2013年7月28日(日曜日)、みえ歴史街道構想四日市地域推進協議会と三重県四日市地域防災総合事務所が主催した

  「日永の追分から東海道をあるく」
    ~内部・八王子線に乗って~

に参加しました(参加費:無料)。

♪ 協賛 : 四日市市・菰野町・朝日町・川越町
♪ 協力 : 日永郷土史研究会、東海道日永郷土資料館

集合場所は、近鉄内部(うつべ)線の追分駅前。受付開始は、午前8時30分。


~ 近鉄四日市を午前8時14分に発車する近鉄内部線「内部行」に乗車、「追分」に時刻表通りの8時26分に到着。


~ 追分駅の近くの東海道沿いに以前、和菓子屋さんがありましたが、残念なことに今は営業していません。

起点の追分駅前を午前9時5分過ぎにスタート。


~ スタート前に撮った追分駅前の写真です。午前8時43分発「四日市行」の電車がホームに停車中です。

 



さて、最初に見学をしたのは「日永の追分」。


~ 東海道(右)と伊勢街道(左)の分岐点です。

次の見学地は、7月28日が開館初日の「東海道日永郷土資料館」。


~ 日永の歴史などについてのお話を聞き、館内を見学しました。

「東海道日永郷土資料館」を見学した後、東海道を北(「四日市宿」方面)へと歩きました。

日永の一里塚、日永神社を見学した後、三重県指定伝統工芸品の「日永うちわ」を製造している日永2丁目にある株式会社稲藤(いなとう)を訪ねました。

明治14(1881)年創業の稲藤は、「日永うちわ」を作っている唯一の会社だそうです。



稲藤の稲垣社長から「日永うちわ」の歴史などのお話を聞いた後、「日永うちわ」の製造(すべて手作り)を見学しました。

稲藤の見学で、「日永の追分から東海道をあるく」の全行程が終了。

稲藤から遠くない南日永駅から内部線に乗って近鉄四日市駅に行く方法がありますが、わたしは「四日市宿」を目指して東海道をさらに北へと歩きました。


~ 団扇最中の太平屋老舗。


~ 鹿化川(かばけがわ)にかかる鹿化橋付近から大宮神明社方面を撮った写真です。鹿化橋の南側辺りには昔、昭和30年頃に四日市市北町へ移転した「笹井屋」などの複数の、なが餅屋さんがあったそうです。

鹿化橋からさらに「四日市宿」を目指し歩きましたが、あまりにも暑いので南浜田町で東海道から外れ、鵜の森公園へ向かいました。

鵜の森公園内にある四日市市茶室「泗翠庵(しすいあん)」でひと休み。




~ 諏訪栄町にある「芳乃舎」製のお菓子です(菓銘は「まりも(毬藻)」だったと思います)。

「泗翠庵」で涼をとった後、東海道へ戻り、さらに歩きました。

商店街(諏訪栄発展会と表参道スワマエ発展会)、諏訪神社前を通り、到着したのが、ここです。


~ 四日市市中部にある道標(複製)。「すぐ江戸道」の「すぐ」は、「まっすぐ」という意味だそうです。

ここまで、近鉄追分駅前から6kmほど歩きました。

今回の「東海道を歩く」は、ここで終了。

打ち上げは、道標(複製)の近くにある創業宝暦年間(1752~1765年)の御菓子所「紅屋」。




~ 水ようかんと「紅屋」の代表銘菓「汐見」をいただきました。