農林水産省東海農政局園芸特産課が発行した
「国産野菜で健康づくり」という冊子を見ると、

1日5皿分(350g)以上食べましょう!

野菜は成人1日350g以上(生材料として)とることが必要です。料理に換算すると1皿分がおよそ70gで例にならって5皿分食べると350gになります。

と記載されています。



でも、
生野菜を毎日350g食べることは
なかなか大変なことなので、
生野菜の代わりに
野菜ジュースを飲む人が
いると思います。


~ 4月5日 (木曜日)に 「イオン各務原 (かかみがはら)店」で買った紙パック (200g) 入りの野菜ジュースです。

スーパーマーケットなどで
野菜ジュース (または野菜ミックスジュース)を購入するときに
食品表示をしっかり読まないと、
自分が望んでいるものとは違う
ジュースを購入することがあると思います。

さて、
次の2枚の写真をご覧ください。
いずれも野菜汁100%のジュースではありません。


~ 野菜汁51%+果汁49%=100%。商品名は 「無添加野菜 濃い野菜と果物」ですが、義務表示事項 (一括表示欄)を見ると、名称は 「にんじんミックスジュース」となっています。


~ 野菜汁・果汁100%(野菜汁分52%) → 果汁は48%となります。商品名は 「農協健康菜園 日本の野菜と果物」ですが、義務表示事項 (一括表示欄)を見ると、品名は 「にんじんミックスジュース」となっています。

次に、
下記の写真に写っている野菜ミックスジュースの
商品名をご覧ください。


~ (左側)「野菜と果実 橙色のジュース」、(右側)「果実と野菜 紫色のジュース」です。

ジュースの色が
橙色か紫色という違いではなく、
野菜汁と果汁の配合比率によって
商品名 (野菜が先か、果実が先か)が違っています。

すなわち、
野菜汁が50%(=果汁50%)の場合は
「野菜と果実」と野菜が先になっています。

野菜汁が30%(=果汁70%)の場合、
「果実と野菜」と果実が先になっています。

このことは
パッケージの下部に記載がありますが、
よく見ないと見落としてしまいます。





このように、
野菜ジュース (または野菜ミックスジュース)といっても、
中身はいろいろです。

野菜ジュースを購入するときは、
パッケージに記載されている食品表示を
しっかり読む必要があると思います。


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