2018年10月1日(月曜日)午後1時10分頃、彦根市金亀町(こんきちょう)の国指定名勝「玄宮楽々園」へ行ってきました。


~ 名勝「玄宮楽々園」の東口。観覧時間:午前8時30分~午後4時、年中無休。玄宮園単独の観覧料:200円。

名勝「玄宮楽々園」は、江戸時代に「槻御殿(けやきごてん)」と呼ばれていた旧彦根藩の下屋敷で、現在は庭園部分が玄宮園、建物部分が楽々園と呼ばれています。

玄宮園は、魚躍沼(ぎょやくしょう)と呼ばれる大きな池を中心とした大規模な池泉回遊式庭園です。


~ 魚躍沼畔から見える金亀山に建つ国宝彦根城天守。魚躍沼畔の建物は、手前が臨池閣、奥が鳳翔台。


~ 楽々園にある御書院(左側)、地震の間(正面)。

※ここまで、彦根市教育委員会文化財課が作成した指定文化財解説シートなどを参照しました。





さて、玄宮園にはかつて「春鶯軒、鳳翔䑓、臨池閣、涵虚亭」の4つの茶室があったそうですが、現在残っているのは、鳳翔䑓(鳳翔台)と臨池閣です。

涵虚亭跡(かんきょてい・あと)からは、佐和山城があった佐和山が見えます。



築山に建つ茶席「鳳翔台」においては、お抹茶(薄茶)と和菓子をいただくことができます。呈茶時間:午前9時~午後4時、年中無休。呈茶代:税込500円(お抹茶と和菓子)。


~ (左から)鳳翔台、臨地閣、(楽々園の)御書院。


~ 茶席「鳳翔台」。


~ 元彦根市市長・井伊直愛(なおよし)「悠然見南山」。



お菓子は、菓心おおすが(大菅製菓)「金亀(こんき)」。


~ 彦根城の別名は金亀城(こんきじょう)。菓心おおすが「金亀」は、炊き上げた鹿の子豆に錦玉を流しこみ、乾燥させ、亀甲文様に金箔をあしらった和菓子です。

☆ 名勝「玄宮楽々園」(滋賀県彦根市金亀町3-40)