豊田市郷土資料館において2016年11月27日(日曜日)まで、

平成28年度豊田市郷土資料館特別展
「旧家の蔵から~足助の町を彩った商人文化~

が開催されています。


~ 豊田市郷土資料館特別展「旧家の蔵から~足助の町を彩った商人~」のチラシ。

この特別展の関連企画として2016年10月23日(日曜日)に行われた「足助の町並み散策と旧鈴木家住宅修理現場見学」に参加しました。



さて、愛知県で最初に重要伝統的建造物保存地区に指定された足助(愛知県豊田市足助町)は、尾張・三河と飯田を結ぶ伊那街道の中継点として栄えた商家町です。


~ 真弓橋から見る川沿いの住宅。

今回の企画「足助の町並み散策と旧鈴木家住宅修理現場見学」における豊田市郷土資料館のスタッフなどによる説明つきの見学地は、普光寺、地蔵堂、旧鈴木家住宅、田口家住宅、足助陣屋跡、加藤家および中馬館の7ヶ所です。

この中から今回、萬屋田口家住宅と旧鈴木家住宅の修理現場をご紹介します。

最初は、萬屋(よろずや)田口家住宅です。


~ 築180年以上だと聞いた萬屋田口家住宅。

萬屋田口家は、明治後半まで製茶業を営んでいたそうです。大正に入るとお茶屋を営みながら、なたね油、金物、肥料、石油の販売をしていたそうです。




~ 茶甕(ちゃがめ)


~ 茶釜。


~ 石臼。


~ 説明をしているのは、足助観光協会会長でもある萬屋田口家当主の田口さん。

続いて、国の指定重要文化財の紙屋をしていた旧鈴木家住宅の保存修理工事現場です。











修理中の茶室も見せていただきました。