愛知県半田市のミツカン本社の隣地にある「ミツカンミュージアム」(MIZKAN MUSEUM、愛称MIM)は、ミツカンの酢づくりの歴史を学ぶことができる体験型ミュージアムです。


~ ミツカン本社ビル(奥の建物)と「ミツカンミュージアム」(手前)。

体験型ミュージアム「ミツカンミュージアム」は、全館見学コース(所要時間90分)と「大地の蔵」のみを自由に見学する大地の蔵コース(所要時間30分)の2つのコースがあります。




にほんブログ村


グルメ・料理(全般)ランキング

さて、2020年1月11日(土曜日)の午前10時25分頃、「ミツカンミュージアム」へ行ってきました。


~ 「ミツカンミュージアム」の表門とエントランス。

今回は見学をするのが目的ではなく、MIMホールにおいて2020年1月10日(金曜日)より始まった企画展「酢っごい展 樽を知る」の観覧が目的です。

・企画展名:酢っごい展 樽を知る
・主催者 :ミツカンミュージアム(共催:一般社団法人招鶴亭文庫)
・会 期 :2020年1月10日(金)~2月9日(日)
・開館時間:午前9時30分~午後5時
・休館日 :木曜日、特別休館日1月15日(水)
・観覧料 :無料(予約不要)


~ 企画展「酢っごい展 樽を知る」のポスター「見て、触って、楽しく学ぶ」。

今回の企画展「酢っごい展 樽を知る」においては、お酢の容器の変遷(樽→壺→壜)を知ることができる展示がされています。


~ 企画展「酢っごい展 樽を知る」が開催されているミツカンミュージアムMIMホール。

企画展名の「酢っごい展 樽を知る」からもわかる通り、「樽」の展示に多くのスペースが割かれていましたが、わたしが興味を持ったのは「壺の時代」の展示です。


~ お酢の容器として実際に使われていた「樽」。


~ 「壺の時代 ~樽から壺へ~」コーナー。

お酢の容器が樽から壺へと変わった理由は、酒樽から壜へと日本酒の容器が変わったために中古樽の入手が難しくなったためだそうです。樽の代わりにお酢の容器として採用されたのが、ミツカンがある半田市に隣接する常滑市で製造された一斗壺(戦前は「一斗甕」と呼ばれていた)です。一斗壺は昭和7~8年(1932~3年)から昭和40年(1965年)頃までだそうです。


~ お酢の容器として実際に使われていた「壺」(常滑の焼酎瓶とそっくりです)。

次の写真は、常滑市の展示工房館に展示されている焼酎瓶と硫酸瓶です。



☆ 「ミツカンミュージアム」(MIZKAN NUSEUM、愛称MIM)
 (愛知県半田市中村町2-6)