2019年11月3日(日曜日/文化の日)、昭和美術館にある愛知県指定文化財「南山寿荘」が公開されました。


~ 「昭和美術館」(名古屋市昭和区汐見町4-1)。

「南山寿荘」は、尾張藩家老で裏千家十一代家元玄々斎の実兄の渡辺規綱(又日庵)が天保3年(1832年)に堀川沿いに建てた別邸の一部(「捻駕籠の席」と書院)を、昭和10年(1935年)に昭和美術館創設者の後藤幸三さんが当時の所有者から譲り受け、現在地に移築・増築した建造物です。


~ 池の向こう側の斜面に建つ「南山寿荘」。

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さて、2019年11月3日午後0時55分頃、「昭和美術館」へ行ってきました。12月8日(日曜日)まで開催されている令和元年下期展「茶道具の黒かたちと質感」を観覧した後、庭園を散策しました。


〜 庭園にある腰掛待合。


〜 橋の先に南山寿荘が見えます。

庭園の散策後、南山寿荘を見学しました。通常は非公開の2階の書院ですが、年に1回だけの公開日に入室することができます。書院の扇面欄間と障子は必見です。


~ 裏千家十一代家元玄々斎デザインの扇面の欄間(神代杉製)。


~ 玄々斎好みと言われる桟が細かい障子。

書院において抹茶とお菓子で一服しました。


~ お菓子は長寿園の「黒琥珀」。

☆ 愛知県指定文化財「南山寿荘」
 (名古屋市昭和区汐見町4-1「昭和美術館」内)


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