昭和41年(1966年)4月に発売された美川憲一さんが歌った「柳ケ瀬ブルース」で全国的に知られるようになった岐阜市「柳ケ瀬」は、柳ケ瀬本通商店街、高島屋南商店街、劇場通南商店街、日ノ出町商店街などから構成されているアーケード商店街です。


~ 劇場通南商店街と岐阜高島屋、2019年1月3日撮影。


~ 高島屋南商店街。撮影同上。

美川憲一さんが歌った「柳ケ瀬ブルース」に続いて、「柳ケ瀬」の知名度を高めたのは、柳ケ瀬商店街非公式キャラクターだったゆるキャラの「やなな」です。


~ ダンボールでごめんなさい「やなな」、2012年11月4日に行われた岐阜市農業まつりにおいて撮影。

やななは、2008年に登場し2013年に引退しました。

さて、現在の「柳ケ瀬」において集客力があるのは、岐阜高島屋です。


~ 岐阜市唯一の百貨店、岐阜タカシマヤの南側の出入口。2019年1月3日撮影(以下の写真も)。

「柳ケ瀬」にはシャッターが閉まったままの空き店舗が少なくありませんが、一部では再開発が進んでいます。


~ 建築計画のお知らせ「高島屋南地区第一種市街地再開発事業(建築主:高島屋南市街地再開発組合)」。


~ 着工のポスター(高島屋南市街地再開発組合)。

高島屋南商店街には、「閉店のお知らせ」が貼られている店舗が少なくありません。





前出の「建築計画のお知らせ」を参照すると、高島屋南地区の再開発ビルは、35階建て・高さ約130mで、住宅、公益的施設、商業施設、駐車場から構成され、2019年3月に着工し2022年8月の完成予定だそうです。