3月14日(金曜日)の正午前に、
名古屋・覚王山(かくおうざん)にある
「揚輝荘(ようきそう)」へ行ってきました。


~ 「揚輝荘」のパンフレット(有料)。

「揚輝荘」はパンフレットを参照すると、
株式会社松坂屋の初代社長だった
伊藤次郎左衛門祐民(いとうじろざえもんすけたみ)によって
覚王山日泰寺の東南に隣接する森を切り開いて構築された別邸で、
1939(昭和14)年頃の完成時には、
約1万坪の敷地内に30数棟の各種建造物が建っていたそうです。

マンションなどの開発によって
敷地面積は最大時よりもかなり減ったそうですが、
それでも現在一般に公開されている
北園が約6,500㎡、南園が約2,700㎡あるそうです。

さて、
「揚輝荘」の往時の広さを実際に歩いて確認するために、
広小路通の末盛通2丁目交差点から姫池通を北へ歩いてみました。

「揚輝荘」の敷地だったところにある食品スーパー、
かつては松坂屋系列の「松坂屋ストア」でした。


~ 食品スーパー「ピーコックストア 月見ヶ丘店」、運営しているのはイオングループのイオンマーケット株式会社(本社:東京都杉並区)です。※3月31日(月曜日)を以って営業を終了(閉鎖)するそうです。

姫池通(愛知県県道30号線)をさらに北に歩き、
「揚輝荘」を東側から時計回りと反対方向に周回し、
北園を経て「聴松閣(ちょうしょうかく)」がある南園に到着。


~ 「聴松閣」に入館するには、入館料(大人300円)が必要です。

迎賓館だった「聴松閣」の1階には、
「喫茶べんがら」(旧食堂)があります。



「喫茶べんがら」で
ひと休み。



注文したのは、
お抹茶(お菓子付)。


~ 手作りの桜羊羹が付いてきました、400円(税込)。

クッキーを追加。


~ これも手作り、3種のクッキー(150円)。

♪♪ 「揚輝荘」では4月6日(日曜日)、~春を楽しむ会2014 in 揚輝荘~ が開催されます。お抹茶、模擬店、歌と音楽・パフォーマンスなどのイベントが予定されています。

☆ 「揚輝荘(ようきそう)
  (名古屋市千種区法王町2-5-17)
☆ 2014年3月14日(金曜日)午前11時50分頃利用


揚輝荘と祐民―よみがえる松坂屋創業者の理想郷 (東海 風の道文庫)

  • 作者: 揚輝荘の会
  • 出版社/メーカー: 風媒社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本