足助(愛知県豊田市足助町)は、尾張・三河と飯田を結ぶ伊那街道(中馬街道とも)の中継地点として江戸時代から明治時代にかけて栄えた商人の町です。


~ 真弓橋から見る足助川沿いの住宅。
※この記事に掲載する写真はすべて2017年2月25日に撮ったものです。

安永4年(1775年)の大火で町並みのほとんどが消失したそうですが、大火直後から町は再建され、江戸後期から明治末期に建てられた建物が今も数多く残っている足助の町並みは平成23年(2011年)6月に重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されました。


~ 重伝建保存地区の足助町田町(三嶋屋辺り)。




さて、重伝建保存地区にある国指定重要文化財「旧鈴木家住宅」の修理工事現場が2017年2月25日(土曜日)に特別公開されました。


~ 修理工事現場見学の受付。

「旧鈴木家住宅」においては現在、平成32年度(2020)の部分公開、平成34年度(2022)の全面公開を目指して保存修理工事が行われているそうです。


~ 約1,230坪の敷地に主屋をはじめ16棟の建造物がある「旧鈴木家住宅」。






~ 「弘化3年」(1846年)と墨書がある。



☆ 国指定重要文化財「旧鈴木家住宅」保存修理工事現場(見学)
 (愛知県豊田市足助町本町20番地)
☆ 2017年2月25日(土曜日)午前10時~