茶カフェ深緑茶房の「お茶教室」が2017年8月29日(火曜日)午前11時より開かれました。


~ 三重県松阪市の茶農家(農事生産法人・有限会社深緑茶房)が直営する茶カフェ深緑茶房は、名駅ミヤコ地下街4番出口を出てセブンイレブンの裏隣です。

講師は、深緑茶房の茶長(社長のこと)で日本茶インストラクターの松本浩さん。今回のテーマは、~茶葉色の違うお茶「緑青紅黒」を飲み比べる~ です。




さて、「お茶は緑色なのに、どうして茶色というのか」、学名がカメリア・シネンシスという茶(チャ)の樹から摘んだ生葉を加工した緑茶、烏龍茶および紅茶の栽培方法、製造方法の違いなどのレクチャーの後、飲み比べに入りました。

飲み比べる前に、茶葉色の違いをチェックしました。


~ (左上から時計回りに)緑茶(釜炒)、ウーロン青茶、黒茶(※)、紅茶、緑茶(蒸し)の5種類の茶葉。

(※)黒茶は、茶葉を微生物によって発酵させたもので「後発酵茶(あとはっこうちゃ)」、「微生物発酵茶」と呼ばれています。黒茶の代表は、プーアル茶(中国茶)。日本国内には、碁石茶(高知県)、石鎚黒茶(愛媛県)、阿波番茶(徳島県)などがあります。

5種の茶葉の抽出は、湯温90℃x3分間です。



抽出された5種のお茶の水色(すいしょく)を比べると、ずいぶん違うのがわかります。


~ (左上から時計回りに)緑茶(釜炒)、ウーロン青茶、黒茶、紅茶、緑茶(蒸し)。

続いて、凍頂烏龍茶、祁門紅茶およびプーアル茶を飲み比べました。


~ (左から)凍頂烏龍茶、祁門紅茶、普洱茶。



なお、9月度の「お茶教室」は9月26日(火曜日)午前11時より開かれる予定です。

☆ 茶カフェ深緑茶房「お茶教室(2017年8月度)」
 (名古屋市中村区名駅四丁目26-25メイフィス名駅ビル1階)
☆ 2017年8月29日(火曜日)午前11時~午後0時5分頃