山崎製パン株式会社がホームページのIRライブラリーに載せている「第69期報告書(2016年1月1日~12月31日)」を参照すると、同社の同期連結売上高1兆419億43百万円に占める和菓子部門の売上高は712億17百万円(売上高構成比6.8%)です。

日本を代表する和菓子屋「とらや」(株式会社虎屋)の2016年の売上高が185億92百万円(参照:「とらや」ホームページの会社概要)ですから、山崎製パンの和菓子部門の売上高がいかに多いかがわかると思います。



さて、スーパーマーケット、ドラッグストアなどの食品小売店舗において販売されている山崎製パンの和菓子といえば、串団子、大福、まんじゅうなどです。


~ (上から時計回りに)きんつば、吹雪まん(つぶあん)、黒糖まん(こしあん)。


~ 一口羊羹(小倉と挽茶)。


~ 吹雪まん(つぶあん)の裏面。

吹雪まん(つぶあん)の裏面に載っている一括表示を見ると、使用されている原材料は次の通りです。

「吹雪まん(つぶあん)」原材料名:つぶあん、砂糖、小麦粉、でん粉、卵白、やまいも粉、水あめ、ソルビット、膨張剤


使用している原材料の中で、「ソルビット」と「膨張剤」が添加物です。

食品表示法に基づく新しい食品表示ルール「食品表示基準」では、原材料名欄に原材料と添加物を明確に区分して表示することになっていますが、山崎製パンは旧食品表示ルールに準拠した表示となっています(新ルールへ対応への猶予期間:2020年3月31日まで)。

原材料は、もっとも一般的な名称で、使用した重量の割合の高い順に表示されています。

山崎製パンの「吹雪まん(つぶあん)」において最も重量の割合の高いのは「つぶあん」です。「つぶあん」は小豆、砂糖などから作られる加工食品(中間加工原材料)なので、山崎製パンの「つぶあん」は自社製造ではなく、外部から購入していると思われます。

新しい食品表示がわかる本

  • 作者: 森田 満樹
  • 出版社/メーカー: 女子栄養大学出版部
  • 発売日: 2016/11/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)