女将塾「愛される所作~墨色の会」が2019年10月23日(水曜日)、名鉄百貨店本店本館9階のバンケットルームにおいて開催されました(午前の部・午後の部・特別会・夜の部の4部制)。講師は、享保元年(1716年)創業の京菓匠「笹屋伊織」十代目女将の田丸みゆき先生。


〜 京都観光おもてなし大使でもある田丸みゆき先生。

今回の女将塾「愛される所作~墨色の会」においては、京都の伝統遊戯「投扇興(とうせんきょう)遊び」が組まれていました。「投扇興遊び」は、扇を投げて「枕」と呼ばれる台の上の「蝶」の形をした的を落として、蝶の立・倒、枕と扇の位置関係により点数表を参照して採点し勝敗を決める京都の伝統遊戯です。


〜 「投扇興遊び」の点数表。





さて、京都の伝統遊戯「投扇興遊び」がどんな遊戯なのか、田丸みゆき先生のお手本をご覧ください。


~ 扇を投げて枕(台)の上に乗った蝶(的)を落とします。

扇を投げた!


〜 扇が蝶に当たった!


〜 蝶が立てば高得点。


~ 蝶(的)が立っているので「早蕨」(8点)。

田丸みゆき先生のお手本が終わると、参加者が10投(5投x2回)した合計点数で順位を争いました。

なお、今月のお菓子は「ハロウィンの和菓子(かぼちゃ・おばけ)」でした。