8月3日(日曜日)の午後1時前に、
名古屋・覚王山(かくおうざん)にある「揚輝荘」へ行ってきました。


~ 「揚輝荘」北園の正門。

「揚輝荘」は、大正から昭和初期にかけて株式会社松坂屋の
初代社長15代伊藤次郎左衛門祐民さんによって建設された別荘です。

「揚輝荘」は2007年(平成19年)に名古屋市に寄贈され、
2008年(平成20年)に5棟の建造物(聴松閣、揚輝荘座敷、伴華楼、三賞亭、白雲橋)が
名古屋市指定有形文化財に指定されています。


揚輝荘と祐民―よみがえる松坂屋創業者の理想郷 (東海 風の道文庫)

  • 作者: 揚輝荘の会
  • 出版社/メーカー: 風媒社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本




さて、「揚輝荘」の南園にある
「聴松閣(ちょうしょうかく)」では
毎月第1日曜日にセミナーが開催されています。


~ 「聴松閣」は、1937年(昭和12年)に迎賓館として建設された洋館です。


~ 「聴松閣」の玄関前(車寄せ)に、「喫茶べんがら」(旧・食堂)の案内板がありました。

セミナーが始まる午後1時半までに時間があったので、
1階の「喫茶べんがら」でコーヒーブレイク。


~ ブレンドコーヒーとゼリー&クッキー。

地下の多目的室(旧・舞踏場)で開催されたセミナー、
演題「茶屋町を通った象」で、
講師は美術家の林慎治さんでした。


~ 5度目となる(諸説あるそうです)日本への象の渡来となる1728年(享保13年)に長崎に到着した象が、
   陸路で江戸まで運ばれた時のお話でした。

ところで、
「揚輝荘」では8月に2つのイベントが企画されています。

8月8日(金曜日)は、
「まるはちの日記念イベント」。

8月29日(金曜日)は、
「聴松閣開館1周年記念イベント」で、
「聴松閣」が無料開放されます。

両日とも北園にある茶室「三賞亭」において、
お茶会「台湾銘茶紀行 ~味と香りと茶芸体験~」が開催されます。


~ お茶会が開催される煎茶の茶室「三賞亭」。



☆ 「揚輝荘(ようきそう)
  (名古屋市千種区法王町2-5-17)
☆ 2014年8月3日(日曜日)午後0時45分頃利用



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