「フードワン鴨江店」へ行ってきました [スーパー・食料品店・ドラッグストア]
平成１８年度版「高齢化の状況及び高齢社会対策の実施の状況に関する年次報告」
（高齢社会白書）によると、２００５年１０月１日時点の日本の高齢化率は２０.０４％で、
初めて２０％を超したそうです。
●高齢者 ：６５歳以上
●高齢化率：高齢者人口の総人口に占める割合
高齢社会白書は続いて、日本の高齢化は年々進み、
２０１５年には２６.０％、２０５０年には３５.７％になると予想しています。
さて、５月１８日（金曜日）午前１１時１５分頃に、
建設中の「フードワン鴨江店」へ行ってきました。
（静岡県浜松市鴨江鴨江２ー４３－１）
工事は現在、鉄骨を組み上げている段階で、
工事現場にある案内を見ると、
「フードワン鴨江店 今夏オープン」となっています。
（遠鉄ストア鴨江店の建替え）
鉄骨の組み上げを見ると、
「フードワン鴨江店」は、２階建てのようです。
２階の売場がどうなるのか、
それとも２階部分は事務所になるのか、
私には分かりませんが、
もし２階も売場になるのなら、
ちょっと気になることがあります。
それは、同店の周辺地域は古くからの住宅街であることに関係します。
すなわち、高齢者が多い地域のスーパーマーケットだということです。
そこで、浜松市の公式ページで、同店の周辺地域の高齢化率を調べてみました。
●鴨江１丁目 ３２.３％（６０３人／１８６６人）
●鴨江２丁目 ２６.１％（７１９人／２７５８人）
●鴨江３丁目 ２６.４％（７８１人／２９５６人）
●西伊場町 １６.９％（６５７人／３８７７人）
鴨江１丁目、２丁目、３丁目の高齢化率がかなり高いことがわかりました。
そうなると、「フードワン鴨江店」に買い物にいらっしゃるお客様は、
徒歩／自転車を使った高齢の方が多いと予想されます。
鴨江地区は、坂の多いところです。
スーパーマーケットに買い物に行って、
階段を使って２階へ上り下りするのは、
高齢の方にとって辛いことだと思います。
もし、「フードワン鴨江店」の２階部分も売場となるのであれば、
エレベーター、またはエスカレーターが欲しいですね。
費用のことを考えれば、難しいのでしょうが、
こういった配慮は、高齢社会の日本においては必要なことだと思います。
「毎日が低価格」のスーパーマーケットよりも、
あらゆる点で‘質’が高いスーパーマーケットの
存在感が増す時代が来ると思います。
