笹屋伊織の女将塾「愛される所作~茶色の会」が2017年11月9日(木曜日)、名鉄百貨店本店本館9階のバンケットルームにおいて開催されました。午前・午後・夜の3部制。

講師は、創業享保元年(1716年)の京菓匠「笹屋伊織」10代目女将の田丸みゆきさん※です。



笹屋伊織の女将塾「愛される所作」は毎月のテーマカラーが決まっています。

「今年度は、毎月の色のテーマを決めました。お召し物や小物に各回のテーマの色を少し意識して楽しんで頂ければと存じます。」
が田丸先生から受講者へのメッセージです。

※田丸先生のプロフィール、定期セミナー情報などについては、「田丸みゆきオフィシャルサイト」をご覧ください。 → こちら

これまでに開催された笹屋伊織の女将塾「愛される所作」につきましては、田丸みゆきオフィシャルサイトのセミナーレポートをご参照ください。

 



さて、2017年11月9日の午後2時5分頃より始まった笹屋伊織の女将塾「愛される所作~茶色の会」(2017年度第8回)の午後の部を受講しました。



田丸先生が選んだ「今月のお菓子」は、冬を告げるお菓子の「亥の子餅」と「お火焚きまんじゅう」の2品です。

一つ目のお菓子は、亥の月(旧暦10月)・亥の日・亥の刻(今年は11月8日の午後10時前後)に、無病息災と子孫繁栄を願って食べる風習がある「亥の子餅」。


~ 笹屋さんの「亥の子餅」(漉し餡)。


~ 2つの行事菓子についてレクチャーをする田丸先生。

2個目のお菓子「お火焚きまんじゅう」は、「亥の子餅」と同じころに、京都の普段使いのお菓子を扱う「おまんやさん(おまんじゅうやさん)」やお餅屋さんの店頭に並ぶ家内安全、無病息災、商売繁盛、火除けを祈るまんじゅう。


~ 笹屋さんの「お火焚きまんじゅう」は、一般の「お火焚きまんじゅう」が小麦粉を使った生地なのに対し、薯蕷粉(上用粉)、つくね芋を使う薯蕷生地で粒餡を包餡してあります。

次回は、2017年12月14日(木曜日)に開かれる女将塾「愛される所作~赤色の会」です。
 ・今月の色    :赤色
 ・今月のお菓子  :ワインに合う和菓子
 ・ワンポイント講座:立食パーティーでのマナー
 ・参加費     :1,500円

お申込、問い合わせは、京都イオリカフェ名鉄百貨店(電話:052-585-2924)まで。

これまでに開催された笹屋伊織の女将塾「愛される所作」につきましては、田丸みゆきオフィシャルサイトのセミナーレポートをご参照ください。



老舗京菓匠女将にならう 愛される所作

  • 作者: 田丸 みゆき
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2016/10/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)