湖東焼(ことうやき)は、彦根城下の呉服商・絹屋半兵衛らによる文政12年(1829年)の開窯から明治28年(1895年)の山口喜平窯の閉窯までの67年間、彦根で焼かれた焼物です。


~ 湖東焼の開祖と呼ばれている絹屋半兵衛の屋敷(彦根市元町2-16)。



湖東焼が主に焼かれた佐和山山麓の餅木谷(もちのきだに)の湖東焼窯場跡(彦根市古沢町字石ケ崎の合計8,550㎡)は、平成3年(1991年)3月30日に滋賀県の指定史跡に指定されています。



湖東焼窯場跡は、近江鉄道本線の佐和山トンネルの彦根側の西側にあります。


~ 正面の山が佐和山です。

※以上4枚の写真は、2017年5月28日に撮影したものです。



さて、2017年9月19日(火曜日)の午前11時5分頃に、たねや美濠(みほり)美術館」へ行ってきました。



「たねや美濠美術館」は、たねやグループの「たねや彦根美濠の舍(みほりのや)」に併設された湖東焼に特化された美術館です。


~ 「たねや彦根美濠の舍」。

「たねや彦根美濠美術館」において2018年1月下旬までの期間、特集陳列「絵師たちの仕事・美しい絵図の器」が行われています。



湖東焼の急須、煎茶碗などが展示(作品展示数:54点)されていますが、写真撮影禁止です。

☆ 「たねや美濠美術館」
 ・住 所 :滋賀県彦根市本町1丁目2-33「たねや彦根美濠の舍」内)
 ・開館時間:午前10時~午後5時
 ・休館日 :不定休(年末年始、展示替え期間中)
 ・入館料 :500円(税込)
 ・備 考 :湖東焼についての詳しいご説明が必要な場合は、
       土日祝日に限り美術館担当者による案内可。


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