2019年11月7日(木曜日)午後0時15分頃、愛知県西尾市亀沢町にある日本初の古書ミュージアム「西尾市岩瀬文庫」へ行ってきました。


~ 「西尾市岩瀬文庫」の外観。右側の白い建物が本館、正面の茶色の建物は旧書庫。


~ 旧書庫(国登録有形文化財、大正10年頃建造)。

「西尾市岩瀬文庫」は、西尾市生まれの実業家・岩瀬弥助さん(1867~1930)が明治41年(1908年)に私財を投じ独力で設立した私立図書館が始まりで、戦後に西尾市の施設となり、平成15年(2003年)4月に日本初の古書ミュージアムとしてリニューアルオープン、平成19年(2007年)12月7日に登録博物館となった。蔵書数は8万点余り。入館料無料。(「西尾市岩瀬文庫」のホームページおよびパンフレットを参照。)


「西尾市岩瀬文庫」のホームページは、→ こちら

古書の博物館「西尾市岩瀬文庫」へのアクセスは、公共交通機関を利用する場合、名鉄(名古屋鉄道)西尾線の西尾駅から西尾市コミュニティバス「六万石くるりんバス」市街地線(右まわり又は左まわり)に乗り(※)、「図書館・岩瀬文庫西」停留所で下車する方法があります。

(※)西尾市ホームページに載っている「六万石くるりんバス時刻表」を参照すると、西尾駅から図書館・岩瀬文庫西までの所要時間は、右回りで17分、左回りで26分となっています。


わたしは、西尾市コミュニティバス「六万石くるりんバス」の本数が少ないので、名鉄西尾線の西尾口駅(西尾駅の一つ手前の駅)から歩きました。約1kmです。


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さて、日本初の古書ミュージアム「西尾市岩瀬文庫」において2020年1月19日(日曜日)まで、第73回全国お茶まつり愛知大会協賛 企画展「茶 ~岩瀬文庫資料にみる茶のさまざま~」が開かれています(入場無料)。

企画展が開かれている企画展示室は本館2階にあります。


~ 常設展示室の奥が企画展示室です。


~ (ただいまの企画展は館蔵品のみの出品のため)「館内の撮影はご自由にどうぞ」。


~ 企画展示室。

企画展「茶~岩瀬文庫資料にみる茶のさまざま~」において、「一 始まりは薬だった~お茶の効能~」、「二 文化の茶」、「三 茶を生業に~産業としての茶~」および「四 お茶飲む人々」の4つに分類された40点ほどの古書が展示されていました。


~ 「喫茶養生記」栄西著 江戸時代後期写(成立は1211年)。


~ 「茶湯早指南」月斎我眉山人著 文化6(1809)年刊。


~ 「東海道五十三次柳樽」春の屋繊月編・国重画 嘉永2(1836)年刊。


~ 「冨士三十六景」安藤広重(初代)画 安政5(1858)年。

今回の企画展の展示目録(展示品リスト)はありませんが、図録が本館1階の休憩室で購入できます(税込300円)。

「西尾市岩瀬文庫」本館の2階には、常設展示室、企画展示室のほかに閲覧室があります。


~ 所蔵資料の閲覧が無料でできる閲覧室、予約・紹介状不要。

企画展を観覧後、1階の休憩室で図録を購入した後、抹茶(干菓子付き)をいただきました(税込200円)。


~ 1階の休憩室。


~ 西尾の抹茶(干菓子付き)、200円(税込)。

なお、西尾市文化会館から歴史公園周辺一帯において11月16日(土曜日)と17日(日曜日)に「西尾の抹茶博」が開催されます。


~ 「西尾の抹茶博」のポスター。

☆ 日本初の古書ミュージアム「西尾市岩瀬文庫」
 (愛知県西尾市亀沢町480番地)