、フタギ、シロの３社によるJapan United Stores Companyの略です。

＜注＞
　①「ジャスコ」は現在、イオンが展開する店舗ブランドで、琉球ジャスコとSiam JUSCOを除き、
　　ジャスコという会社はなくなりました。
　②「イオン」は店舗ブランドではなく、社名、グループ名、ショッピングセンター名です。