岐阜城をいただく金華山の麓に広がる岐阜公園内にある
「岐阜市歴史博物館」では11月16日(日曜日)までの期間、

  特別展 岐阜が生んだ 原三溪と日本美術 守り、支え、伝える」

が開催されています。

 ・ 開館時間 : 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 ・ 休館日   : 11月10日(月曜日)
 ・ 観覧料   : 高校生以上800円、小・中学生400円


~ 特別展示室入口のパネル(撮影可)、室内は撮影禁止です。2014年10月18日撮影。



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さて、11月9日(日曜日)の午後、
「岐阜市歴史博物館」へ行ってきました。



午後2時30分開演の
茶室・数寄屋造りの権威である中村昌生さん(京都工芸繊維大学名誉教授)による
講演会「三溪公の茶の湯と建築」に参加しました。


~ 講演会の配布資料です。

中村先生の講演の後半、
三溪園にある臨春閣、蓮華院など建造物のスライドを投影しながらの
詳しい解説がありました。

三溪園には、
ずいぶん昔のことですが、
東京に住んでいたころに一度行ったことがあります。

その当時は茶の湯にはまったく興味がなかった頃だったためか、
スライドを見てもまったく思い出せませんでした。

ところで中村先生の講演会の前に、
岐阜公園内にある茶室「華松軒」(広間)で開かれていた
「原三溪顕彰市民茶会」に参加しました。

茶券代500円(お抹茶・和菓子付、税込)。



一般社団法人裏千家淡交会岐阜支部による呈茶で、
和菓子は大津市に本社がある叶匠寿庵製の「美濃亥の子餅」でした。



市民茶会の後、
茶室「華松軒」(立礼茶席)で一服いただきました。


~ 一服400円(お抹茶・和菓子付、税込)、和菓子は亀甲屋本舗製。

ちなみに茶室「華松軒」に隣接する茶室「青翠庵」は、
中村先生が設計された茶室(公共茶室)です。


~ この日、茶室「青翠庵」を外から見学することができました(写真撮影可)。



☆ 「岐阜市歴史博物館」
  (岐阜市大宮町2-18-1岐阜公園内)
☆ 2014年11月9日(日曜日)午後2時10分頃利用



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