愛知県常滑市は、知多半島の西海岸に位置する人口5万9千人ほどの都市です。

平安時代末期ころからの「古常滑」と呼ばれる焼き物の産地として知られ、瀬戸、信楽、越前、丹波、備前と並び、日本六古窯の一つとして数えられています。窯業は現在も常滑市の主産業だそうです(参照:常滑市ホームページ「市のあらまし」)。

古くから窯業の盛んな常滑市には、「常滑やきもの散歩道」と呼ばれる観光スポットがあります。「常滑やきもの散歩道」には、レンガ造りの煙突・窯、黒板塀の工場、土管・焼酎瓶などを利用した擁壁(土留め)などが残っています。


~ 登窯広場展示工房館(愛知県常滑市栄町6丁目145)内にある両面焚(りょうめんだき)倒焔式(とうえんしき)角窯(かくがま)


~ 国の重要有形民俗文化財に指定されている登窯(愛知県常滑市栄町6丁目208)。


~ 土管、焼酎瓶などが擁壁として利用されている散歩堂(愛知県常滑市栄町7丁目2-1)近くの坂道。


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さて、2020年2月14日(金曜日)、名鉄電車に乗って常滑市へ行ってきました。

常滑駅改札口からすぐの場所にある常滑市観光案内所に立ち寄った後、常滑駅の南にある「常滑やきもの散歩道」案内塔がある広場から「常滑やきもの散歩道」の出発点となっている常滑市陶磁器会館へと歩きました。


~ 「やきもの散歩道案内塔」がある広場。


~ 北山橋横の見守り猫「とこにゃん」。


~ 常滑市陶磁器会館(愛知県常滑市栄町3-8)。

常滑市陶磁器会館の前に「常滑やきもの散歩道」の案内板(番号1)がありました。


~ 案内板の番号(1~25)にそって歩くと、どこからでも一周できます。

次に向かったのは、案内板の番号順ではなく、大正10年(1921年)10月に架設された一木橋です。






~ 一木橋の上からスーパーマーケット「バロー常滑店」を撮った写真です。

一木橋の次に向かったのは、カフェ&ギャラリー「常滑屋」(愛知県常滑市栄町3丁目111)です。


~ 一木橋が見えます。


~ 「常滑屋」は、土管工場をリノベーションしたカフェ&ギャラリーです。



急須を選ぶことができる「常滑屋」では今回も、煎茶セットをオーダーしました。




~ 煎茶セットには、平八堂(愛知県常滑市本町3丁目70)の和菓子がつきます。

「常滑屋」で40分ほど休んだ後、「常滑やきもの散歩道」を登窯方面へと歩きました。

「常滑やきもの散歩道」へ行ってきました(常滑屋~登窯広場展示工房館~TSUNE ZUNE 常々)へ続く