2018年11月30日(金曜日)の午後0時40分頃に、滋賀県東近江市蓼畑町(たてはたちょう)にある道の駅「奥永源寺渓流の里」へ行ってきました。


~ 廃校を利用した道の駅「奥永源寺渓流の里」、奥に旧体育館が見えます。

道の駅「奥永源寺渓流の里」は、2003年(平成15年)に閉校した旧政所(まんどころ)中学校の校舎を活用して2015年10月10日にオープンした道の駅です。

同駅は、道の駅としての3つの機能(休憩機能・情報発信機能・地域連携機能)だけでなく、市役所の出張所、診療所があり、防災機能、医療機能、行政機能を兼ね備えています。


~ 道の駅「奥永源寺渓流の里」の直売所。





さて、道の駅「奥永源寺渓流の里」の直売所には「政所茶」コーナーがあります。



「政所茶」は、東近江市の奥永源寺地域にある7集落※で生産されているお茶で、リーフレット「近江・奥永源寺 政所茶」(道の駅「奥永源寺渓流の里」発行)を参照すると、その起源は室町時代にまで遡るそうです。

※7つの集落:蓼畑町・杠葉尾町・黄和田町・政所町・箕川町・蛭谷町・君ヶ畑町。

次の写真をご覧ください。愛知川上流の御池川にかかる政所橋から撮った茶畑です。



政所橋を渡り、両側に茶畑がある坂道を上ります。



先道の上で振り向くと、眼下に今通ってきた茶畑が見えました。



急斜面にある「政所茶」の茶畑で農薬を使わないで栽培されている茶樹は、ほとんどが在来種だそうです。


~ 落ち葉が敷き詰められている「政所茶」の茶畑。

「政所茶」の茶畑における作業は終わり、これから積もる雪がとける来年の春まで越冬期間となるそうです。